このロゴマークはチェルノブイリの原発施設が完全に廃炉になる2064年まで毎年変化します。
この変化がコレクターズアイテムとなることを期待するとともに、過去が常に現在に影響を与えていることを共有したいというデザインだそうです。
ロゴの形は、事故が始まった場所である4号炉の形をベースにしているそうです。
1986年4月26日の事故以降、チェルノブイリの立入禁止区域の都市は放置され自然に吸収されて徐々に消滅しようとしています。
現在、チェルノブイリは観光客に開放されているそうです。
キエフを拠点とするクリエイティブ・エージェンシーのBandaは、ウクライナの環境保護や観光開発に関する国家機関の支援のもと、この地域のブランディングとして『消えゆくロゴ』をデザインしたそうです。
ロゴの変化は、長い時間を掛けて本当に少しずつしか変わらないということも感じさせます。
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