1. 自分に正直でありなさい。君が持っている最大の資産は個性だ。ああしろこうしろという他者の言うことには耳を傾けるな。
2. 他の誰よりも仕事に励みなさい。努力は必ず報われる。
3. パソコンから離れ生身の人間、本物の文化に触れなさい。これが人間の本質である。
4. 技に磨きを掛ける事を怠るな。思考の革新のみでは足らない。手先を動かしモノを作りなさい。
5. 可能な限り旅に出なさい。旅先で自分の無知を再認識するといことはとても謙虚で刺激的な経験である。
6. 現代社会はテクノロジー率先で流行に翻弄されやすい。しかし、その中でもやはりオリジナリティは君臨する。
7. 自分もそうなりたくないのなら愚かな者の元で働くな。
8. 本能。直感。己の力を信用する事を学びなさい。
9. 黄金律(「おのれの欲するところを人に施せ」)は真。善意に尽くせ。
10. 例え他のすべてが失敗しようとも、②を維持できればそれは君のキャリアの最大のアドバンテージになるであろう。
ジョン C ジェイ / John C Jay
4月なので・・・
たまには、こういうの思い出すのはいいことかもです。
『The best interface is no interface』といった考え方について、Googleと共同で、こんなインターフェイスの研究をしたBergのクリエイティブ・ディレクターのTimo Arnallが自身のブログで反論してるようです。
英語だし難しくてよくわからないですが、とても興味深いです。
詳しくはこちら『No to NoUI』
たしか、ポール・ランドが
『デザインとは関係(relationship)だ。フォーム(形態)とコンテンツ(中身・意味)の関係だ。』と言ったそうです。
テクノロジーと人間の関係もデザインでしょ。
以前に書いた
『ニューヨーク市が公衆電話を蘇らせる斬新なデザインを募集「応募作は“公衆電話らしくなくてもよい”」』
の応募作なのかも。
『Beacon』と名付けられたコンセプトのようで、「公衆スマートフォン」といった感じ。これ、いいかも。
スマートフォンからプライバシーの要素を削除して、公衆インフラとして利用されるように設計するのは良いことかも。
通信とプライバシーがあまりに密着しすぎてしまった現状から、少し違ったコミュニケーションとか社会マナーとかが生まれてきそうな気もする。
こういう活動を通して、デザインへの取り組み方やデザイナーとの関わり方、プロジェクトを通しての人との関わり方などを学ぶ・・・ということでしょうか。
興味深い取り組みです。
詳細はわかりませんが・・・
いろいろなスタートアップから、どれに参加するかを選んで、
サンフランシスコの有名なスタートアップ企業のデザイナーとチームを組んで、3ヶ月間でプロダクトを作り上げていくようです。
その3ヶ月間は給与を受け取れるようです。
さらに興味深いのは、3ヶ月経った後、そのスタートアップに残るか、どこかほかの企業に行くかを選べるようです。
米国で「デザイナーファンド」というデザイナーのエンジェル・ファンドが実施してるようです。
プロボノのような活動として、日本でも実施されればいいのに・・・と思います。
『Bridge』
http://designerfund.com/bridge/
本当かどうかわかりませんが・・・iPhoneなら30秒、電気自動車でも数分で充電完了できるとか。
偶然に発見されたらしいですが・・・
軽くて柔らかく、生分解性で、しかも通常のバッテリーよりもパワフル。
それをパソコンのDVDドライブのレーザーでつくってる?!
とんでもない奇跡の素材かも。
ウェアラブル・デバイスとかに使われるようになれば、映像で言ってるように世界が変わるのかも。
くわしくはこちら
ほかにも「グラフェン」というワードでいろいろ解説が見つかりますが・・・さっぱりわかりません(苦笑)
世界中にスタジオがある Frog Design の社内コンペだそうです。
地域ごとの着眼点、アイデア、デザインの違いが興味深いのでメモ。
上海から・・・“AirWaves”
マスクに内蔵された粒子センサーでリアルタイムの大気汚染を観測して、位置情報とともにクラウドに送る。大気汚染データのネットワークが出来上がる。
アムステルダムから・・・“Mnemo”
ブレスレットを交換して、お互いのデータへのアクセス認証をする(?)
編み込みのパターンがIDとパスワードになるらしい。
ミラノから・・・“CommpassGo”
目的別に場所を探して街を歩くためのコンパス(?)
あらかじめ調べておかないで、街を歩くためのツール。
シアトルから・・・“Hello World DIY”
プログラミング知識不要。
部品を服に縫い付けてウエアラブル・デバイスをつくる裁縫箱。
10代の女の子向け。
ミュンヘンから・・・“Icho”
GPS、加速度計、触感フィードバックを利用した視覚障害者のためのナビゲーター。(日本語の名前かな?)
市街地向け。美術館の音声ナビのようなイメージ。
サンフランシスコから・・・“Kinetik”
iPhoneの予備電池。
腕時計のように装着して、日常の運動によって充電される。
自転車のスポークにつけてもいい。
マラソン大会でみんながつけてるのもおもしろい。
ニューヨークから・・・“MTA Relay”
ニューヨークでの乗り換えを支援するブレスレット。
目的地への次の乗り換えを、路線色に輝いて知らせてくれるようです。
移動パターンを学習していくようです。
オースティンから・・・“Tree Voice”
「木が話せたら・・」というアイデア。
センサーによって、雑音、温度、大気汚染などを計測して、人が通りかかると表示される。
環境データのネットワークが出来上がって、どこに住むかの参考になる。
くわしくはこちら
その風貌からも反骨精神がうかがえる力強いアドバイスです。
心に刻んでおきたいです。
『1982年頃はアメリカにデザイン・シーンなんてなかった。みんな企業におべんちゃらを言う人だった。デザインはアホばかりの世界だと感じていた。それで自分の会社をつくろうと決心したんだ・・・』
『「機能に従う」はダメなデザインの言い訳になり下がってる。・・・人は自身の感情で納得したいんだ。合理性に納得したいのではない。』
この人のデザイン観は、昨今の風潮からすると、ちょっと特殊な感じがするかもしれないけど、合理的でとても正直な素晴らしいものかも。
とても、おもしろそうです。
やってみたいです。
でも、何に使えるのかは、よくわかりません(笑)
デザインコンサルタント『フィヨルド』のシンポジウム。
アクセサリーのように身につけるデバイスやアプリのことを『appcessories(アプセサリー)』と言うそうです。知りませんでした。
うまい言い方。
以下はウェアラブルな『アプセサリー』がどんなふうに私たちの生活や身体認識に影響していくかという予測。
・・・だそうです。
『フィヨルド』はウェアラブルをとても押してるデザインコンサルタントですが、それを差し引いても興味深い予測です。
物理世界としての生活や身体と仮想世界としてのデジタル、データが融合していく未来はSF的でおもしろいですが、なんかちょっと怖い感じもします。
詳しくはこちら
人気雑誌の舞台裏が少し見えるようで、おもしろいです。
でも、ウェブ展開については、消極的でいらっしゃるようで・・・
“ウェブを否定はしないけれど、お金を出して雑誌を買うという行為と、無料でウェブを見る行為は違うと思っています。「優劣」じゃなくて、「種類」が違う。僕らがやっているのは「立ち読みされた上で、630円で買ってもらう」というビジネスだと思っています。”
自分の心情でも、「無料」のウェブがあるために「お金で買う」雑誌のハードル(期待値)が上がりすぎてる気もします。
現在の私たちは「なかなか上手くできてる」というレベルの無料の制作物の氾濫に溺れて流されているようです。
たしかにウェブは、断片化した情報とノイズによる巨大な「ヤミ鍋」のようなものかもしれません。「編集」に重要な「文脈」を成立させるのが困難かもしれません。
しかし、この点についてウェブは、これから新局面に入ってゆくように思います。そのときには、どうかオモシロくしてほしいです。
『BRUTUSが陳腐化しない理由とは? 西田編集長に聞いてみた』
http://tokyo-edit.net/archives/23093754.html
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