誇張されているとはいえ、私たち自身についてのドキュメンタリーだというのが面白そうです。無料にする姿勢もいいです。見たみたいです。
日本語字幕版のタイトルは『監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影』・・・ちょっと内容と違うような気もします。
Netflix Releases Full ‘The Social Dilemma’ Docudrama Online For Free
CG映像にリアリティを与えるのは、こういうナマ音なのでしょう。
それはそんな音がするんだー、という感じです。
フォーリー(映画用に再現された音)は今でも伝統的な職人技のようです。米国オンタリオ州アクスブリッジにある「Footsteps Studio」を舞台にしたドキュメンタリー「Footsteps」は3人のフォーリーアーティストを紹介してます。
普通の家のなかでガラクタを鳴らして録音してるかのようですが、建物は防音のために二重壁になってるようです。
田舎のスタジオのアットホームな少人数のチームで、大作映画の仕事を手掛けているのは痛快です。
Footsteps: How an Isolated Artificial Home in Ontario Produces Sound for Myriad Blockbuster Films >>
GoogleEarthで、人類が地球に及ぼした影響をタイムラプスで見せてくれます。
世界アースデーに合わせて公開されたようです。
都市のスプロール現象、森林伐採、鉱業や農業の急速な発展がもたらす影響の、わかりやすい視覚化。
A New Timelapse Tool Reveals How Much Humans Have Altered Earth’s Landscape Since 1984 >>
夢の仕事「衛星技術者」なろうと旅立った男は、寂しさから昔の友人とメールをし続けています。ほんの少し自分の仕事を怠ったために、衛星が軌道を外れ、世界のネットワークが崩壊してしまう・・・
コロナ禍のリモートワークの孤独感って、こういう感じなのかも。
元記事には作者のインタビューがあります。
最初のアイデア、テーマ、制作過程などを紹介してます。
コロナ禍の武漢のドキュメンタリー。
映像も音楽も骨太でかっこいい。
「”Coronation ”は、武漢のロックダウンの初日から最終日まで、中国国家の支配という政治的なスペクタクルを検証している。この映画は、ウイルスをコントロールするための国家の残忍で効率的な軍国主義的な対応を記録している。数日のうちに広大な救急野戦病院が建設され、中国全土から4万人の医療従事者がバスで運ばれ、市内の住民は自宅に封鎖された ・・・」
Vimeoオンデマンドでレンタル・購入可能だそうです。
Coronation >>
英語でよくわかりませんが、かっこいいです。
60年代のイギリス最先端のカッコ良さ。
小道具もおもしろいです。
裾野にできる未来都市も数十年後にはこんな感じに見えるのかな。
バルセロナとロンドンを拠点とする広告制作会社CANADAでは、過去に制作した映像を再編集したそうです。外出できない日常の退屈を肯定的に創造的に捉えるメッセージになってます。
「退屈は時々起こるもので、何も悪いことではありません。退屈しても罪悪感や不安を感じず、そこから生まれるポジティブなことを楽しむことの方が大切です。」
「退屈は間違いなく過小評価されています。それは反省と創造性の種になるので、私たちはそれを保護する必要があります。」
いま、映像やグラフィックの広告制作は仕事が止まっていて、CANADAのような世界的な制作会社でも新しい仕事がなく「何も作っていない状態」だそうです。
コロナ後の世界で、いままでと同じような広告を作っていることができない時代になるのかも。
無料公開中の『Rams』がとてもおもしろかったので、アートとデザインの映画を予告編でオススメしてくれる記事をご紹介。
古いものも多いですが、この機会に見返す価値はありそう。
オススメ映画の記事は下記のリンクからどうぞ
19 Art and Design Movies to Watch in Quarantine >>
個人的には、マルジェラの新しいドキュメンタリー映画も見たいです。
映画製作者のGary Hustwitさんが、世界的なコロナ危機に際して、ドキュメンタリー映画を無料で公開してくれています。
4/7〜4/14はディーター・ラムズのドキュメンタリー映画『Rams』です。
感謝です。週末にじっくり見たいです。
https://www.ohyouprettythings.com/free
売ってるTシャツも欲しくなります。
サイトのドメインもカッコイイです。
ジェフ・クーンズのプレゼンテーション能力の高さは異常。
まだ思いついただけの段階の作品のイメージを、しゃべりだけであそこまで魅力的に伝えられる能力には、ぜひともあやかりたいです。
まだ制作されていない作品が高額で売買されるというのも納得です。
現代アートの市場で実践されているマーケティングやブランディングは、広告、WEB、販促 などのコマーシャルな世界のそれよりもはるかに複雑で洗練されてる気がしました。
現代アート作品は不動産や株式や仮想通貨と同様に投機の対象になっていて、アートとしての意味や価値とその価格との間には必ずしも明確な関係性はないようです。(不動産や株式や仮想通貨も、その意味や価値とその価格にも必ずしも関係があるわけではないかも。)
この映画に登場するアーティスト、ギャラリスト、コレクターの多くが、それぞれの価値観と方法でアートを愛していることがわかります。ただの投機熱だけでないアートに関わる生き様を見ることもできる映画でした。
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