毎年キラキラしてるクリスマスの広告キャンペーンですが、今年のクリスマスキャンペーンは例年と違って見えそうです。今年は広告のありかたも問われそうです。感動的な動画ですが、多くの問題を投げかけています。

「Stop Funding Hate」はSNSで広がりを見せている社会運動。
移民や難民を排斥するような論調の大衆紙に多額の広告を出すことで、広告主である有名ブランドが憎悪や分断を助長していることを問題提起して、それらの大衆紙から広告を引き揚げることを呼びかけています。

英国でクリスマス商戦の広告が盛況になるこの時期に、特定の大衆紙、特定のブランドを挙げて主張を繰り広げています。ただしここには、広告主がメディアの論調に対して検閲をしていいのか、という言論の自由の問題もあるようです。

【参考】レゴ、大衆紙への景品提供中止=「外国人憎悪」反対運動受け >>

【参考】「憎悪あおる」英大衆紙に広告打ち切りの運動、レゴも参加 >>

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人情味があって、ネットの広告として成立していて、そのうえ、広告の置かれている現状への皮肉もあります。

毎日お父さんのクルマに乗せてもらうと、ウザい話や聞きたくもない話を聞かされる・・・という若者に向けて「自分のクルマを手に入れよう!」という広告。

うまいです(笑)

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ユニセフによるキャンペーン。

上の画像はJean Jullienの作品で、他にも世界的なイラストレーターが出品してます。

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03_Ayumi_Takahashi

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広告の仕事をするなら最初に勉強すべきとされるバイブルのような広告キャンペーンについてのドキュメンタリー。
日本語字幕が欲しいです。

現代の広告表現にも決定的な影響を与えています。

この広告を日本語で紹介してる本もオススメです。
西尾 忠久 著『クルマの広告 大人の為の絵本 』>>

こちらもオススメ『Bill Bernbach Said』>>

よくできた仕組みのキャンペーン。
骨折してる事の証明、IDの割り当て、簡単に受け取れる特典、拡散・・・。
頭いい感じです。

取り組みの善良さも、品格があって良いです。

カンヌで受賞してるのも納得。

Skipさせないための「Skip Ad」のボタンの使い方、うまい(笑)
そこから自動ブレーキの安全性を伝える繋がりもいい。
なにより、全体がシンプルなのが好感です。

いい写真が撮れるタイミングと撮影方法を、街中のビルボードでリアルタイムに表示してくれるようです。大きなお世話な感じもしますが、ちょっと楽しそうです(笑)

天候、時間、交通状況、イベントなどのデータから解析して、被写体、撮影タイミング、撮影方法をAPIで提供してるようですが、ホントかな?

Canonの写真のキャンペーンは、写真の楽しさを思い起こさせてくれます。
最近話題のSnapchatとかInstagramのキャンペーンを企画する人にも、ちょっとだけ参考になるのかも。

アプリをインストールするとファイルのアイコンが広告に変わるそうです。
ZIPはリーバイス、PDFはDoveなど、それぞれのファイル形式で広告が掲載されて、この広告で得られた収益は貧困救済に寄付される仕組み。

多くの人が1日に何時間も見るアイコンを広告媒体にする。
しかも、アドブロックとかは効かない・・・ということのようです。
いいアイデアでいい取り組み。

手掛けたのはロンドンのY&R。

キャンペーンサイトはこちら。
http://donationicons.com

持ち味のチープ感を残しながらも悪ふざけにはしない、いいCM。

広告業界で働く女性が傷つくようなことを同じ広告業界の男性が語る動画。
働く女性にとって悲惨な職場環境のであることが重く伝わってきます。

「可愛くしているだけの役割でミーティングに呼ばれたことがある。」
「子供を持ってからも有名ブランドの仕事ができるチャンスはある?」
「弱みを見せないようにトイレに行って泣く。」・・・

自分たちも含めて誰もがこの問題の当事者である事を訴えるすばらしい演出ではありますが、
そういうふうに扱っていい問題なのか? という気も少しします。

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