コロナウイルスのインフォグラフィックのためのガイド CHARTABLE

コロナウイルスのインフォグラフィックのためのガイド informationisbeautiful

データの視覚化は複雑な情報を理解しやすくすることですが、視覚化のためのデザインがユーザーの解釈と結論に影響を及ぼさないように、そのデザインに至った文脈がわかるデータソースを提示すべきだそうです。
また、データの不確実性も考慮すべきとしています。

「事実をフィクションから分類し、過剰な不安を避けて、そして何よりも情報過多のこの時代に正確に通知され続けるように願っています。」

【1】
元データの収集方法が変更されることがあります。これがチャートのスパイクとして現れます。
チャートに使用されるデータの定義は一貫している必要があります。

【2】
データは毎日増えています。新たな知識も増えています。過去に作成したチャートが正しくなくなることがあります。
参照元を明らかにして、不確実性について注記をつけておく必要があります。

【3】
国や地域で人口規模、政治環境、保健システムは異なります。
コロナウイルスの死亡率などの数値を世界全体で平均したり一般化することはできません。
視覚化から導かれる結論に注意してください。

【4】
感染のリスクを伝えるためには、よりローカルな地図にマッピングすべきです。
また、世界地図には緯度による面積差があるので、地図の塗りつぶしよりもバブルの大きさで視覚化したほうが適切です。

【参考】Mapping coronavirus, responsibly >>

【5】
デザイナーはチャートの見やすさシンプルさを大切にしますが、それよりも、パンデミックの状況で情報を伝えていることに配慮すべきです。
センセーショナルに恐怖を煽るようなデザインをせず、適切な注釈で必要なコンテクストを提供すべきです。

【参考】17 (or so) responsible live visualizations about the coronavirus, for you to use >>

【6】
パンデミック初期のデータは不確実性が高いことに留意する必要があります。
たとえば、致死率のデータが時間とともに大きく変化することも有り得ます。

【7】
コロナウイルスを他の病気と比較することは困難です。コロナウイルスについてのデータはまだ不確実です。
過去の他の病気との不正確な比較をすることで、コロナウイルスを過小評価したり、対策やアドバイスを無視することに繋がらないようにすべきです。

【8】
いくつものデータソースが公共資産として提供されています。それらのデータソースは人によるもので、それを元にしたチャートも人によるもので、そのチャートを見るのも人だということを忘れないでください。
情報を拡散させる前に、データソースを確認してください。

【参考】What if Data Wasn’t Data? Spoiler Alert, it isn’t.

パンデミック状況下のインフォグラフィックのガイドとしてだけでなく、現代のグラフィックデザイナーの課題でもあると思います。社会状況を理解して適切に配慮したデザインができることが求められている気がします。
そういうセンスを持ち合わせていないと、クライアントにもダメージを与えかねないし、世の中に害を及ぼすことになる時代かも。

元記事はこちら
A complete guide to coronavirus charts: Be informed, not terrified | Fast.Co DESIGN >>

ワシントンポストのコロナウイルス感染拡大シミュレーションのグラフィック

秀逸です。感染はどのように拡大するのか、対策によって感染拡大はどのように抑制されるのか、をパーティクルでシミュレーションしてます。
時間経過で健康な人の数、感染者の数、回復した人の数 の変化を把握できるインフォグラフィック。
説明文がわかりやすいです。
なにより世の中の役に立つグラフィックです。

p5.jsを習得して、こういうインフォグラフィックとこういうコンテンツを制作したいです。

コロナウイルスなどのアウトブレイクは、なぜ急速に拡大し、どのように「曲線を平らにする」ことができるのか | The Washington Post

どんなタイポグラフィにどんなフォントが使われているのかをアーカイブしたサイト「FONTS IN USE」

タイポグラフィの常識が勉強できそう。
「Topics」「Formats」「Typefaces」の分類も圧巻。

アイルランドのデザイナー James Cullenさんによる、2010年から続くタイポグラフィの公開アーカイブだそうです。

FONTS IN USE >>

元記事はこちら

‘Fonts In Use’ Identifies Typefaces Of Real-World Items For Your Inspiration | DesignTAXI.com >>

2019年のベスト・ブックカバーデザイン

書籍の専門家やデザイナーが選んだ78点のブックカバーデザイン。
得票数が多かったのは、Tyler Comrieさんのデザインの Yoko Ogawa著『The Memory Police』だそうです。

デザイナーによるブックカバーの紹介とデザイナーのサイトのURLがあります。
魅力的なブックカバーデザインがたくさんで見応えあります。

The 78 Best Book Covers of 2019 | Literury Hub >>

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yahoo

yahoo

90年代のYahoo!のロゴは、楽しさ、熱狂、不遜、といったイメージだったそうです。当時のインターネット企業はそういうイメージでした。
2013年にYahoo!のロゴはリニューアルされて、大人っぽくなりました。インターネット企業が社会的な責任を問われるようになった頃でした。

今回のリニューアルはゼロからやり直したそうです。
その社名に込められた「遊び(fun)」の精神を受け継ぐのが、イタリックの「!」なのだそうです。
90年代からずっとYahoo!にある「奇癖」や「特異性」のシンボルとして「!」をモチーフにしているようです。

なるほど、いい着眼点な気がします。

くわしくはこちら
Michael Bierut rebrands internet giant Yahoo | It’s Nice That >>

Pentagram >>

関連記事
マイケル・ビアラットが解説する、ロゴの第4のタイプ『ロゴ・システム』。>>

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コーポレート書体をデザインするデンマークの会社「コントラプンクト」の展覧会。
「コントラプンクト」が手掛けた企業やブランドのオリジナルのアルファベット書体についての、コンセプト、特徴、使用例、などを紹介してくれてます。
展示だけではわかりにくいですが、会場に置いてあるパンフレットを読むとよく理解できました。

それぞれのプロジェクトについてよく調査した見識からの明確なコンセプトがあって、一貫性のあるタイプフェイスにまとめあげられてる感じ。
タイプフェイスの造形だけでなく、デザインのアプローチがいいです。

コントラプンクト >>

ギンザ・グラフィック・ギャラリー >>

デンマーク政府のロゴを手がけたデザイナーに聞く
「日本をブランディングするならどうしますか?」 >>

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初期MacのGUIをデザインしたスーザン・ケアが手掛けたビットマップフォントのリニューアルのようです。
iOS13と一緒に発表されたようです。味わいがあります。
デジタルデバイスで表示されるフォントがサンセリフ一択だったトレンドが終わるのかも。

英文での読みやすさとかの理由があるようですが、味わいのあるフォントはこれから流行りそうな気がします。

こちらからダウンロードできるようです。
Fonts for Apple Platforms >>

元記事はこちら
Apple’s new typeface is available for use right now >>

New York (typeface) – Wiki>>

【関連記事】シリコンバレーの最も重要な失敗をした6人から デザイナー、エンジニア、起業家に向けたアドバイス >>

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ミルトン グレイサーのような60年代〜70年代の雰囲気のイラストがカッコイイです。
こういう感じのイラスト、これから流行りそうな気がしてます。

デザイナーは Miro Denck さん

WOLFという映画館のためのポスターだそうです。
カフェもあってグッズもかっこいいです。
映画への愛に溢れたいい映画館のようです。

たのしそうな仕事。

Miro Denck さんのインスタグラム

WOLF

Miro Denck designs film posters for his local cinema using striking illustrations | It’s Nice That

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グラフィックデザインのある程度の年代以上であれば、スクラップブックをつくるのは大切なことだと教えられていたかと。
日本画エリートらしい観察力とスケッチの腕前など、その後のグラフィックデザイナーの「たしなみ」とか「素養」とかの原点のような気がしました。
年月を掛けて収集して積み重ねられた豊かさに支えられたデザインなのだとわかります。

展示されていた共著『図案の美学』には、デザインの目的意識とか創造のプロセスについて理路整然と書かれていて、たぶん当時は斬新な見解だったと思いますが現代に通じるものでした。

イメージコレクター・杉浦非水展 | 東京国立近代美術館 >>

classicmetal_theriff

Gerard_Huerta

Apple Music の「Classic Metal」と「The Riff」のアートワーク。
手掛けたのは 数々の有名ブランドのロゴも手掛けたグラフィックデザイナー Gerard Huerta だそうです。

Apple Misic のプレイリストのアートワークは年々良くなってる気がしてます。

音楽のビジュアルについては、同じフォーマットを展開させたようなアートワークはいただけません。
レジェンドと言われるようなグラフィックデザイナーが手掛けるようになれば、また味わい深くなっていいかもです。

これからも音楽とグラフィックの蜜月があることを願ってます。

Gerard Huerta >>

AC/DC Logo’s Designer Creates Rockin’ New Album Artworks For Apple Music – DesignTAXI.com >>