きっとこの人はコロナ禍の自粛生活を楽しく過ごせるタイプの人。
メディアに登場しない姿勢も納得できました。

ファッションを愛していてもファッション界は嫌いなようです。
デザイナーとして勇気ある姿勢を尊敬します。

大胆なコンセプトでもマーケティングなくして大きな成功はなかっただろうけど、マーケティングが入ったことで、それまでの「言語」が失われたとあったのが印象的でした。
コンセプトやステートメントにマーケティング用語を使うのは、ホントにカッコ悪いことだと思いました。

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ” 公式サイト >>

ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会

ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会

ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会

明治からの日本ファッション史を俯瞰する展示。作品数が多くて見るのもたいへん。
1940年代からの年代順に当時の社会情勢や流行と合わせて展示されているので、ファッションにそれほど詳しくなくても楽しめます。

長い歴史の膨大な作品資料にハードワークと情熱と憧れが溢れた展示でした。
日本のファッションが世界で人気になってゆく過程はドラマチックです。
80年代から90年代のイメージ作りのための凝った印刷物の展示もよかったです。

戦時中も含めて、日本のファッションがそれぞれの時代の情勢や技術やメディアとしなやかに連動してきたことがわかります。
ただカッコイイ服の展示ではなく、時代の文脈をどのように作品にしてきたのかを長い時間の流れで見ることができる展示でした。

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デザインコンサルタントHetcoによるプロジェクト「pattern-project」

ロンドンのデザインコンサルタントHetcoは、2020年4月から、裁縫のための布のキットを販売するベンチャーとして「pattern-project」をはじめたそうです。
Hetcoはデータ重視型のデザインコンサルタントでBBCや公益法人をクライアントにしています。
「pattern-project」はサイズに合わせた型にカットされた布が送られてくるサービスで、ミシンを持ってる裁縫の好きな人なら服を縫い上げることができるキットです。

この「人間中心」のキットは、ファストファッションに反対するムーブメントにも影響を受けています。
Hetcoの共同設立者のShruti Groverによれば、人々は多くの服が作られる「非人間的な」プロセスに慣れ親しんでいるそうです。
「裁縫を始めると、服の見え方が変わってきます」
「すべての服は、幸せではない手によって作られていることを知っています。自分の製品を縫うことで、服との絆が生まれます。」

これからは、オーダーメイドに対応して型を調整できるようにオンラインのUIを開発中だそうです。

コロナ禍でミシンの売れ行きは好調のようなので、このプロジェクトはうまくいくのかもしれません。

pattern-project >>

ほかにも、コロナ禍にデザイン会社が取り組む新しいプロジェクトが紹介されています。
httpsMeet the design studios making new products and businesses in uncertain times >>

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個人的には服よりも、おおらかで乾いた感じのドローイングが魅力的でした。
会場はとても混んでいて、グッズ売り場も大盛況でした。
信者といえるようなファンを多く持つ強力なブランドだというのがよくわかります。

オシャレで「ファンシー」ということだけでなく、ものづくりとしてのリアリティが伝わってくる展示でした。
ミナペルホネンのものづくりは、21世紀のデザイナーが目指すべきところなのでしょう。

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく >>

アンビルド建築やジョン・ケージの音楽のようなパラドックなのか、ファッションブンランドが話題提供のために作ったアプリなのか。捉え方で価値が変わる気がしてます。
アパレル産業の環境破壊もテーマのようですが、他の文脈から見るとまたおもしろいです。

「自己演出のためにデジタルだけで存在する服」というのは「服」本来の在り方から外れてはいない気がしてます。
オートクチュール、プレタポルテ、リアルクローズ などに続くものになったりするのかも。

使うことができないウェブサービスとかもありえるのかも。

くわしくはこちら >>

「四角形の布地に対して曲線を描き裁断する従来の方法は、生地の15%が廃棄される。日本の伝統的な直線裁断パターンをもとにして、身体の3Dデータに基づいて着用者の身体寸法ぴったりの型紙を自動作成して廃棄物を減らすことを目指した」

なるほど。大量生産ではなくて、オーダーメイドされる1点モノのためのパターンメーキングのようです。

過剰生産と大量廃棄はアパレル産業の根底の問題のようです。
今の時代だからこそできるオーダーメイドがあるのかも。

慶大チームの研究成果が海外で脚光 AIを活用した廃棄物ゼロのパターンメーキング|WWD JAPAN >>

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ヨーロッパのミニマルでオシャレなSF映画みたいです。
2018秋冬コレクションだそうです。

そのロゴが持つイメージをちゃんと解釈して再構成して提示してる感じ。
実際に着ることはないかもですが、カッコイイです。

元記事はこちら

手掛けたデザイナーはこちら
heron preston

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ファッション史にも洋服のパターンメイキングにも詳しくありませんが、とてもおもしろい展示でした。
18世紀〜現在までの消防服、軍服、ジャケットなどを分解して解説して再制作して展示していました。

フランス革命から、世界大戦、現代 まで続く洋服のパターンの変遷を丁寧に解説してくれています。
再現された服を実際に試着できるのはおもしろい体験で、なるほど、着てみれば違いがわかるものです。

再現された18世紀や19世紀のジャケットは、労働着らしく腕を動かしやすくて、キュートなシルエットでとても気に入りました。

展示されていた服の型紙は購入することもできるようです。

半・分解展 >>

身体のないファッション・・・ということなのでしょうか?
バッグのぶら下がったドローンがランウェイを飛んでるのは、ちょっとバカげたものにも見えます。

なんだろこれ。

見てきました。かっこいいです。
段取りとスケジュールを重んじる仕事ぶりは、いかにもビジネスを成功させそう。
仕事もプライベートも徹底的に丁寧に美しく取り組む姿勢は、まったく真似できる感じがしないです。

デザインについての「産みの苦しみ」よりも「継続することの試練」のようなテーマがあって、ちょっとビジネス寄りな感じもしました。