核廃棄物施設のお話だそうです。
現代の言葉は通じない。シンボルの意味も変わるでしょう。
Michael Brill によるコンセプトの上の画像のような、人間の根源的な恐怖感に訴えるデザインは、いいアイデアに思えます。他にも、ボイジャー1号に乗せられたプレートとかもヒントになるかも。
「殺生石」という地名も、同じ機能を果たしているのでしょう。火山性の有毒ガスが吹き出す場所に人が近づかないように恐ろしい名前をつける。さらに恐ろしい伝説が付け加えて、子供にも解りやすく、広く永く伝播されるように工夫されてるということでしょうか。
河童伝説とかも河川の水の事故から子供を守るための同様のデザインかもしれませんが、1万年は持続できないでしょうね。
そもそもデザインで解決することではない気もしますが、なかなか興味深いテーマに思えます。
MIT Media Lab, の社会実験(リサーチ?)のようです。なぜか、ちょっと青春な感じがします(微笑)。
顔も名前も知らない相手と、20日間、どこにいて、何をしていて、どう感じているかを、お互いにスマホアプリで共有し続けるというもののようです。
これは、プライバシーをオープンにするということではなくて、世界のどこかにいる、まったく関係のない他人とお互いの人生をシェアすることで、生き方についての新たな視座を得る・・・ということを目的としたプロジェクトだそうです。
20日間を過ごした後には、今までと違った、なにか開けた考え方を体験できるのかもしれません。
よく思い出してみると、インターネットは基本的にそういうモノだったような気がします。
ソーシャルメディアとかスマホアプリといった環境は、インターネットのオープン性をあえて制限する事でサービスを形成してきたかもです。
こちらから申し込めるようです。
http://www.20daystranger.com
SEO業者が全滅と言われてるようですが、そうでもないような気がします。
「みんなが参照してる情報が価値のある情報だ。」から「信頼できる人による情報が価値のある情報だ。」というように変わるということでしょうか。
あまり目に見えないけど、検索エンジンのアルゴリズムの変化は、社会全体で人の行動に影響を及ぼすような巨大な要素になってるのかも。
私たちが情報をどう見つけて、どのようにその情報に価値を見いだしていくのかが、そんなアルゴリズムの変化で変わるんだったら広告やマスコミはみんな終わりかも(笑)
長い年月の経験による識見です。
『”シンプルということ” by Ken Rockwell を日本語に訳した』
・・・・・さらに悪いことに、複雑な写真機というものは、アマチュア写真家に対して、永遠にクズ写真を撮り続けさせる。本当にどうでもいい、余計な情報、懸念、気がかりを与え続けることによって。・・・・・
その通り、まったく同感です。
これは、クラウドにしたからとかUX/UIの改善とかとは違うお話。
「機材沼」「レンズ沼」「カメラ沼」という言葉は、言い換えればデザイナーのツールにも同じ事が言えそうです。
少し飛躍した話かもしれませんが・・・
デザイン制作全般がデジタル化されることでデザインの仕事はデザインに集中できるようになるはずでした。でも、そのためのツールはデザイナーが把握できないほど複雑になって手間も増えてデザインの制作環境はデザイン以外のことに気が散らされるようになりました。
これらのツールの登場によって世間一般に拡散された「だれでも、カンタンに」のイディオムが、デザイン制作全般にさらに大きな問題をもたらしたかも。
スマホやタブレットは情報の『消費者』のためのパッシブ(受動的)なデバイスで、PCやMacは情報の『生産・発信』のためのアクティブ(能動的)なツールなんだそうで、まったくその通りだと思ってます。
モバイルデバイスとPCの出荷台数を比較するのはバカげてるかもしれませんが、Appleの大勝利よりPCの出荷台数の急な落ち込みのが注目すべきことに思えます。
「送り手側」と「受け手側」がデバイスで棲み分けるようになって、しかもこれほど多くの「受け手側」がこの短い期間で創出されたということなら・・・なにかスゴいことが起きてるのかも。
今年に入ってから気になってるニュースなのですが、あまり考えがまとまらないので、思いつくまま書いてみました。失礼しました。
くわしくはこちら。 『Windows と肩を並べたアップル』
いまいち解らなかったビットコインについて・・・
まずはビットコインの仕組みについての解りやすいスライド。
なるほど、P2PとSSLの組み合わせのようなものかな。
そして、最初のウェブブラウザを作ったマーク・アンドリーセンによる記事
『なぜビットコインは重要か』
“[想像してみよう] ビザンチン帝国の将軍たちが軍隊を引き連れて敵地を歩き回る。コミュニケーション手段はメッセンジャーしか無いが、将軍たちは互いに納得のいく戦略を1つ決めないといけない。しかし、そのうちの何人かはもしかしたら彼らを混乱させようとしている裏切り者なのかもしれない。問題は、味方の将軍たちがちゃんと合意に至れるようなアルゴリズムを見つけだすことだ。”
“ビットコインは、インターネットのユーザーが、固有のデジタル財産を他の人に転送することを、初めて可能にした。そしてその取引は安心安全で、誰もがそれが行われたことを確認でき、その正当性を誰も疑うことが出来ない。このブレークスルーの重要性は、どれだけ誇張しても言い過ぎることはないだろう。”
“ビットコインは、デジタルな無記名証券である。お金や資産を事前の信託なしに互いに交換できる方法なのである。最もシンプルな場合、数字の列がメールやSMSで送られるだけなのだ。送信者は受信者を知る必要も信頼する必要もない。逆もしかりだ。更に、チャージバックもできない。この点が正に現金のようである。もし現金や資産があれば、それで支払うことができるが、持っていなければできない。これは新しい。デジタルの世界でこのようなものは存在しなかった。”
まだ解らない事が多いですが・・・・
インターネットらしいオープンでユートピアなアイデアに思えます。ビットコインで大金持ちになってやろうという山師も大勢でてきそう(笑) br>
もしかしたら、社会を変えるアイデアなのかも。
今年になってから、スマホやタブレットの隆盛とWebの閉鎖性やPCの衰退についての記事を目にするようになりました。
どうやら、Webの世界は大きく変わり始めたようです。
そんななかで、この講演はWebの本質がオープンであることを思い出させてくれます。
くわしく書くには、まだ考えがまとまっていないのですが・・・
スマホやタブレットとアプリによる環境は、Webのオープン性にリミットを設けることで、Web情報の「消費者」を作り出したように思われます。
インターネットは有史以来の大発明のひとつだと信じています。
Webが善意で支えられてオープンな仕組みであることは、このうえなくエレガントで美しいことです。
これからもそうであり続けるためにも、Webやインターネットはヒマ人のものであり続けてほしいです(笑)
15年前のサーチエンジンでなく、今のテクノロジー、今の背景のなかのサーチエンジンなんだとか。今年の注目のアプリかもしれません。
ソーシャルに常時接続しているデバイスを子供でも持ってるなんて世界は、たしかに15年前にはなかったですね。
そんな世界の新しい「検索」は「人に訊く」って解決策になってるみたいです。
なるほど、15年前からインターネットが目指していた「セマンティック」とは違うアプローチのような気がします。
それにしても、共同創業者が2人で歩きながら話してプランを練ってゆくのは、なんかいいですねー。
くわしくはこちら
http://blog.jelly.co/post/72563498393/introducing-jelly
1964年8月16日から見た2014年の未来。
恐ろしいほど当たってるような気もするし、当てずっぽうな感じもする(笑)。
でも、この先見の明はスゴい。
くわしくはこちら
インテルがウエアラブルについてのビジョンやテクノロジーの実現とビジネス化をサポートをしようという公募(?)のようです。
インテルが主催してることに大きな意味がある気がします。
2014年はコネクテッド・ウエアラブル・デバイスの元年になるそうで、同感です。
日本の若いファッションデザイナーやプロダクトデザイナーの皆さんにもチャレンジしてほしいです。ぜひ。
日本の企業もこういうことを(真剣に)主催すればいいです。
オープンな状況から同時多発的に発生するイノベーションを取り込んでいかないと、ますます競争力を失うことになるかも。
くわしくはこちら
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