dentsu_renewal

サイト構造としては、それほど新しい感じはないようですが、ルックスはMicrosoftのMetro UIっぽくなって、印象もソフトになった気がします。
そういえばトップがFlashだった気が・・・。

巨大企業のコーポレートサイトとして、いい着地点のリニューアルではないかと。

whats_design_akioka_yoshio

「恥ずかしくないデザインをしたい。」という心境になります。

書かれたのは昭和49年、1974年頃。当時のデザインの課題の延長線上に今のデザインもあるんだなー、と感じられます。

『・・・いまは違う。専門分化なしに、何一つ作れない、工業化時代である。専門分化は折々、トータルなデザインを必要とする。専門と専門の間に谷ができるからだ。・・・』

21世紀のウェブサイトのデザインにおいても、細かく専門分化して専門と専門の間に谷ができてます。パソコンとインターネットで個人は拡張されていくはずなのに、その谷には脆い吊り橋だけが架かってるだけのような感じです。

デザイン以外の解決が必要なのかもしれませんが、デザインのできることはもっと深くて広いんだと思わせてくれる、おもしろい本でした。

2014年3月26日

andy_worhol_3701

春休みが始まったせいか、こんなに若い人で混雑する現代美術展はひさしぶり。
ウォーホルは若いときに皆が憧れるロックスターです。

ホントに久しぶりに見ました、ウォーホル。
今回の展示は1950年代の仕事も含めた膨大な作品で見応えありました。

ウォーホルが無邪気に崇拝したPOPは21世紀になって地に落ちたような気がしました。
大量生産/大量消費の時代が終わろうとしていて、その次の時代のテクノロジーとミームが現れてきている21世紀の新しいウォーホルはどんな人間だろうと空想すると、その人はアーティストじゃない気もしてきました。

展示から感じらる、ミーハーな軽薄さ、尽きる事ない他人への興味、不可解な人間性、卓越した造形センス、おおらかなナルシシズム・・・
もし、いまウォーホルが生きていたら、きっとSNSを楽しんでいた気がします。

大学生くらいの人たちで混雑する会場で、若い頃に大好きだった作品を改めて見る気恥ずかしさがありました(笑)。

2014年3月23日 アート

who-is-the-worlds-greatest-living-designer

知らない名前がいくつもあります。
勉強不足。

この名前から、いろいろ調べて勉強する。

Co.DESIGN

2014年3月21日 デザイナー

魅力的な腕時計ですが、OSはどうでしょうか。
それにしても、Googleがつくるプロモーション映像って、いつもなんかダサい(笑)
わざとダサくしてる感じが、ユーザーとして馬鹿にされてる気がしてくる。

『スマートウォッチをデザインするにあたっての5つの原則』

この原則で考えてみると、腕時計をタッチする操作は不自然なのかもです。
また、音声入力をするようですが、これもどうかと思ってます。
腕時計の向かって「オーケー、グーグル」って・・・。

最初期のウォークマンに録音機能がなかったように、
スマートウォッチには入力機能がなくていいかも。
そういうサービスがあればいいでしょ。

fashon_brand_logo_font

案外よくあるフォントだよ、ということのようです。
ちょっと勉強になる。

http://slamxhype.com/culture/every-streetwear-font-and-fashion-house-font-in-one-infographic/

よく見かけるログイン画面のあの画像文字。
そこに人権問題についての設問をがあって、今の気持ちを答えるというもの。
人道的な答えができなければ、人間ではないというユーモア。

とても頭がいいゲリラ・キャンペーン。

illuminating_graphics

リクルートのG8ギャラリーで『光るグラフィック展』見てきました。
う〜ん、なんというか・・・。
「輝く」のではなく「光る」というのが、まさしく正しい言葉に思えました。

「ウェブ」と「紙」、「CMYK」と「RGB」というアングル。
デジタルサイネージのような筐体での展示。
いずれも新規性は感じられなかったです。

個々の作品は目を見張る美しさで(デザイナー自身の手によるとは到底思えないほど)素晴らしいスクリプトで出来てるようでした。
ただし、壁に掛けられてチカチカと安っぽく自発光する “グラフィックデザイン” は惨めにチープに見えました。

有名デザイナーのうっとり眺めるような抽象的な “グラフィックデザイン” も素敵ですが、本来のグラフィックデザインの定義や機能や必要性を時代ごとに示すような展示が増えないと、ますますグラフィックデザインはチープで惨めになってしまいそうな気がしました。

F1らしくクールなCG。
なにより、わかりやすい。

今年のF1マシンは醜いと言われてるようですが、そうでもないように思えてきます。

2014年3月16日 映像・映画

これほどのクオリティのVFXを創る人たちがハリウッドで敬意を払われることなく、使い捨てのように扱われることに、悲しく、憤りを覚えます。

映像の日本語訳はこちら

90年代の Rhythm and Hues の仕事は驚異的なクオリティでした。覚えたばかりのインターネットで見たその制作プロセスはデジタルと手仕事による重層的で妥協のないオリジナルなものでした。
まぎれもなく、ひとつの「アート」であり、デジタルの制作とはこれほどのことが出来るのだと衝撃を受けました。

Rhythm and Hues のような大きな規模のスタジオでさえ映画の興行収入の何パーセントかを受け取るような契約とかできなかったのか。
請け負いのプロジェクトだけでなく、自ら映画製作に取り組んだらどうだったか。
何かを創る仕事が持続可能・成長可能であり続けるには・・・・とか。
・・・・いろいろ考えさせられます。

倒産の背景には映画製作に対しての各国の補助金の問題もあるようで、ドキュメンタリーはさらに続編があるらしいです。
http://www.hollywoodendingmovie.com

関連記事
http://takumikim.blogspot.jp/2013/02/rhythm-hues-studios.html

2014年3月13日 未分類