15年前のサーチエンジンでなく、今のテクノロジー、今の背景のなかのサーチエンジンなんだとか。今年の注目のアプリかもしれません。

ソーシャルに常時接続しているデバイスを子供でも持ってるなんて世界は、たしかに15年前にはなかったですね。

そんな世界の新しい「検索」は「人に訊く」って解決策になってるみたいです。

なるほど、15年前からインターネットが目指していた「セマンティック」とは違うアプローチのような気がします。

それにしても、共同創業者が2人で歩きながら話してプランを練ってゆくのは、なんかいいですねー。

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http://blog.jelly.co/post/72563498393/introducing-jelly

2014年1月20日 アイデア

1964年8月16日から見た2014年の未来。
恐ろしいほど当たってるような気もするし、当てずっぽうな感じもする(笑)。
でも、この先見の明はスゴい。

  • 人間はより快適な環境をつくりだして、さらに自然から遠ざかる。
  • キッチン・ユニットがオートミールを作って、お湯を沸かしてコーヒーを淹れるようになる。
  • 完璧なディナーやランチがいつでも提供できるように冷凍保存されて用意されるようになる。
  • もちろん家電に電源コードなんてものはない。
  • 人工頭脳をもったロボット・ヴィークルの開発に取り組んでる。
  • 地表との接触が最低限で済むような輸送機器が増える。
    (リニアみたいなもののことか?)
  • すでに火星への無人探査が行われていて、火星への有人探査計画が進行中で、2014年のフューチャラマでは火星コロニーのプロトタイプが展示される。
  • 短い距離の移動のための動く歩道が街中の設置されている。
  • 世界の人口は65億人のなり、米国の人口は3.5億人になる。
  • 静止衛星を利用して世界中のどこでも電話が通じるようになる。
  • テレビ電話がある。
  • 2014年の万国博覧会では実物大の3Dテレビで等身大のバレエが観られる。
  • 1964年現在にGE社が提示してるように、教育現場でテレビと番組が活用されるようになる。
  • ロボットはまだ普及していないし、それほど優れたモノではないだろうが、存在はしているだろう。
  • 人間が機械よりもうまくできるようなルーティーン・ワークはほとんどなくなる。人間は主に機械の操作・管理をするようになる。
  • それでも、人間は退屈に苦しむ。
  • 幸運な一部の人たちは、機械を操作・管理する以上の創造的な仕事をしてエリートになるだろう。
  • 私(アシモフ)の2014年についての最も悲しい予測は、暇を強制されて何もする事がない社会で「仕事」がもっとも素晴らしい言葉になってることです。
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    原文はこちら
    『Visit to the World’s Fair of 2014』

2014年1月18日 アイデア

インテルがウエアラブルについてのビジョンやテクノロジーの実現とビジネス化をサポートをしようという公募(?)のようです。
インテルが主催してることに大きな意味がある気がします。

2014年はコネクテッド・ウエアラブル・デバイスの元年になるそうで、同感です。

日本の若いファッションデザイナーやプロダクトデザイナーの皆さんにもチャレンジしてほしいです。ぜひ。

日本の企業もこういうことを(真剣に)主催すればいいです。
オープンな状況から同時多発的に発生するイノベーションを取り込んでいかないと、ますます競争力を失うことになるかも。

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2014年1月13日 アイデア

個人的に注目してみようと思ってる事柄を、勝手に予測。
だいたい日本国内でのこと。
つまらなくても、当たらなくても、的外れでも、ご容赦ください。

1. 課金サービス。
とっくに始まってるとも言えますが・・・。¥100程度の小額の課金が広がる。
無料がもたらす玉石混合の混沌の対抗として、課金による適切なフィルタで編集された情報提供が広く受け入れられるようになる。

2. ビットコインに賛否両論。
未来のすばらしい取り組みのように見えるビットコインは批判の的にもなる。
その批判を通り抜けた再来年頃には、素晴らしいものになってるかも。

3. ネイティブ広告の最初の成功事例が登場。
この最初の成功事例をもたらしたチームは、今後数年のアドバンテージ。
もしそれが、スマホの画面で大きく掲出されるようなモノだったら大成功。

4. パララックスは作り直し。
そろそろブームも終わり(苦笑)。
パララックスはエスカレートして肥大して、すっかり使いにくくなった。

5. モバイルサイトは、レスポンシブでは済まされなくなる。
モバイルの重要性はさらに大きくなり、PCサイトの簡易版という考え方では済まなくなる。
コンテクスト、ターゲット、コンセプト、デザイン、システム、UX/UI・・・など、すべてが独自の設計になる。

ほかにもご意見ございましたら、お気軽にコメントください。

2014年1月4日 アイデア

よくわからない箇所もあるけど、この意見は興味深いです。

■テレビ、オンラインメディア、ソーシャルメディアは融合(メディアメッシング)されて強力になります。

■データ、科学と知識の共有とコラボによるテクノロジーは、現在の混乱したマーケティング(新しい市場、新しいメディア、古いIT技術、縦割り組織)を解決します。

■データは新しいマーケティングの王様です。マーケティング・エージェンシーの新たな競合相手は、GfKとニールセンです。

■データ、アルゴリズム、科学に依存しすぎています。これを知識、芸術、直感と人間の判断で再調整する必要があります。

■私たちはモバイル広告のイノベーションと成長を目の当たりにします。(いまはまだモバイル広告は原始時代です。)

■Facebookの真価はブランディングだと証明されます。Facebookは広告メディアではなくブランディング・メディアです。

■Twitterの真価はPRだと証明されます。Twitterは広告媒体ではなくPRメディアです。

■ソーシャル・メディアとメディア・バズの真価は政治キャンペーンで発揮されます。

■テクノロジーではなく、地理にマーケティングの好機があります。

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2013年12月10日 アイデア

メディア

『あなたに最適化されるテレビCM』
テレビに繋いだセットボックスや次世代ゲーム機には、ユーザーについての情報が溢れています。
2014年は、広告主がこのデータを活用し始めるでしょう。

『ウェアラブル』
2014年の最高のデバイスはボックスではなくウェアラブルになる。
ウェアラブルでコネクタブルでファッショナブル。(笑)

『コンテンツ・サイトが大きなメディアになる』
損失を流し続けてきたオンライン・パブリッシングはターゲティング広告の登場で変わってく。
(注:コンテンツ・サイトって、ブログとかニュースサイトとかのことらしい)

『あなたのスマホはあなたの欲しいものを、あなたより先に知っている』
プッシュ・メッセージング(Google Nowとか)はあなたの次の行動をあなたの過去の履歴から予測するようになる。

ビジネス

『中国のモノづくりとマーケティングが台頭』
中国国内向けに中国国内のニーズを反映したハイテク製品が登場する。

『バーチャルショールーム』
商品購入のエクスペリエンスが変わっていく。それに合わせて実店舗も変わっていく。

『Bitcoinはお金以上になる』
世界で人気の暗号通貨で、チャリティ、クラウド・ファンディング、支払管理が変わっていく。

『就業形態の流動化』
オフィスは、常勤の社員とネット経由でアクセスして仕事をする契約社員がチームで働くようになる。

『ビットコイン詐欺はネット接続される』
ボットネットはモノのインターネットの拡張によって利益を得るようになる。
(注:すみません、なぜボットネットがモノのインターネットで儲かるのか、よくわからないです。)

『ドーナツレイヤーの中に暮らす』
(注:すみません、難しくてわかりません。)
まず、こちらの記事を理解する必要があるようです。
http://oxfam.jp/2012/02/20.html
これもまた重要なアイデアのようです。

『ロボットによる製造』
Appleなどのユニボディ加工の製造技術によって人の手が不要になる。劣悪な搾取工場もなくなる。

『世界は課金モデルへ向かう』
所有することから、使用するごとの課金というモデルがこれまでと異なる分野にも広がる。

ライフスタイル

『体験型の経済活動が、所有することの消費を上回る』
何を買うかではなく、何をするかが経済活動の主役になる。

『デジタル・ダイニング』
食事中にスマホを使うのが流行する。
(注:行儀悪い気もするけど・・・)

ほかにもたくさん・・・・
知らない用語や概念も多い。勉強しないと。

さぁ、どれだけ当たるかな?
くわしくはこちら
http://digitalinnovationtoday.com/speed-summary-the-wired-world-in-2014-wired-magazines-52-need-to-know-trends/

2013年12月7日 アイデア

未知のデザインに臨むときの、面白いケーススタディのように思えます。読みにくくて、誤解もありそうですが、ざっくりと訳してみました。

■スマートウォッチは小型のスマートフォンではない。
スマートウォッチを小さなスマートフォン、またはスマートフォンのサブ画面と考えるのは、意義ある違いを考慮しないという点で間違いです。
小さくても、重要な違いをかんがえてみよう。

人間工学的には、スマートフォンは「携える」けどスマートウォッチは「着ける」という点です。

情緒的には、スマートフォンは「道具」とみなされますがスマートウォッチはおもに「装飾」とみなされます。

そして、ユーザーとのインタラクションにおいては、スマートフォンは使わないときもあるけど、スマートウォッチはいつでも動いている。

これらのことから、ウェアラブル・デバイスの在り方や使われ方のユニークな特徴を考慮して、「モノ」としてもインタラクションとしてもデザインされるべきで、スマートフォンのサイズ違いの別モデルをつくることではありません。

■ウエアラブルは着ける人のためだけではない。
ウエアラブルは一般化していくでしょうが、いまは目新しく、そのデバイスとそれを着けている人が注目されます。しかしながら、スマートウォッチは「機会」を提供します。スマートウォッチの可視性は他人と情報を共有しやすくなるでしょう。

(注)どうやら、電話よりも時計の方が他人に見せて情報共有するということのようですが、これは文化の違いもありそうです。

■あなたの身体は人間工学と同一ではない。
片腕に時計を着けて、もう片方の手をその時計に添えて操作するのは、難しい動作ではありませんが、何度も繰り返すのは煩わしいでしょう。
デザイナーは、この点も心に留めておく必要があります。

■小さな画面と大きな画面は似ている。
驚くべき事に、ウエアラブル・デバイスの小さな画面は、タブレットのようなサイズの画面サよりも、テレビのような大きな画面と共通点が多いです。
情報の発信者であるよりも、主に情報の受け手になり限られた情報に依存します。

(注)この共通点は興味深いです。PCに比べればタブレットも受け手のデバイスでしょう。受け手のデバイスは限られた情報源に依存するユーザーを増加させてるのかも。

■視覚と触覚は等しい
スマートフォンにおいては視覚が優先されて、触覚はそうでもありません。振動は見る事を促すための合図です。
逆にスマートウォッチはユーザーが見ているか否かに関わらず、情報を表示し続けるようになるでしょう。

(注)この振る舞いは「時計」に相応しいです。ウエアラブル・デバイスの定義になる気がします。しかも、常時接続でしょう。

しかし、ウエアラブル・デバイスは皮膚に接しています。触覚によるフィードバックは有効でしょう。結果を知らせるフィードバックとして時には視覚的なディスプレイよりも有効でしょう。

(注)不要にチカチカ光ったりするよりも良さそうですし、クルマの運転中とかにもいいかも。

——スマートウォッチがもたらすデザインの文脈は、ユーザーにまったく新しい感覚と振る舞いをもたらすのかも。それを、既存の体験の範疇のなかでデザインしようとするのは、残念な製品とユーザー体験をもたらすことになりそうです。

くわしくはこちら
http://www.fastcodesign.com/3022457/5-surprising-principles-for-designing-smartwatches

2013年12月5日 アイデア

「学習というのはたいへんな作業なので、ユーザーのやりたいことではない。そんなわけで彼らはデザインについては最低限のことしか学習しないため、知識レベルは長年低いままで留まってしまう。学習曲線はすぐに平らになってしまい、その後、ほとんど変化しなくなるのである。」

多機能が素晴らしいことで、機能を有効に使いこなすのが熟達することだ・・・という考え方は、ちょっと20世紀的な気もします。

機能もサービスも「触り心地」のようなものを楽しむようなものになってくのかな・・・。

ユーザーの知識の停滞を少しでも軽減する方法も紹介されてます。
それが有効かどうかは、わかりません。

くわしくはこちら
http://www.usability.gr.jp/alertbox/stagnating-expertise.html

2013年11月26日 アイデア

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エスリンガーは81年頃にはSONYの仕事をしていて、技術者といくつかのプロトタイプを作ったけど、経営陣は興味を示さなかったとか・・・。

82年のシリコンバレーのパーティでApple IIの設計主任だったRob Gemmellに「スティーブ・ジョブズに会うべきだ。クレイジーな男だけど、ワールドクラスのデザインをアップルに持ち込みたがってるよ。」と言われた事が始まりだったそうです。

記事内に出てくるいい言葉・・・
『structurally determined mediocrity』
「構造的に決定された凡庸さ」とでも訳すんでしょうか。

当時のAppleは(家電メーカなどと同様に)「構造的に決定された凡庸さ」に苦しんでいました。

エスリンガーはジョブズとはじめて会ったときに「ワールドクラスのデザインは「構造的に決定された凡庸さ」は機能しない」と言って、あらゆるデザインに大きな権限を持ってデザイン言語をアップルの精神にどう沿わせるかを決定する、デザイン・リーダーの必要性をジョブズに説いたそうです。

一方、ジョブズは「とんでもなく優れた製品こそがアップルを変革していく」と信じていて、「まずはMacintoshを100万台売りたい。それからアップルを世界最高の企業にしたい。」と言ったそうです。

起業家とデザイナーの素晴らしい関係。

くわしくはこちら
http://designmind.frogdesign.com/blog/my-way-to-steve.html

それから、
ハルトムット・エスリンガーはこんな人
http://designers-union.com/blog/archives/1743

2013年11月25日 アイデア

biz-stone

もともとデザイナーだったんですね。
損もしたし、辛い時期もあって、紆余曲折もあって、なかなか魅力的な話。

「・・・ここでの教訓は、創立時の企業文化はこの上なく重要だ、という点だった。プロダクトに注ぐのと同じくらいの注意を会社の文化を正しく育てることに注がねばならない。」

「・・・しかし私は人間第一、テクノロジー第二というのが正しい優先順位だと思う。まず現実の人間について考え、それからテクノロジーの活かし方を考えるべきだ。」

「・・・われわれはTwitterという新しいコミュニケーション・ツールのごく初期のプロトタイプがやっとできた時期に、私はTwitterにとことん情熱を傾けていることに気づく経験をした。これはものすごく重要な教訓だった。」

どんな状況からも学ぶ事と発見があるということのようです。

くわしくはこちら
http://jp.techcrunch.com/2013/11/08/20131106be-emotionally-invested/

2013年11月8日 アイデア