IBMの社内に掲出された従業員向けのポスター。
ポール・ランドがIBMのコーポレートアイデンティティやポスターを手掛けていた頃のようです。
メッセージに明確でユーモアのあるグラフィックです。
IBMの2代目社長のトーマス・J・ワトソン・ジュニアは「Good Design is Good Business」と言ってたそうです。
企業カルチャーとしてデザインが根付いていくというのは、こういうことに現れるのかも。
The IBM Poster Program: Visual Memoranda by Robert Finkel and Shea Tillman >>
今年5月に92歳で亡くなったケン・ガーランドは、1960年代のロンドンの「スウィンギング・シックスティーズ」の時代から活躍してきた英国のグラフィックデザイナー。
1964年に発表した「First Things First」というマニフェストや、1966年の著書『Graphics Handbook』で知られています。
2016年のインタビュー記事が公開されました。
グラフィックデザインの思想的な指導者というイメージですが、謙虚で実務的な人物でもあったようです。
以下は抜粋です。
「1920年代、1930年代にドイツやスイスで行われていたデザインは、50年代に英国の我々が取り組んでいたことよりもはるかに進んでいた。私たちは、タイポグラフィ・デザインの夢の国に閉じこもり、前進していないと感じていました。私たちが追いつかなければならない仕事があることはわかっていました。ある意味では、私たちがやったことは、ヨーロッパやアメリカのベストと思われるものを模倣したものでした。」
「私と一緒に学んだ同僚の多くは、すべてをサンセリフ、できればヘルベチカにしたがり、私にはない絶対主義的な傾向を持っていました。私はすでに、グラフィックデザインへの一途なアプローチという考えを抑えていました」
スウィンギング’60sは、ロンドンのデザイン事務所の多くが急速に拡大した時代でしたが、ガーランドは常に小規模でありたいと考えていたそうです。
Ken Garland & Associatesという社名で、最大時に4人のアソシエイトを抱えていましたが、彼の平等主義的なポリシーで、プロジェクトは常に平等に評価され、大規模なクライアントを求めることはなかったそうです。
「常にデザインに関わっていたいと考えていた。秘書的な仕事をする人はいなくて、みんなデザイナーで、デザインをしていました。」
「私たちの世代は、デザインが好きで好きでたまらなかったのだと思います。確かに、大きなデザイングループを必要とするクライアントもいますが、小さなグループでできることは素晴らしいことです。」
KG&Aは常に彼の自宅にオフィスを構えていたため、規模を小さくすることができましたが、実は毎日の通勤を避けたかったことが主な動機だったそうです。
966年の最初の著書『Graphics Handbook』は、実用的なアドバイスが紹介されています。
表紙にはガーランドの印象的なタイポグラフィが使われていますが、この本はガーランドが自分の作品を人前に出すための本ではありません。
「デザイナーが自分の作品を見せて自慢話をするための本があります。私が考えていたのは、仕事をするための本でした。」
この『Graphics Handbook』は約3万部売れ、60年代後半から70年代の学生に、デザインの手法だけでなく、デザインのプロセスやデザイナーに必要なコミュニケーションスキルなど、貴重な指導やアドバイスだったそうです。
お金のない学生に考慮して、参考文献に「必須」「重要」「単なる有用」のマークを付けたそうです。
ガーランドは、グラフィックデザインの思想的なリーダーでしたが、『Graphics Handbook』では、別の側面についても触れています。
「それは、デザインに対する私の異なる姿勢です。ひとつは、何が要求されていて、どうすればそれを満たすことができるかという、事実に基づいた姿勢。もうひとつは、現在のグラフィックデザインの使われ方に影響を与えている社会的要請は何か、そしてそれをどうやって我々の望み通りのものに変えることができるかということです。」
グラフィックデザインを自分の欲求や社会的衝動に合わせてどのように変えていきたいかは、1964年に発表された「First Things First Manifesto」に端的に表現されています。この中でガーランドは、急成長するグラフィックデザイン業界の倫理観として「より便利で長続きするコミュニケーションの形を優先すること」を提唱しています。消費主義と広告の氾濫に対する警告は、いまも多くの若いデザイナーにとっての試金石です。
Ken Garland Was Graphic Design’s Moral Compass >>
The First Things First Manifesto >>
1978年、ニューヨークの美術学校のクーパー・ユニオンで、デザイナーのマッシモ・ヴィネッリと地図製作者のジョン・タウラナクによる、ニューヨークの地下鉄路線図の将来についての討論会が行われたそうです。
デザイナーや交通関係者、不満を持つ地下鉄利用者など、大勢の聴衆の歓声とブーイングの中で、ヴィネッリとタウラナク、そして8人の専門家が議論を交わしたそうです。それは、抽象的なものと現実的なもの、単純なものと複雑なものの闘いであり、形態とコンテンツの間の永遠の闘いでもあったようです。
昨年の夏、映像作家のゲイリー・ハストウィット氏が、これまで公開されていなかったイベントの記録を見つけました。その録音の記録と画像は『The New York City Map Debate』という新しい本にまとめられて今年の秋に発売されるそうです。ポーラ・シェアが序文を書いたそうです。
本物のデザイン議論。そこに一般市民も参加していたというのが興味深いです。
議論の背景には、とても大きなデザイントレンドの変化があったと思います。
現在に至ってはその議論をすべて飲み込んでアプリになったというのも、グラフィックデザインの変遷を示していると思います。
以下は抜粋です。
「これは日常生活に影響を及ぼさない、頭でっかちなデザインの議論ではありませんでした。何十年にもわたって、ニューヨーカーや観光客の移動手段、さらには街の見方を変えてきたのです。・・・地下鉄路線図は、多くのデザイナーが敬愛する象徴的なものであり、ニューヨークのデザインにも影響を与えました。」
「地下鉄路線図は、多くのデザイナーが崇拝する象徴的なものです。この論争は、70年代後半に起こったデザイン界のトレンドの変化の縮図でもありました。モダンミニマリズムからポストモダンマキシマリズムへの移行の中で、ヴィネッリの地図は巻き添えを食ったのです。・・・ヴィネッリは、混沌とした環境にデザインで秩序をもたらそうとしていました。地下鉄のサインや地図を使って、論理性や明快さ、明確なコミュニケーションをもたらそうとしたのです。・・・グラフィックデザインと案内表示を使って、街をきれいにしようとしたのです。今思えば、無駄な試みだったと思います。」
「ヴィネッリの1972年の地図は今では芸術作品とみなされているし、タウラナクの70年代後半のバージョンは今でも地下鉄の車内で生き続けている。」
「(タウラナクの地図は)地理的にはより正確になっているが、実際にはヴィネッリの地図にあった情報が凝縮されている。例えば、C線、D線、E線のような個々の鉄道路線をまとめています。これでは、個々の路線が運行されていなかったり、ルートが変更されていたりした場合に、それを伝えることが難しくなります。そこで、MTA(メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ)とデザイン会社のWork&Coは、タウラナクの地図の問題点を修正するために昨年アプリをリリースしました。これは、ヴィネッリとタウラナクの両方の地図の良いところを組み合わせたものです。」
Inside the design drama of a century: The fight over New York City’s subway map >>
New York Subway Map 1970-1972 >>
1971年からつづく映画広告の賞「Key Art Awards」の50周年を記念して、エンタテインメントマーケティング業界の著名人5名がエンターテインメントマーケティングを変えた50の映画ポスターを選んだそうです。
オーディエンスを惹きつけて売り込むための広告であり、映画を見る人の想像力をかきたて、壁に飾られ、偉大な映画を1枚の画像に凝縮したアートです。
こんな仕事してみたかった。
生涯で160を超える映画ポスターを制作したドイツのグラフィックデザイナー。
約60年にわたるキャリアを記録したデジタルアーカイブが公開されました。
シンプルで、明快で、力強く、洗練されてます。
黒澤明やゴダールの映画のドイツ版のポスターもカッコイイです。
「アートスクールを卒業後、配給会社のNeue Filmkunstに就職したヒルマンは、自由に創作活動を行うことができましたが、このアーカイブはその使命を果たし、ヒルマンの優れた業績とその多才なキャリアに光を当てています。ヒルマンは、第二次世界大戦後、印刷所にポスター用の書体がほとんどなかったため、当初は自分で切ったり描いたりした書体に頼っていた。しかし、1950年代に入り、暗室を持つことができるようになると、写真の要素を融合させた印象的なデザインを生み出すようになりました。」
膨大な点数の多様な表現が展開されてます。素晴らしいアーカイブです。
元記事はこちら
Discover Hans Hillmann’s extraordinary film poster archive >>
旅行会社Homo Travellusのポストカードシリーズ。
コロナ禍で家に閉じこもっている旅行好きの顧客へダイレクトメールで送らたそうです。
「熱心な旅行者の心に語りかけるために、私たちは旅行先と家庭での日常生活を結びつけました。象徴的なモニュメントの実際のデータと自宅における同等の体験を計算しました。」
例えば・・・
「万里の長城を歩くことを想像してみてください」
「庭を400万回歩くことを想像してみてください」。
デザインしたのは ギリシャのデザイン会社 SPUTNIK DESIGN TEAM
SPUTNIK DESIGN TEAM >>
Imagine Creates Post Cards That Reveal A Universal Human Truth Thanks To COVID >>
パンクスらしい、反骨精神溢れるインタビューです。
グラフィックデザインの行き詰まりと、その先について語っています。
「グラフィックデザインは死んだ」と言いながらも、グラフィックデザインの未来について悲観してはいないようです。
ネヴィル・ブロディはロイヤル・カレッジ・オブ・アートで教えているそうで、そこで学生たちにどのように教えているかについても話しています。
以下は抜粋です。(いくつか理解が間違ってるかもしれません)
「グラフィックデザイナーの根底には、いくつかのジレンマがあります。
第1に、アルバイトをせずに、どうやって社会的に意義ある挑戦的な仕事をして食べていくか?
第2に、どうやってフリンジに立ってインパクトを与えるのか?
2つ目の質問の答えは「フリンジに立ってインパクトを与えることはできない」です。外側にいて何かを変えることはできないということです。」
「The Faceの仕事の最初の2~3年は、とてもチャレンジングなものとして見られていましたが、その後は、トレンディなものとして見られていました。それは私が望んでいたことではありませんでした。」
「私たちは、学生たちが慣れ親しんできたものが崩壊してしまうような、非常に脆く、根拠のないものとして『デザイン』を放置しています。学生たちは新しい考え方や新しい反応を開発しなければならないのです。私たちはロイヤル・カレッジ・オブ・アートでの指導を 『脱・規範(ポスト・ディシプリン)』と呼んでいます。あなたは単なるコミュニケーションの実践者です。ポスターや音響作品を作るかもしれないし、物理的な空間をデザインするかもしれないし、小説を書くかもしれない。伝えようとしているメッセージに応じた対応ができるような指導を心がけています。 」
「今はおかしな時代だと思います。『グラフィックデザインは死んだ』という見出しになるかもしれませんが、ある意味ではそうなのではないでしょうか?グラフィックデザインはPinterestとInstagramでしか見られない。」
「企業はユーザーエクスペリエンスデザイナー、コーダー、プログラマー、ソーシャルメディアマーケティングの専門家をますます必要としています。ロゴやブランド、ポスターやリーフレットなど、物理的なものはそれほど重要ではありません。ピザの宅配を除いて、ダイレクトメールをすることはもうありません。雑誌も手に入らない。そして、雑誌はもうデザインされていないのです。」
「テンプレートを設定して、それだけです。それぞれの記事を独立してデザインされているわけではなく、定型的なものです。バックエンドのエンジニアリングとフロントエンドのマーケティングがすべてです。グラフィックデザインは、書籍や出版物に多く見られる傾向があります。今では雑誌を手に入れることはできません。グラフィックデザイナーのためのグラフィックデザインという、それ自体が産業になるのです。」
「プラットフォームのためのテンプレートを構築したり、ビジュアル言語のためのツールボックスを構築したりすることの方がはるかに重要なんだ。雑誌の美しい見開きをアートで演出するというのは、今はもうありません。」
「『グラフィックデザイナー』という昔ながらのスキルの肩書きはもうアイデンティティではないんです。グラフィックデザインが死んでも、グラフィックデザイナーが死んだわけではありません。私たちの仕事の本質が劇的に変化したのです。・・・グラフィックデザインの最初の100年は、おそらくダダから始まって、コロナで終わったと思う。」
Neville Brody on Navigating Graphic Design’s Shifting Identity >>
いい議論です。昔からデザインの流行り廃りはありますが、SNS映えが求められるようになったことで、一層顕著になったうえに高速になっています。流行にのることの何がダメなのか、また何が正しいのか、デザイントレンドの意味についての記事です。
ロンドンを拠点とするデザイン会社Studio LowrieのクリエイティブディレクターのMike Whiteさん、アラブ首長国連邦を拠点とするグラフィックデザイナーのShamma Buhazzaさんの意見です。
どちらも率直な意見だと思います。
以下は抜粋です。
「トレンドは『人々に受け入れられている人気のあるもの』としてポジティブに捉えるべきで、反発するようなことではない。
トレンドを好むことが、自分たちのデザインを過小評価したり、創造的な個性を軽視したり、独自のセールスポイントを軽視したりすることになるかもしれないと恐れているのでしょうか?」
「インスタグラム上の新しいトレンディなデザインの急速な流れのもう一つの欠点は、自分のデザインの実践の中でのリサーチプロセスの混乱です。人々はリサーチをしていないので、自分の基準点がどこから来ているのかさえわからないのです。だから、本当に興味深い創造的な方向性やデザインの『パスティーシュ(模倣・寄せ集め)』を見ているようなものなのです。その結果、オリジナルの洞察ではなく、誰かの出発点を再利用した、希薄化された価値のないものになってしまうのです。」
「デザイン業界ではアドビのソフトウェアがほぼ独占状態にあるため、同じシステムを使って仕事をすることが多く、一定の制限の中で自然に仕事をし、特定のスタイルを再現することができます。」
「このデザインの奔流に大量にさらされるという呪いにも、その恩恵があります。デザインのトレンドを利用することで、その作品が人々に親しみやすく、親近感を持ってもらえることがあります。親しみやすさは、認知度を高め、アクセスしやすさを生み、それは支持的であると同時にコミュニケーションにもつながるのです。」
「トレンドに飛びつくことのさらなる負の側面は『時代を超越したもの』の要素を失うことです。そうした作業は『何年も経ってもまだ新しく新鮮』に感じられます。」
「例えば、形と機能の関係です。デザインは今、形が重要なのです。デザインは機能の結果であるというスイス風のモダニズム的なアプローチを説いた教育を受けてきました。今でもそうだと主張する人もいますが、実際には今はそうではありません。」
「ある意味、グラフィックデザインはイラストレーションに近いものになってきたのか、アートに近いものになってきたのかと考えています。」
「この10年間で何が起こったかというと、いままでのアプローチは、興味に対するリターンを必要とするクライアントにとって十分ではなかったということだと思います。デザインソリューションはデザイナーが決定するのではなく、マーケティングチームからの情報をもとに、ビジネスの支出を正当化できるようなデザインワークのベースを提供する戦略に重点が置かれるようになりました。これは、オーディエンスのエンゲージメント、『いいね!』『クリック』『シェア』『保存』などを考慮したトレンドベースのデザイン決定に対する計算可能な反応によって実現されます。
「CIAのリブランドに見られるのは、デザインの美学が関連付けられている文脈を理解しないまま、トレンドに飛びついてしまった例です。インスタグラムを見て、気に入ったものを見つけるまでスクロールして、それをコピーしてしまう人もいます。」
「最終的には、トレンドが私たちの文化の定義や文化の中で起こっていることを定義しているのです。」
上記はほんの一部だけの抜粋なので、全部読んでみるのをお勧めします。
共感できると思います。
元記事はこちら
Is graphic design too trendy? >>
Every year our marketing team takes a step back from our brand, creative work, public expression and activations. We look in the mirror and ask ourselves if what we see creatively, reflects what Twitter is.
— Leslie Berland (@leslieberland) January 27, 2021
Twitterの最高マーケティング責任者のレスリー・バーランド氏が発表したこの新しいビジュアル・アイデンティティは、ソーシャルネットワークの複雑さと不完全さを表現しているそうです。
破れた紙、色あせたイメージ、擦り切れたタイポグラフィなどのビジュアルを特徴としています。
フォントはオリジナルの「Chirp」というサンセリフだそうです。
ブンランドを「不完全」なイメージで表現することはめずらしいですが、SNSの置かれている現状として正直なアプローチのような気もします。
なんとなく90年代のイメージで、当時の「オルタナティブ」のトレンドと少し似た感じがしてます。
その後のフラットなデザインは、ミニマルでクリーンで洗練と信頼が表現されてましたが、2020年代のデザインはまた違った方向に向かってるのかも。
以下はレスリー・バーランド氏のツイートからの引用です。
「Twitterとここで行われる会話は生きていて、呼吸していて、常に進化しているので、これを行います。それらは、話している人々によって定義され、彼らの声によって形作られ、毎日私たちのタイムラインを満たす画像や言葉によって刻印されています。
ブランドは私たちではなく、皆さんです。」
「Twitterでの会話は、乱雑で複雑、強烈で刺激的、陽気でばかげている、奇妙で醜い、衝撃的で美しい、邪魔で感動的です。それらは生であり、本物です。」
「私たちのロゴは変わっていません、その鳥は象徴的で生き続けています!しかし、それがどのように表示されるかを試してみます。」
元記事はこちら
Twitter Unveils Bold Visual Identity Mirroring Its ‘Imperfect,’ ‘Complex’ Nature >>
1969年から1998年まで使われていた自社ロゴをベースに、タイプフェイス、形、色を微調整してミッドセンチュリーの魅力と現代的な感性を視覚的に融合させているそうです。
デジタルプラットフォームを念頭に置いたデザインです。
フォントファミリーは「Flame(炎)」という名前です。丸みを帯びた、大胆な、美味しそうな、というイメージで「人々に一口食べさせたいと思わせるフォント」だそうです。
色は「ファイヤーリー・レッド」「フレイミング・オレンジ」「バーベキュー・ブラウン」の組み合わせに、「マヨエッグホワイト」「メルティーイエロー」「クランチー(シャキシャキ)グリーン」のサブカラーです。
バーガーキングの親会社のデザイン担当であるラファエル・アブレウ氏によると・・・
「デザインは、私たちが何者であるか、何を大切にしているかを伝えるための最も重要なツールの一つであり、私たちの料理に対する情熱を生み出し、ゲストの体験を最大化する上で重要な役割を果たしています。」
だそうです。
アイデンティティのデザインについて的確な見識のように思います。
The Burger King rebrand celebrates its design history and irreverent personality >>
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