マーヴェルが新作『シークレット インベイジョン』のタイトルシークエンスにジェネレーティブAIを使用

SF映画の新しいビジュアルイメージが登場したようです。
AIによるこの不穏な映像は「目に見えるものを信用できない」というこのドラマのテーマに相応しいです。
AIで映像を作るのではなく、空想の世界観の演出としてAIを使うというのがマーヴェルらしくていいです。

驚くことは、これがだれもが使える今日の技術(Stable Diffusionのようです)を利用した映像表現であり、そういう映像がサミュエル・L・ジャクソン主演のマーヴェルの大作のメインビジュアルになる時代なんだということ。

ただちょっと、タイトルロゴはこれでいいのか?・・・という気もします。1920年代っぽい感じが狙いなのでしょうか?

VFXの終わりが来たと言われてるようですが、「緑色のエイリアンやら何やらが出てくるタイトルシークエンスを作ってくれ」というプロンプトだけで出来上がるわけではなさそうです。

手掛けたのは 視覚効果会社の Method Studios
素晴らしいVFXを制作している会社です。
時節に乗ってタイミングが良く、演出として適切で作品に相応しく、こうして話題作りをして公開前に盛り上げる。
本物のプロたちの見事な仕事です。

Method Studios >>

Why Marvel’s ‘Secret Invasion’ title sequence doesn’t spell the end of VFX >>

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2023年6月24日 映像・映画