「微妙な審美的問題に今後も囚われ続けていると、デザインは忘れ去られるだろう・・・。」

テクノロジー、ブランディング、UXデザイン、建築、都市計画、プロダクトデザインなどの分野の未来のビジョンだそうです。 勉強になります。

1. デザイナーは変化の起点になる。

バックミンスター・フラーの言葉を借りれば、デザイナーの職業は「ユートピアと忘却」の間にあると言えるそうで、マイナーな審美的問題に引き続き取り組んでいたら「忘却」になる。デザイナーが今日のメジャーな社会的問題に取り組めば「ユートピア」になる。

20世紀建築の自負に満ちたビジョンから、21世紀のデジタル主導型の協調的で包括的なプロセスへ変化してるそうです。
そこで、デザイナーは生物学の「突然変異誘発物質」と呼ばれるような役割で、分野間の相互作用を誘発させるべきだそうです。

2. システム思考がデザインの基礎になる。

センサー、ソフトウェア、などの多くの技術が導入された複雑なシステムで何が起こっているか、何が影響を及ぼしているか、人々が何をしているのか・・・これらを洞察して学習してデザインがより良くなっていくそうです。
そういう社会でデザイナーは、積極的に方法論を変えながら、領域外へ出て行く姿勢が望まれるようです。(英語が理解しきれずに意味が違ってるかもですが、やや納得できる感じです。)

3. デザイナーは資本主義のサイクルを中断する。

デザイナーが経済システムの一部として利益を上げる役割を果たすだけでなく、そのデザインされた製品を使うユーザーの「必要性」や「有用性」を自覚すべき、だそうです。
たしかに、そこから別のサイクルがはじまるかもです。

4. デザイナーは活動家になる。

今日の社会的問題であるところの、気候変動、社会不安、経済的不公正、がデザインにどのように影響を与えているかについて考えるべきだそうです。
そうして、意思決定の段階から(倫理観を持って)課題の発見、解決、コラボレーションに関わるデザイナーが役割を担うようになるべきだそうです。

5. 政治がデザインの新分野になる。

社会的な問題解決に、デザイナーの知識や問題解決能力が有効であることを政治家に理解してもらおう・・・ということのようです。

6. 倫理観を失わない。

不平等を永続化して利益を上げるようなシステムや、ユーザーを中毒にして判断基準を失わせるようなUXをデザインしない。
正直で善良なアプローチを取るべきだそうです。

まったく、その通りだと思います。

7. ブランディングはもっと純粋なものになる。

メディアとテクノロジーの融合によって、ブランディングは複雑に高度化して統合管理されて、人々の生活に浸透していきます。
でも、ユーザーから望まれるのは、単純で正直な、昔ながらのブランド・コミュニケーションになるだろう・・・とのことです。

8. デザイナーは謙遜しない。

デザイナーの名声ではなくそのアイデアによって影響力を持ち得るような、民主的な組織体制が望まれるそうです。
とくに、企業内の階層構造によってデザイナーは声を失うことが多いです。
企業内でデザイナーが自らの視点を提示するためにも、コミュニケーションスキルが必要で、デザイナーには自分たちの仕事を擁護する押しの強さと謙虚さのバランスが必要だそうです。

9. デザイナーは機械と一体化する。

クラウドコンピューティング、IoT、とくにAIがの普及は、あらゆる創造に関わる人を熱狂させるでしょう。でもまだデザインの分野はこの普及が遅れている。
その原因はデザインプロセスの変化を受け入れられないからだそうです。

ときに残酷でもあるデザインの変革に、前向きになる必要があるようです。

元記事はこちら
9 Ideas Shaping The Future Of Design, According To Ideo, Microsoft, Autodesk, MIT, And More >>

Language_Family_Tree

とても味わい深いインフォグラフィク。
「世界の言語」といっても印欧語族(インド・西アジア・ヨーロッパ)のようで、中国語とか日本語とかは含まれていないようです。

アーツ&クラフツっぽい雰囲気のイラストがいいです。

こちらでポスター版が買えるようです。
Stand Still. Stay Silent – Language Family Tree print >>

apple_park

このモニュメンタルな新社屋にはジョブズの思想とそれを実現するためのドラマがあったようです。
一度行ってみたいです。

ジョブズが遺した「宇宙船」 その“狂気”のデザインと魔法の力 | WIRED.jp >>
いい記事です。

このとてつもなく美しい本社キャンパスが、ジョブズのピラミッドや陵墓のように見えるのは悲しいので、そうならないでほしいです。

2017年9月14日 建築

Patrick Tresset というロンドンのアーティストの作品。
Pix2pix という画像生成AIを利用してるそうです。

Patrick Tresset さんの「ETUDES HUMAINES」というロボットでポートレートを描く作品の展示で得られた3500人の21000枚のドローイングをPix2pixに学習させたということでしょうか。

AIを使ってポートレートを描くというプロセスを逆転させてます。すばらしいアイデア。
Patrick Tresset さんの作品を日本でも展示してほしいです。

Patrick_Tresset_ETUDES-HUMAINES

Pix2pix についてはこちら。
できそうなことはだいたいできる画像生成AI、pix2pixの汎用性に驚く >>
https://wirelesswire.jp/2017/01/58467/

Patrick Tresset さんのサイト>>
http://patricktresset.com/new/

2017年9月9日 アート

とくに、経営者の判断を得るためにプロトタイプが役に立つとのことです。
チームの共通理解も得られて、ユーザーテストやPDCAにも有効。
結果としてコストを抑えるそうです。

こちらの記事にそうあります。
プロトタイプがビジネスに利益をもたらす理由 >>

プロトタイプまで作成しなくても、絵に描いてビジュアルにしながら関係者で検討するだけでも、数日分の時間を節約できて、さらに考察を深められたりするので、たとえ乱雑でもデザイナーが手を使って絵を描いてみせるべきだと思ってます。

かつては、デザイナーは最終的な仕上がりのクオリティこそ大切だと教えられましたが、プロトタイプの手法の場合は、デザイナーは仕上がりよりもプロセスを担うことになるかも。
デジタルでの制作なら仕上がりのクオリティはコモディティ化されやすいでしょうが、意義と価値のあるデザインのために、デザイナーはプロセスに創造性を働かせるべきかも。

2017年9月7日 UX / UI

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ただの鳥の写真ではなくて見応えあって、おもしろいです。

ほかの受賞作はこちら
Winners 2017 | Photocrowd Photo Competitions & Community Site >>

2017年9月5日 写真

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もうテレビの形態を借りる必要はない。赤い再生ボタンがあればいい。・・・という自負でしょうか。
でも、現代の動画のユーザー体験を考えると、その通りな気がします。

分かれて表記されていた名称をひとつづきのロゴにすることは正しい判断に思えますが、普通の会社のようでもあります。

あまり変わっていないように見えるワードマークですが、丁寧にアップデートされてます。
社内デザイナーの仕事だそうです。

くわしくはこちら >>

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なるほど、それはいいモノグラム。

手掛けたのはベルギーの『skinn』というブランディング・エージェンシー。
ほかの仕事もかっこいいです。

skinn >>

John & Jane >>

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いい展示だった。たのしかったです。
お盆に見るのに良い感じでした。

そういうふうにキュレーションされていたからかもしれないけど、東南アジアの歴史・文化と現代アートがきちんと繋がって成立してる感じが良かった。

日本のアートはこのように成立してはいないことに、少しガッカリする感じがありました。

そういえば、森美術館との連動企画らしいですが森美術館はまだ見てないです。

サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで >>

2017年8月27日 アート

いままで、いくつもコンセプトモデルが出ては消えましたが、今度は正式発表のようです。
この動画はいただけない感じですが、伝説のプロダクトの復活となるでしょうか。

VW タイプII が生産終了になるときには、トリビュート・ショートフィルムが制作されたほど愛されたプロダクト。
20世紀のカルチャー・アイコンのひとつと言えるでしょう。

【関連記事】 フォルクスワーゲンによる『Kombi 』のためのトリビュート・ショートフィルム >>

電気自動車に生まれ変わることが相応しいモデルだと思います。

【公式サイト】It’s official: The VW Bus is back, and it’s electric

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