すでにGoogleの親会社Alphabetや20世紀フォックスから7000万ドルを調達したそうです。
音楽ファンとミュージシャンとエンジニアが一緒になってネットでやることは、大きな変化をもたらしてくれそうです。

記事を読むかぎりでは、マーケティング・オートメーションのツールとユーザー属性情報をミュージシャンに開放することでレコード会社のやっていたマーケティング活動をミュージシャンが自ら実践できる環境を提供するみたいです。適切なコンサルティングもしてくれるようです。
これによってGoogleは、どんな音楽を聞く人がどのような属性・趣向で、どのような行動をしてるかというデータを手にするということでしょうか。

この取り組みは音楽ファンの楽しみも広げてくれそうです。
それにひきかえ、JASRACのやってることは、もう社会的損失になりつつあるかも。

くわしくはこちら >>
Alphabet他から調達した7000万ドルでUnitedMastersはレコード業界の革命を狙う

UnitedMasters >>

UnitedMasters

参考記事
ITの進化は、マーケティングにどんな変革をもたらすのか? >>

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2017年11月24日 音楽

Taylor_Swift

ソーシャル・プロモーションとか、(インターフェイスの操作感とかのことじゃなくて)全方位的なユーザーエクスペリエンスとかについて、なかなか示唆に富んだ寄稿に思えます。

同時に、ミュージシャンにとっては本当に厳しい時代なんだとも感じます。
この投稿も現状の音楽業界にとっての優等生的な内容だとも言えるでしょう。

・・・まぁ、すべてショービジネスということなんでしょうか。

以下、いくつか部分的に引用・・・・

音楽販売の「滅亡」やアルバムが経済的な存在意義を失うことを予測する人は非常に多い。私はその一人ではない。

近年、有力アーティストが何らかのプロモーションや独占契約のため楽曲を実質的に無料で提供するという報道を読んだことがあるだろう。これは音楽界のみならず私が出会うすべての若い女の子にも言えることだが、私が未来に期待するのは、それぞれが自らの価値を認識し、主張するようになることだ。

ユーチューブ時代のいま、昨年のスタジアムツアーではほぼすべてのファンがすでにショーをオンラインで視聴していることを念頭に置いて毎晩ステージに立った。彼らに今までに見たことのないものを示すために、私は十数人のスペシャルゲストを招いて彼らのヒット曲を一緒に歌った。私の世代は番組にあきたらチャンネルを変えることができる環境で育っており、気の短い時には本の最後のページだけを読む。われわれは予想外の事に喜び、驚くことを求めている。次世代のアーティストが観客をわくわくさせ続けるというチャレンジに挑み続けることを願っている。

将来的にアーティストはファンを得ていることでレコード契約を交わすようになり、その逆ではなくなる。

【WSJ125年特集】テイラー・スイフトにとって音楽の未来はラブストーリー

2014年7月14日 音楽

そういう仕組みで鳴るんですねー。
荘厳な音。

viola_organista_da_vinci

2013年11月19日 音楽

学生の頃、本当に良く聴いてた。
その頃聴いてたアルバム「NEW YORK」が最高傑作だと思う。

「SET THE TWILIGHT REELING」のステファン・サグマイスターのグラフィックもカッコ良かった。

2013年10月28日 音楽

坂本龍一のライブ中継のときもそうでしたが、アーティストがこういう取り組みをしてくれること、ありがたいです。

“ぼくの目標はぼくが過去50年あまりやってきたアートの形を救うことだ。今は何でもデジタルだが、でも不幸なことに、それは音楽を劣化させている。劣化でなく良くしているなら、新しい技術として誇ってもいいが、現実はその逆だ。デジタルが悪いわけではなく、その使い方が、アートに対する不正を働いている。MP3には、オリジナルの録音に存在するデータのわずか5%しかない。デジタルによって便利になった社会は、質か利便性かという選択に人びとを追い込んでいる。技術によって普遍的に質が良くなるのが技術の本筋であり、こんな選択が存在すること自体、今日の技術の不良性を示している”  ニール・ヤング

音楽のためにも、沈みかけてる音楽業界のためにも、よいことかも。

http://jp.techcrunch.com/archives/20120928neil-young-begins-his-long-quest-towards-true-audio-fidelity-with-pono-a-new-music-service-and-device/

2012年10月1日 音楽