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2008年からはじまったロゴデザインのコンテストだそうです。
なかなか良さそう。

ロゴデザインは、この数年でずいぶん変わったと思ってます。
デザインのトレンドが変わったというよりの、「ロゴ」がどのように利用されるのか、その「ロゴ」はどのように認知させるのか・・・そういった環境が大きく変わってきた気がしてます。

HOW Logo Design Awards >>

元記事はこちら
HOW Logo Awards winners | Logo Design Love >>

という、ライアン・ゴズリング主演のコメディ・ムービー。
サタデー・ナイト・ライブ という人気番組でオンエアされたそうです。

制作費3億ドルの映画のタイトルが、ダサいことで評判のフォントであることが許せない。
このグラフィックデザイナーは、フォントを選ぶドロップダウンメニューから、子供の遊びのように、なんとなくこのコミック・サンズの次にダサいフォントを選んで、ほとんど手を加えることなく使ったに違いない。・・・ということのようです。

おもしろいけど、このライアン・ゴズリングの気持ちも少しわかる気がする。

こんな記事もあったようです。

I Spent $300 Million on This Movie and All I Got Were These Lousy Papyrus Subtitles >>

Avatar is Papyrus? >>

AVATAR_logo

それにしても、YouTubeの動画埋め込みって、ほんとに使いにくくなった。

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とても味わい深いインフォグラフィク。
「世界の言語」といっても印欧語族(インド・西アジア・ヨーロッパ)のようで、中国語とか日本語とかは含まれていないようです。

アーツ&クラフツっぽい雰囲気のイラストがいいです。

こちらでポスター版が買えるようです。
Stand Still. Stay Silent – Language Family Tree print >>

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解説が読み応えありです。
1957年に、ロバート・ブラウンジョン、イワン・チャマイエフ、トム・ガイスマーがブラウンジョン・チェマイエフ&ガイスマーを結成して、モダニズム的なアプローチのデザインを続けて60周年だそうです。

「良いデザインがアイデアから始まるという前提を受け入れるならば、このアイデアを視覚に変換する最良の方法は、通常手持ちの鉛筆やペンを使用することです。」

この10年くらいでいろんなデザイン・アプローチが提唱されて、流行っては古くなって消えていきますが、こういうモダニズム的なアプローチが時代を超えてデザイン成果を生めるのは、そのアプローチがデータやツールやテクニックではなく、なによりも人の能力に根差しているからでしょう。

くわしくはこちら >>
http://www.logodesignlove.com/chermayeff-geismar-haviv-60-years

関連記事はこちら

伝説的グラフィックデザイナー、アイヴァン・チャマイエフのインタビュー記事。
http://designers-union.com/blog/archives/3874

Chermayeff & Geismar & Haviv が手掛けたメキシコのテレビ局「Imagen」のアイデンティティ
http://designers-union.com/blog/archives/5931

『Let It Bleed』のジャケットをデザインしたデザイナー、ロバート・ブラウンジョンのアーカイブが公開
http://designers-union.com/blog/archives/5521

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グラフィックデザイナーRokas Sutkaitisさんによるコレクション。
時代も社会背景も違うからでしょうが、ロゴとしての違和感のようなものを感じるけど、それもまた魅力的。

くわしくはこちら
http://www.logodesignlove.com/soviet-logos

インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/soviet_logos/

A2サイズのプリントはこちら
http://sovietlogos.bigcartel.com

USAfacts.org というサイトで提供してるようです。ホントに世の中のためになる活動かも。
これは日本のお金持ちもやってほしい。
こういう活動こそがフェイクニュースやデマの駆逐つながるのかも。

それにしても、相変わらずマッチョな話し方。

【関連記事】
ビル・ゲイツが語るWindows8とSurfaceが描くパーソナルコンピューティングの未来

USAfacts

USAfacts.org >>

くわしくはこちら >>
Steve Ballmer Spends Millions To Redesign Government Information

出版に向けてkickstarter で出資を募ってます。

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München 1972 | Collected

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しかもそのレコードジャケットを手掛けたデザイナーのサイン入り。

ヒプノシスのStorm Thorgersonのサインの入った原子心母のあの牛のプリントが£840。
デヴィッド ボウイ のサイン入りの Hunky Dory もあるようです。

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多くの名作レコードジャケットを手掛けた伝説的なデザイン・グループ ヒプノシスがデザインした
1977年の10ccのアルバム『Deceptive Bends』の制作過程について紹介してます。
依頼→ミーティング→ラフ→撮影→アートワーク→仕上げ のプロセスがドラマチック。

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その楽曲のビジュアルイメージについての深い洞察を持って、デザイン的にもビジネス的にもどうなるかわからない過程を創造的に切り開いていく姿勢がすばらしいです。
どこかの誰かが考えたワークフレームでトレンドに沿った効率的なデザインより、デザインに取り組むうえで何が大切かを思い出させてくれます。AIの時代になっても価値あるデザインというのは、こういうことなのかも。

ヒプノシスについてのWiki >>
1977年だけで30点以上のレコードジャケットを手掛けてます。

【関連記事】伝説的なデザイングループ『ヒプノシス』のメンバーのインタビュー >>

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アルバム『スケアリー・モンスターズ』のオリジナル・アートワークが圧巻でした。
巨大なサイズのコラージュとドローイングで制作して、複写して、ポジフィルムからそのまま印刷するようなプロセスだったのかも。もしそうだったなら素晴らしいです。
デジタル化されるずっと以前の印刷技術だからですが、優れた手業で豊かな質感をそのままジャケットに落とし込んだ、息吹を感じさせるような、繊細でロックなグラフィックでした。

現在のグラフィックデザインはそのツールのせいで複雑になって “ダイレクトさ” や “即興性” のような魅力を失っているような気がしました。

会期終了間際にやっと観れて、よかったです。
ひとりの人間の生涯にわたる総合芸術の膨大な記録に圧倒さる感じでした。
その先見性と戦略。それを実行した勇気と努力に敬服です。