あなたの時間を浪費してるネットから離れて、現実の世界へ戻ってください。
というネットサービスのブランドらしからぬメッセージのメッセージのショートフィルムです。

現実世界の豊かな体験こそが発信してシェアすべき創造性の源泉であり、もう一度パソコンの前に戻ってきたときにはWeTransferのサービスが役に立ちますよ・・・ということのようです。

どうやら「leave」には「任せてください」というニュアンスもあるようです。SNS疲れの精神状態から脱却しようというメッセージは、とても2019年らしいなと思います。

WeTransfer tell users to “Please Leave” in new short film | It’s Nice That >>

英国の有名百貨店「John Lewis」と同姓同名で米国バージニア州在住のコンピューターサイエンス教師であるジョン・ルイスさんのTwitterアカウントには、クリスマスシーズンになると間違いメッセージがたくさん届くそうです。

ジョン・ルイスさんはそれらの間違いメッセージに親切なユーモアで答えてあげることもあるようです。
そして、このCMに登場しているのはバージニア州のジョン・ルイスさんご本人のようです。(ほんとかな?)

「クリスマスにお話しよう。間違えてたとしてもね。」
イギリスらしい感じのユーモア。リアルでTwitterらしくて、クリスマス精神があるCMです。

Twitter’s Charming Christmas Ad Stars the Real @JohnLewis (No, Not the British Retailer) | Muse by Clio >>

いまのインターネットの主流はSNSやアプリですが、ブラウザへの回帰があってもいいと思ってます。
このTVCMではインターネットとブラウザが 知識、創作、生活 に利用されてきたことを思いださせてくれます。

セグメンテーションされてターゲティングされたSNSから見るよりも、広い世界が見えるのでは。

Chrome、誕生10周年でメジャーアップデート――v69ではタブが角丸になり、検索対象も拡大 >>
https://jp.techcrunch.com/2018/09/05/2018-09-04-chrome-gets-a-new-look-for-its-10th-birthday/

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夜遅くアイデアが浮かんだら、ポストイットに書いておこう
「いいアイデアは覚えておく価値がある。」
・・・というトルコの広告。

暗がりの中に浮かぶ黄色く四角いエリアは、ポストットのイメージです。
おもしろいのは、アイデアが浮かぶそのときそこに一人だけでいること。

壁にたくさんのポストイットを貼って剥がして張り替えるような「ブレスト」ではないところが「特別なアイデア」という感じでいいです。

拡大表示はこちらからどうぞ。
Post-it Brand Campaign by Ogilvy | Ads of the World >>

インドの労働者の短い憩いのチャイの時間。
そのチャイを湧かすやかんの熱で発電してWi-Fiを提供してネットを使えるようにしたそうです。

インドで有名なチャイの会社のキャンペーンのようで「Chai-Fiは労働者の暮らしにひとときの悦びをもたらしました」と締めくくられています。

とても素敵なIoTと思ったら、インドの労働者は1日16時間〜17時間(!!)も働くと紹介されていて、ディストピアの日常風景のように見えてきます。

テクノロジーと人の幸せについて、考えさせられます。

元記事はこちら
チャイと共に無料Wi-Fiで楽しい一時を。インドのチャイブランドによる「Chai–Fi: A tea kettle that generates Wi-Fi」 >>

さすが豪華です。お祭り騒ぎのバカバカしさでいっぱい。
なんといってもTideのCMがいいです。

alexaのようなデバイスはアメリカ人の生活に浸透してるようです。
日本でもすぐにそうなるのかも。

ネット接続ができる「オンライン・エディション」という仕様のモデルのキャンペーン。
40回再生で1ユーロだそうです。
試乗の様子を撮影してアップロードすることで、アストラだったら92万回再生されたら買えるようです。
実際に買えるくらいの再生回数の動画もあるようです。

「オンラインの世界では、ビュー回数こそが正義だ!」とあるようにバズ狙いの荒っぽい企画のように見えますが、若い人を販売店に行かせて試乗させることが目的ならリアルで堅実なキャンペーンかも。
再生回数の不正とか、どうしてるのかな。

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元記事はこちら
動画の再生回数をお金の代わりに!独自動車メーカーのYouTubeを活用した斬新PR >>

カナダの広告会社 john st. による「まったく正反対の人は仲良くなることができるのか?」という社会実験だそうです。おもしろいです。

私たちを結びつけるたったひとつのもの。
それは、誰もが嫌うもの。
「ダメな広告」です。

優れた広告は人の心を変える。
ダメな広告は世界をを変える。
john st.
人類を再び偉大にしよう。

MakeHumanityGreatAgain

john st. はその時々の広告業界のトピックスについてのおもしろ動画を他にも作ってます。

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「リアルタイム・マーケティング」を揶揄するカナダの広告会社によるプロモーション動画 >>

john st. >>

元記事はこちら
素晴らしい広告は人の心を変える。では最悪な広告は?john st.による「Make Humanity Great Again」 >>

この広告写真はクルマの機能そのもので撮影されている正真正銘の「Fact」。
広告制作に対してもこの生真面目な姿勢こそが信頼感をもたらしてブランドイメージに貢献してます。

広告制作には真面目で誠実な態度が望まれていて、パンクな広告制作は生息域が狭まってるかも。

VW_la_nouvelle_Polo_ad

元記事はこちら
新型フォルクスワーゲンPoloの広告写真の撮影方法「De nieuwe Polo (making of)」>>

トランプ大統領に「フェイクニュースだ!」と言われたCNNがTwitterで実施したキャンペーン。
このキャンペーンに大きな反響があるのは、CNNのトランプ大統領批判だからではなく、SNSなどで流れている情報への不信感や猜疑心に共感してるからでしょう。

そういう共感を集めてるのが、このキャンペーンのいいところ。

元記事はこちら >>