なにやら未来を変えていきそうな予感のするプロジェクト。
安くてオープンで「コンピューター」としての拡張性があるというのが素晴らしい。
スマホを欲しがる子供には(嫌われても)これをプレゼントしてあげたいです。(笑)
KICKSTARTERで出資を募っていて、すでに1,000,000ドルを超えているようです。
https://www.kickstarter.com/projects/1598272670/chip-the-worlds-first-9-computer
人々は選択することに疲弊している。
どうでもいい選択に時間がかかったり、大切な事の選択に時間がなかったりして上手く選択できないこともある。
「悪い選択」に疲弊して「良い選択」を実行できないでいる。
テクノロジーの進歩で素早く簡単に選択できるようになり、選択肢は無限に増え続けてる。
デザインとテクノロジーの次の大きなブレイクスルーは、私たちの生活から不必要な選択肢を排除して、私たちが本当に気にすべきことのために私たちを開放してくれるような製品、サービス、体験を創造すること。
ANTICIPATORY DESIGN(「予期デザイン」とでも言うんでしょうか)では、ユーザーに代わって選択を決定する。
この目的は、ユーザーの意思決定を助けるためではなく、選択決定しないで済むエコシステムを創出させること。
ユーザーが得する選択が自動で判断されるように、データ、前行動、ロジックを活用する方法を見つけて、選択決定はユーザーの入力なしで、自動的に実行される。
すでにこうのようなシステムはGoogleやAmazonのパーソナライゼーションなどで始まっているが、これはまだ赤ちゃんのステップです。これから「予期デザイン」へのユーザーの期待が増していく。
予期デザインのためのデータは幅広く収集・分析されて、適切な選択のために再構成される。
あらゆる分野の選択決定についてのデータは爆発的に増えることになる。
あなたのブランドを「予期デザイン」にする5つのステップ
1.あなたのブランドサービスとして考えると、ユーザーは何が可能になるでしょうか?
2.デジタルであなたのサービスを利用可能にします。
3.あなたのサービスの配信を自動化するために何ができるか検討します。
4.自動化されたサービスを確立します。
5.「良い選択」と「悪い選択」を区別します。
・・・・・・・以上、英語がよく解らないので誤解もありそうですが、とても興味深いアイデアです。
ずっと前にもあったアイデアと思われますが、スマホがメインになりつつあってAIなどが脚光を浴びる今このタイミングでこの視点から語られると現実的で新鮮に感じられます。
個人としては全面的に賛成はできかねる部分もありますが、個人の素晴らしい人生のために必要なデザインかもしれません。
書いたのはデジタル・クリエイティブ・エージェンシー「HUGE」CEOのAARON SHAPIROさん。
このひと、おもしろそうです。
環境の一部になって、完全に溶け込んで、背景化して、だれにも気にされず、見えなくなってゆくだろう・・・ということ。こういうビジョンは以前からよくありますが、Googleの会長が言うと現実感が違います(笑)
見えなくなったインターネットは今よりもさらに重要なものになっていくでしょう。
インターネットが見えなくなっても『Don’t be evil (邪悪になるな)』というスローガンは守ってほしいです。
インターネットが見えなくなった社会での「デザイン」がどういうものになるのか、とても興味深いです。世の中のデザインが変わってゆくとき、それを知り、また自分なりに関わっていたいと思っています。
『PCの死と平等なウェブ世界の終焉』というこちらの記事
最初に目にしたのは、2014年の始め頃でした。ちょっと衝撃でした。
90年代や00年代のウェブやインターネットの周辺に漂っていた、ヒッピーカルチャーのようなものは、スマホとアプリの周辺にはなくなったということのようです。たしかに、この1〜2年で「最近はPCを使う事が少なくなった。」「スマホですべて出来るようになればいい。」という話を聞くことが増えた気がします。
・・・・・平等かつ自由に利用できるワールド・ワイド・ウェブは徐々に消えていくだろう。その代わりデジタル世界は、・・・・・・アプリの作成者たちが自分のアプリをモバイルOSに柔軟に組み込む力をもつ世界であり、その力は平等ではない。強い者も弱い者もある。そういう世界だ。
過去数年間にわたって起こっているデジタル世界での最も重要なシフトは、広くオープンなウェブから、半分閉じられたプラットフォームへの移行だ。後者もインターネットを使うが、表示にブラウザーは使わないもので、主に「iPhone」の興隆によって推進されている。この世界ではHTMLが支配せず、Googleがクロールを行うことができない。(中略)企業にとってはこうしたプラットフォームで収益をあげることが容易だという事実によって、この流れはさらに強固になる。 クリス・アンダーソン「ウェブは死んだ」(The Web Is Dead)
この「半分閉じられたプラットフォーム」というのが気になっていました。
半分閉じられているからこその安心や便利があり、残りの半分の自由を入手するには、リスクや手間が掛かるということでしょうか。
これからウェブを利用し始める世代は、どんなユーザーになるでしょうか。
先の事は解りませんが、2015年は少しだけでも「考え方」と「やり方」を変えて、これから先の文脈のようなものを見つけたいです。
どういう仕組みで音が鳴ってるのかよく解りませんが、すばらしいサウンド。
イスラエルのミュージシャンGörkem Şenさんがデザインした楽器だそうです。
おおらかで、ウォズニアックらしいです。
とてもいいです。
1.好奇心を持つ。
2.夢は大きく。
3.やったことのないことをやってみる。
4.お金のためだけにモノをつくらない。
5.実際につくってみる。
6.寛容であれ。
7.眠りながら考える。
8.シンプルにしつづける。
9.深刻になりすぎないこと。
実際にモノをつくれる人の哲学に思えます。
そして、どれも理にかなってる気がする。
くわしくはこちら
http://www.fastcodesign.com/3036366/the-wisdom-of-woz
興味深い取り組みです。そして、とても重要なことに思えます。
(もちろん、倫理観とか含めた意味で)
デザイナーはジャーナリズムについて正しく理解する必要があり、ジャーナリストには「デザイン・シンキング」の手法を取り入れる必要がある・・・ということのようです。
「ニュース・ルームには壁があって、その片方には編集者やライターがいて、もう片方にはデザイナーがいる。最初の段階からそれぞれが協調できるようにすべきです。」
「今日のジャーナリズムは紙に活字だけでなく、写真、ビデオ、データ、コードでストーリーを紡ぎだしています。」
米国におけるニュース・ビジネスの窮状をなんとかしていくためでもあるようですが、慎重に取り組んでほしいことのような気もします。
Journalism + Design
http://journalismdesign.com
なんとなく共感できるCMだったので。
アイデアそれ自体は、不気味で汚くて壊れやすい。
さらに付け加えると、行くあてがない。
アイデアのそういう側面を、恥じたり、卑しめたりしないこと。
でも、アイデアがどれも価値があるわけではないし、
まして必ず成功するってわけじゃないですが。
栞を挟んだまま、続きを読まなくなってしまった本。
その栞が作家のキャラクターで続きを読むようにツイートしてくれるらしいです。
読書離れをなんとかしようとする、ペンギンブックスのブラジルでのキャンペーン。
何年も前から思ってるんですが、読書体験を共有する「場」や「サービス」をつくるプロジェクトがあったら、ぜひ参加したいです。
昔からある読書会のようなものかもしれないけど、今の時代らしく工夫してあらためて実施するといいんじゃないかと思ってるんです。出版社などでご興味ある方のご意見をおうかがいしたいです。ぜひ。
昔のことからこれからのことまで、リラックスして話してるようです。
グーグルが何者であるかが、よくわかるインタビューな気がします。
手を広げて、上手くゆくものは継続して、上手くいかなかったら自然に消滅・・・ということでしょうか。
莫大な資金をもったテクノロジー集団って、すごいですね。
日本語の字幕があったら、お知らせいただきたいです。
くわしくはこちら。
http://www.huffingtonpost.jp/techcrunch-japan/google_b_5565703.html?utm_hp_ref=japan-business
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