エヴァン・ガーシュコビッチ記者がロシアで投獄されてから1年が経つ日に掲載されました。
ガースコビッチ氏の記事が掲載されたであろういくつかのスペースは「UNREPORTED」とされて空欄になっているそうです。
彼にはスパイ容疑が掛けられていますがウォール・ストリート・ジャーナルと米国政府はこれを強く否定しています。
手掛けたのは、クリエイティブ会社のマザーだそうです。
「当初から、エヴァンのストーリーの重要性と、この厳粛な記念日に何か大胆で意義深いことをしたいという共通の思いがありました。そして、マザーと一緒に座り、これらの洞察をどのように印象的なクリエイティブ・コンセプトに変換できるかに真剣に取り組みました。ウォール・ストリート・ジャーナルの 空白の一面は、それを雄弁に物語っている。」
「人々がエヴァンのことを常に念頭に置き、関係する政府に圧力をかけ続ける必要がある。エヴァンを家族のもとに帰す手助けになることを願っています。」
Why the Wall Street Journal left a blank article on its front page today >>
’Missing Articles’ Tell Story of WSJ Reporter Detained in Russia >>
共同創業者のグレッグ・ブロックマンも社長を辞任。
二人にとって突然に告げられた解任だったようです。
「サムと私は、取締役会が今日行ったことにショックを受け、悲しんでいます。」
とXに投稿されているようです。
CTOのミラ・ムラーティが暫定CEOに就任。
出資しているマイクロソフトにも突然のことだったようですが提携は継続するようです。
OpenAIの取締役会はほとんどが部外者で構成されているそうで、
「取締役会とのコミュニケーションにおいて一貫して率直でなく、取締役会の責任を果たす能力に支障をきたしているとの結論に達した。取締役会はもはや、同氏が今後もOpenAIをリードし続ける能力があるとは信じられない」
という発表。
テック企業ではよくあることかもしれませんが、世界的に重要なテクノロジーの行方が取締役会の一方的な決定に左右されるなら、やや心配な気もします。
Sam Altman fired as CEO of OpenAI >>
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日本の広告業界とは直接関係ないかもですが、アクセンチュア・インタラクティブは Fjord など世界的なクリエイティブ会社を傘下に収めてます。
広告よりもデジタルマーケティングが重要になって、エージェンシーよりもコンサルティングの時代になったということのようです。
日本の広告業界は世界でも特殊な構造になっていると思いますが、クライアントの要望の変化に沿って、日本の広告・宣伝・販促も変わっていくかも。
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こちら、いい記事。官民あげての「コンテンツ緊急電子化事業」の顛末。
最初に『「出版デジタル機構」は、日本のeBook市場の救世主となれるか? 取締役会長・植村八潮に訊く』って記事を見たときは、期待して、ぜひとも関わりたいと思ったけど・・・
こういう失敗には、キチンとPDCAを回してみてほしい(苦笑)。
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