1920年代から続くダイヤモンド型のシンボルをアレンジした新しいロゴを公開しました。

このロゴはワードマークなしで表示されるそうです。
ルノー社内でデザインされたもので、デジタルの世界における現代的なブランドのニーズを満たすことを目指しているそうです。

「より象徴的で、シンプルで、意味のある、時代を超えた真のシグネチャーとなるように再考しました」

70年代風との指摘もあるようで、たしかにそういう感じです。
個人的には、クルマのグリルに物理的に取り付けるには台座になる形態がなく少し画数が多い気もしますが、プロトタイプカーのグリルで光らせるには見栄えのする形態なのかも。

【関連記事】ルノーのロゴがリニューアル

映画会社のメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)スタジオのロゴが2012年以来のリニューアルで、お馴染みのライオンは7代目でついにCGになりました。6代目のライオンは1957年に登場したそうです。

さらに金ピカになったようです。

ゼネラルモータースの新しいロゴ

ゼネラルモータースのロゴの新旧比較

ゼネラルモータースのロゴの歴史

113年の歴史の「GM」は小文字になり、丸みを帯びたエッジになります。
自動車業界は100年に一度の大転換期で、電気自動車の生産と販売へ転換しいくためのイメージチェンジのようです。

このアイデンティティは「Everybody In」という新しいブランドキャンペーンに伴うものだそうですが、なんの業種のどこの企業なのかもわからない「ブランド」の漠然とした「イメージ」になってしまっているといった批判を受けているようです。

「GMは今後5年間で電気自動車と自律走行車に270億ドルを投資する計画で、その未来のために信じられないほど大きくて立派な野望を持っています。あとはマッチするロゴが必要です」

もう、ロゴがどうこうというスケールではないのかも。

General Motors Reveals a New Futuristic Logo >>

General Motors’ new logo is the biggest branding fail of 2021 (so far) >>

欧州TOYOTAの新しいロゴとアイデンティティ

欧州TOYOTAの新しいロゴとアイデンティティ

欧州TOYOTAの新しいロゴとアイデンティティ

欧州TOYOTAの新しいロゴとアイデンティティ

今回のリデザインの目的は、より進歩的なブランドとしてのトヨタのイメージを構築すると同時に、デジタル世界で生き続けて、ブランドが現代の拡大する顧客ベースに引き続きアピールできるようにすること・・・・だそうで、「先進性」「プレミアム」「一貫性」「モバイル・ファースト」が要件だったそうです。

ワードマークを廃止したのは大胆な選択だったと思いますが、それほどの違和感はなく受け入れられそうです。
クロームの質感からフラットになって、モバイル・ファーストになったようです。

モバイル・ファーストにするなら、縦方向の楕円の上部が外枠の楕円に接しているのかいないのかハッキリさせたほうがいいという指摘もあるようですが、なるほどそうかも。

手掛けたのは、こちらの会社だそうです。
The&Partnership (London, UK) >>

元記事はこちら
New Logo and Identity for Toyota Europe by The&Partnership | Brand New >>

データ・ライツについてのコンサルティング会社の詩的なアイデンティティ

データ・ライツについてのコンサルティング会社の詩的なアイデンティティ

データ・ライツについてのコンサルティング会社の詩的なアイデンティティ

データ・ライツについてのコンサルティング会社の詩的なアイデンティティ

「AWO」は、データの権利についてのコンサルティングや訴訟などを請け負う英国の法律事務所だそうです。
コードと詩をテーマにした静謐でミニマルな表現です。ディストピアではなく、ピースフルなデータ・ライツの未来を感じさせます。
静謐さは信頼感につながって、法律事務所らしいアイデンティティになってるようです。
法律事務所設立時のインスピレーションは 「All Watched Over by Machines of Loving Grace」 という 1967年に書かれた Richard Brautigan の詩だそうです。インターネットのユートピア的な理想を思い出させる、いい詩です。

All Watched Over By Machines Of Loving Grace」 >>

ブランドアイデンティティを手掛けたのは、Accept & Proceed というクリエイティブスタジオ。
幅広い仕事をしてるスタジオのようです。

Accept & Proceed >>

AW O >>

元記事はこちら
Designing Data Rights >>

ポーラ・シェアがパソコン操作に苦労しながら、リモートでプレゼンしてます。
最近手掛けたプロジェクトを紹介して、視聴者からの質問に答えてます。

質問■ブランディングの最初のステップは?どんなリサーチから始める?

まずはクライアントの話を聞く。
クライアントの話のなかで、どうでもいいことと、プロジェクトに関わる重要なことを区別する。
プロジェクトを進めて行く段階でも、クライアント側の1~3人の人とだけ話し合うようにするらしいです。
大勢の人と話し合うようなミーティングはやめたほうがいいそうです。

質問■ブランディングデザインで犯しやすい失敗は?

エディトリアルデザインができていないウェブサイトが多い。
だれかのワーヤーフレームに合うように要素を並べているだけ。
そういう方法論を打倒することを目指すそうです。

20年以上前からよくある話ですが、たしかにそういうエディトリアルデザインを疎かにしたサイトは良いUXをもたらすこともなければ、ブランディングに貢献することもないでしょう。
ニューヨークタイムスのサイトのエディトリアルデザインは良くできてるそうです。

元記事はこちら >>
Paula Scher shares the most common mistakes she sees designers make on branding projects >>

10年以上の紆余曲折を経てインスタントフィルムのポラロイドカメラが「Polaroid Now」として復活したそうです。ブンランド・アイデンティティもかつてのポラロイドのようにカラースペクトルです。

インスタントフィルムの技術を信じて存続させようと10年以上取り組んだ The Impossible Project の情熱に拍手です。

Polaroid Now >>

ポラロイドカメラが復活、新モデルPolaroid Nowが登場 >>

Polaroid goes back to basics with its new identity | Creative Review >>

ビフォーとアフター

透明と不透明

写真の上に配置されるロゴ

エンブレムとしてのロゴ

ブランドのデジタル化に対応して、オンラインでのタッチポイントに対応しようということだそうです。
黒を廃して透明にする・・・という方向性は企業アイデンティティのトレンドに合ってる気がします。
タイポグラフィとしても透明ロゴとして見やすいように「M」と「W」が変更されてます。

背景がある場合の「透明ロゴ」と背景がない場合の「不透明ロゴ」の2タイプがあるようです。
そのバリエーションはいらないような気がしますが、BMWの本国のサイトはちゃんとルール通り運用してます。

BMWのサイトは20年くらい前から世界統一の厳格なビジュアル・ルールを運用してきたので、多少扱いの面倒なロゴでも問題ないのかも。

ブンランドアイデンティティはその運用にこそ価値があると思ってます。

BMW Deutschland >>
https://www.bmw.de/

元記事はこちら
Brand New: New Logo for BMW >>
https://www.underconsideration.com/brandnew/archives/new_logo_for_bmw.php

WB_logo

WB_water_tower

WB_stationery_01

WB_stationery_02

アール・デコの雰囲気を残したまま、盾の形状は引き延ばされて、滑らかでクリーンなロゴに仕上げたそうです。
青色も明るく変更されていて、フラットな2Dタイプのロゴとグラデーションを備えた3Dタイプの2つのバージョン。2Dタイプはストリーミングやモバイルで、3Dタイプは映画館で登場するそうです。

個人的にとても好きなロゴのひとつです。

Warner Bros. Sansというコーポレートフォントもできました。
ロゴはいろんなバリエーションで見かけるようになりそうです。

くわしくはこちら
Pentagram rebrands Warner Bros. with a “sleek and clean” update to its shield logo >>

Microsoft Edge ロゴ

すでに世界中で不評のようです。
旧ロゴには「e」の文字でIEとEdgeの関係性を示す役割があったようです。
今回の「e」は北斎の波のようになってますが、文字でなく、キャラクターでもなく、起点と終点がない感じで、明快さに欠ける印象です。陰影のあるアイデンティティも少し古い印象かも。

ブランディングではなくプロダクトとしての旧Edgeは、ユーザーからの支持を得られなかったと思ってます。
Microsoftはもうずっと長い間、いいブラウザをリリースしていない気がします。

New Logo for Microsoft Edge | Brand New >>