アイザック・アシモフが50年前に思い描いた2014年の未来

1964年8月16日から見た2014年の未来。
恐ろしいほど当たってるような気もするし、当てずっぽうな感じもする(笑)。
でも、この先見の明はスゴい。

  • 人間はより快適な環境をつくりだして、さらに自然から遠ざかる。
  • キッチン・ユニットがオートミールを作って、お湯を沸かしてコーヒーを淹れるようになる。
  • 完璧なディナーやランチがいつでも提供できるように冷凍保存されて用意されるようになる。
  • もちろん家電に電源コードなんてものはない。
  • 人工頭脳をもったロボット・ヴィークルの開発に取り組んでる。
  • 地表との接触が最低限で済むような輸送機器が増える。
    (リニアみたいなもののことか?)
  • すでに火星への無人探査が行われていて、火星への有人探査計画が進行中で、2014年のフューチャラマでは火星コロニーのプロトタイプが展示される。
  • 短い距離の移動のための動く歩道が街中の設置されている。
  • 世界の人口は65億人のなり、米国の人口は3.5億人になる。
  • 静止衛星を利用して世界中のどこでも電話が通じるようになる。
  • テレビ電話がある。
  • 2014年の万国博覧会では実物大の3Dテレビで等身大のバレエが観られる。
  • 1964年現在にGE社が提示してるように、教育現場でテレビと番組が活用されるようになる。
  • ロボットはまだ普及していないし、それほど優れたモノではないだろうが、存在はしているだろう。
  • 人間が機械よりもうまくできるようなルーティーン・ワークはほとんどなくなる。人間は主に機械の操作・管理をするようになる。
  • それでも、人間は退屈に苦しむ。
  • 幸運な一部の人たちは、機械を操作・管理する以上の創造的な仕事をしてエリートになるだろう。
  • 私(アシモフ)の2014年についての最も悲しい予測は、暇を強制されて何もする事がない社会で「仕事」がもっとも素晴らしい言葉になってることです。
  • くわしくはこちら

    原文はこちら
    『Visit to the World’s Fair of 2014』

    Leave a Comment

2014年1月18日 アイデア