「データを21世紀の石油と考えると、私たちはそれぞれ、世界で最も価値のある企業によって個別に採掘されている小さな油田です。・・・ユーザーデータの一部と引き換えに「無料」サービスが提供されるトレードオフに慣れてきました。 IoTは、そのような情報を収集することに大きく依存する新しい種類のオブジェクトを私たちの家に導入しました。・・・ユーザーデータの流れを制限しようとすると、結果的にサービスや製品へのアクセスも制限されるとしたら、私たちは許容して自らのデータを差し出す以外の選択肢はないのでしょうか?」
・・・という命題についてのコンセプトモデルのようです。
IoTデバイス経由で収集されるあなたのデータを「架空の情報のベール」で隠してくれるオブジェクト。
さまざまな方法でユーザー情報の収集を阻止してくれます。
オブジェクトA:ウェブカメラのハッキングを防止するカメラ
おもちゃのカメラの原理でウェブカメラにさまざまなシーンを表示させます。
オブジェクトB:アレクサをからかう架空の音声のオブジェクト
架空の環境音や会話音声でアレクサのアルゴリズムを混乱させるようです。
オブジェクトC:偽の履歴を残すボタン
PCに接続してボタンを押すと、google、facebook、youtube、twitter、Amazonに架空の閲覧履歴を残します。
オブジェクトD:デバイスをランダムに操作するオブジェクト
あなたが家にいないときに、ユーザーデータを収集するIoTデバイスをランダムに操作して、架空の使用パターンをつくります。
コンセプトモデルというよりも、コンセプト・アートといっていいくらいの低い実現度でしょう。
コンセプトの持つメッセージは「心配しすぎだ」「考え過ぎだ」ということのようですが、こうして出来上がったっ架空のユーザーアイデンティティを別人格として持っていると、毎日のネットがおもしろく感じられるようになりそうな気もします。
ゴーグル無しでVRを見る機能があるそうです。
また、このスマホはREDのハイエンドカメラのモジュラーシステムの一部として機能するようです。
これが本当ならスゴい製品ですが、一般向けに大量に売れるようなことはなさそう。
ことしの夏に発売予定で予約は終了していて価格は15万円くらいのようです。
どんなものか、ちょっと楽しみです。
予定よりだいぶ遅れてるようです(笑)
すっかりスマートなプロダクトになってるみたいですが、2014年に紹介したときのようなプリミティブな手作り感があるのが好きでした。
このモジュール型のスマホは、ユーザーとスマホの関わり方(インターフェイス)を変える画期的な製品になるかも。
以前に紹介した記事はこちら
『Googleのモジュール式携帯『Project Ara』2015年発売』
新しくなったChromecastはビデオ用とオーディオ用があるらしいです。
モデルチェンジで、アプリが充実したそうです。
自分も使ってますが、おもしろいデバイスです。
ウェブサービスと家電を簡単に繋いで新しい体験を提供して、しかもそのUIはスマホ。
価格は安く、いろいろなアプリが開発されると、さらに楽しくなりそう。
いままでにないタイプの製品だと思います。
プロダクトデザインの点では「あまりデザインする必要がない」という感覚も新鮮。
関連記事
http://designers-union.com/blog/archives/2813
くわしくはこちら
http://www.fastcodesign.com/3051510/googles-new-chromecast-is-the-anti-apple-tv
自分が行う事をシンプルにしてくれるデバイス。
ピースフルで、いいアイデアだと思います。
Twine のようだけど、センサーとかじゃなくて、人が意志を持って「ボタンを押す」ことでタスクが実行されます。
解りやすくするんじゃなくて、シンプルにする。
「モノのインターネット」の未来を別のアングルから詩的に捉えたプロダクトのようにも思えてきます。
何かの情報をインプットして、分析して、対応して、実行される・・・だけじゃなくて、
誰もが自分でもハッキリ解らない理由で、何かを実行して、それが連携されているんだと思うと、この世界は素晴らしいです(笑)
歩きながらのテキスト入力を安全にできるようになるそうです(笑)
ジョークかと思ったら、こちらでホントに買えるみたい。
http://www.type-n-walk.com
操作してる自分の顔を映すほうが警告になる気も。
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