YouTubeBRNDCAST_2019_Japan_001

プラットフォームとしてのYouTubeの猛烈な勢いを感じるイベントでした。
ユーザー属性とかターゲティングの精度も洗練されてきたのでしょう。

個人的には、プラットフォームの上で行われることはすべてプラットフォームの利益にしかならないという考えがありましたが、自分もまたこういう認知システムのなかにいると思うと、考えを改めることになりそうでした。

YouTubeと音楽業界の関係はおもしろくなりそうでした。
イベント会場も昔のMTVっぽい感じがありました。

【関連情報】
ミュージシャンのためのマーケティングツールを提供してミュージシャンをレコード会社から開放しようというスタートアップ “UnitedMasters” >>

2019年11月14日 メディア

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ずっとまえに、なにかの本でこんなことを読んだ記憶があります。

分類された情報を探索することの方が検索エンジンよりも目的の情報が早く見つかる場合がある。
それでも多くの人がまず検索エンジンを利用するのは、キーワードを入力するとすぐに答えが出るというレスポンスの早さによって効率的だと感じられるから。
目的の情報を見つけるまでのトータルの効率においては検索エンジンはユーザーが感じているほど効率的ではない。

検索エンジンがまだそれほど優秀でなかった1990年代はそういうこともあった気がします。
いまの検索エンジンは超優秀になったけど、広告やSEOや規制とかで、必ずしも効率がいいわけではないです。

情報の分類が面倒に感じられて、タイムラインに流れてくる断片的な情報に素早いレスポンスを期待するようになってるなら、ちょっと休んだほうがいいのかも。

Yahoo!カテゴリからのお知らせ >>
https://dir.yahoo.co.jp/info

2017年7月1日 メディア

Yahoo!JAPANの媒体資料のような感じですが、スマホ、タブレット、PCの使われ方の違いとか、とても納得できる資料です。
『グーグル会長 エリック シュミット 「インターネットは見えなくなる。」』 というのとは、全く違った未来のようでうす。

本気でスマホサイトを作ってみようかという気がしてくる動画でした。

2015年2月11日 メディア

あなたのタイムラインに表示されるニュースは、あなたが興味を持って検索、閲覧、コメント、ツイートしたことをもとにして、アルゴリズムによって取捨選択されて表示されているのだとしたら・・・。

それらのニュースの切り口は、あなたの興味関心の拡張と深堀りであり、あなたにとって面白い記事かもしれませんが、一般の世論だと言えるでしょうか?
それは、良い事なんでしょうか。

また、このアルゴリズムが恣意的に操作されることは危険なことかも。しかも簡単にできそう。

恣意的な「記事」を見つけ出す事ができても、「アルゴリズム」が恣意的に操作されることがあったときに、私たちは気づくことができるでしょうか。

ちょっとSF的で、おもしろい記事でした。

以下、抜粋

「Facebook では、ユーザーが数多くの交流関係を築いたとしても、その「ニュースフィード」に現われるニュースなどのコンテンツは適度に間引かれています。同社が「エッジランク」と呼ばれるアルゴリズムを用いて、個々のユーザーにとり重要な、あるいは親しい関係にある人物やコンテンツのアップデートに絞り込んでいるといわれます。」

「ファーガソン事件に関する言及が、Twitter のタイムラインでは溢れかえる一方、Facebook のニュースフィードではほとんど皆無だったという現象に触れて、改めて“フィルターバブル”問題の深刻さを指摘することになります。」

「なんらかのアグリゲーションやキュレーションの仕組みの上でニュースを体験することが常道となった現代。個々の記事を選択すると同時に、読者はある種のアルゴリズムを選択していることもまた、意識すべきかもしれません。」

くわしくはこちら『藤村厚夫 Media Disruption』
「ニュース編集者とはだれか/ポスト“フィルターバブル”議論を読む」
http://mediadisruption.net/2014/09/15/post-filterbubble/

2014年9月21日 メディア

pop-up-ad

開発したのはEthan Zuckerman氏。
ポップアップ広告は後にFlashと組み合わされて、さらにヒドいものになりました。これから10年後にはネイティブ広告の開発者が謝罪してるかも(笑)

たしかに、Ethan Zuckerman氏が指摘しているように、インターネットにおける「広告」という収益モデルは限界を迎えつつあるでしょう。

個人的には・・・「広告」という収益モデルの「過剰さ」が、インターネットにおける「認知」を歪んだものにしてる気がします。
それは90年代のポップアップ広告ほど解りやすいことではありませんが、個人の考え方や社会全体に重大な影響を及ぼしている気がします。とくにモバイルでインターネットに触れた子供や若い世代には良くない影響があるように思ってます。

収益を求めるだけの質が低くて行儀の悪い広告モデルは、これから急速に問題視されて消えていくかも。

くわしくはこちら
http://gigazine.net/news/20140819-pop-up-apology/

またはこちら
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2726700/Im-sorry-Man-invented-pop-ad-begs-forgiveness-creating-one-Webs-hated-tools.html

2014年8月19日 メディア

E235

昔、中吊り広告をつくったこともあるので、少し寂しい感じ。
雑誌系の中吊りはやったことないけど「壁に貼らない紙媒体」ということで、意外に工夫ができる媒体でした。

マーク・ ニューソンがデザインしたみたいな新車両は、デジタルサイネージだけになるらしい。

プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20140701.pdf

2014年7月3日 メディア

newyorktimes_report

レガシーメディアが新興テクノロジーに駆逐されるというシナリオは’90年代から何度も聞いているので新鮮味には欠けますが、今回はそれが New York Times の社外秘レポートだというところがドラマチックです。

レポート本体はこちら(英語)
http://ja.scribd.com/doc/224608514/The-Full-New-York-Times-Innovation-Report

このレポートについての興味深い記事。

『growth hack japan』

『KAZUYO NAKATANI’S BLOG』

米国と日本ではメディアの仕組みや構造が根本的に違うところもあると思うので、日本ではこれほど急進的で徹底的なことにはならない気がします。
戦後の日本のメディアは手厚く保護されてきた産業だと思ってます。
だからこそ、メディアとしての自律性は弱くても、こういう危機的状況で生き残り続ける気がしています。(そのほうが問題かもしれませんが・・・)
むしろ、日本国内でレガシーメディアをドラスティックに終わらせてしまうような、テクノロジー、ウェブサービス、新興メディアなどが登場してこないことにこそ危機感を持ったほうがいいのかも・・・。

2014年6月8日 メディア

gunocy_ad

人に薦められてはじめたGunocy。配信される記事は、正直言ってハズレが多いです(苦笑)。
記事を配信するアルゴリズムやプログラムが洗練されていくのに期待です。
それより期待してるのは、広告掲載の『Gunosy Ads』

最適化されたタイムラインの文脈に沿った最適な広告が配信されるようになったら・・・いろんなメディア系Webがやりたくてもできないネイティブ広告に手が届くのかもと思ってます。

(勝手な期待と憶測ですが・・・)
媒体資料にある150万ユーザーはまだ少ない気がするし、広告代理店経由でなくて自前で販売したらもっと素晴らしいでしょう。
「朝刊」「夕刊」という旧メディア的な体裁も広告掲載に相応しい気がするし、何よりも先ほどのアルゴリズムやプログラムが洗練されていったらエコシステムになれるかも。

こちらのステートメントも素敵です。
「僕がGunosyを作った理由」
「僕がGunosyを続ける理由」

期待してます。

2014年2月11日 メディア

なかなか良さそうなUIです。

それにしても、「紙」っていうメタファーをスマホで追体験するのは、なんだかB級ファンタジー映画の未来予想のような感じです。(笑)

どこかFlipboardに似てますが、後出しジャンケンでPaperのほうが洗練されてそう。

操作感も楽しそうですが、タイムラインの文脈の中にうまく広告を入れていくことができそう。しかも的確に最適化されて。

もしできたら、スゴいかも。