
以前に紹介したアンケート
『グラフィックデザイナーの実態調査のためのアンケート』
に寄せられた回答が集計されて、本になったそうです。
シンプルで力強いインフォグラフィック。
お気に入りのパントンカラー、年収、身につけたい技術、働き方、信条 などなど・・・おもしろそうです。
こういう取り組みはおもしろいです。日本のグラフィックデザイン業界に必要なのは、作品自慢の分厚い年鑑じゃなくて、こういうリアルな本なのかも。
今年もおもしろかったです。
ちょっとマンネリ感もあるけど、美しい造本を手に取って見ることができる貴重な機会。
それぞれのブックデザインに文化・思想・審美眼が感じられ、鑑賞する価値がありました。
ウェブデザインがブックデザインくらいの成熟に達するのは、
まだずっと先のことのような気がしてきました。
間違った使い方とかしてると恥ずかしい。
ちゃんとおさらいしておきます。
くわしくはこちら
https://creativemarket.com/blog/2015/12/28/how-to-speak-typography-terms-you-should-know
「California & Graphic Design 1936 – 1986」という本だそうです。
カラッとしていてサイケで自由な感じがいいです。
1936年から1986年という時代が、デジタル化以前ということでまた良いです。
くわしくはこちら
http://www.itsnicethat.com/articles/california-and-graphic-design
世界的なデザイン会社ペンタグラムのホリデーカードの42年のアーカイブ。
リラックスしたユーモアのある感じのデザイン。
どれもいいです。
アーカイブはこちら。
http://www.fastcodesign.com/3040154/40-years-of-pentagrams-wonderfully-creative-holiday-cards
すばらしいリストです。
60人以上のデザイナーと120点以上のブックカバーが紹介されてます。
どれも魅力的なグラフィック。
デザイナーの他作品が紹介されてるのもありがたいです。
今年はおとなし目のデザインだったようです。
くわしくはこちら
http://www.casualoptimist.com/blog/2015/12/01/notable-book-covers-for-2015/
「どうして、ウェブのタイポグラフィは印刷された紙や雑誌ほどのレベルに至らないのか?」
ロンドンのグラフィックデザイナー、Raquel Calonge さんによる記事です。
上の図のように、デバイスサイズの爆発的な多様化で、ウェブのタイポグラフィはさらに困難になってると指摘してます。
「問題は我々デザイナーは、デバイス、画面の幅とすべての訪問者の設定のタイプを知ることができないということです。
また、Web制作者は書籍のデザイナーが持ち合わせているタイポグラフィーの素養を備えていません。」
ということで、ウェブに見受けられるタイポグラフィの稚拙さを指摘してます。
英字の世界の話なので、日本語はまた別かもしれませんが・・・
Raquel Calonge さんのポストを読むと「レスポンシブにしたからユーザーのデバイスにアジャストできた。」というだけではまるで不十分なのかも・・・という気がしてきます。

かっこいいです。
オフィスに貼ってあったら、ちょっとキビシいかんじもしますが・・・
くわしくはこちら
http://www.lncreativestudio.com/work/monday-morning-critique/
まったく新しい分野の表現に取り組むときに、どのように考察を重ねていくのか・・・興味深いインタビューです。
オットー・プレミンジャー監督の映画「黄金の腕」(1955年)にグラフィックデザイナーとして映画のシンボルロゴを制作していたところ「これを映画にしよう。」 という話になったことが始まりだったそうです。
それ以前の映画のタイトルロールは観客にとって無駄な時間だったのですが、ソール・バス以降は観客のイメージをひろげて、ストーリーのなかに招き入れるイントロとして新しい役割を担うようになりました。
それはソール・バス自身にとっても、まったく新しい世界が開かれた感覚だったようです。
「危険な道」(1965年)、「ウエスト・サイド物語」(1961年)、「おかしなおかしなおかしな世界」(1963年)、「大いなる西部」(1958年)、「勝利者」(1963年)、「グラン・プリ」(1966年)、などを例に映画のタイトルデザインについて説明してます。
映画本編とどのような関係づけをするべきなのか、とても深く考察したようです。
とくに、見慣れた被写体に新しい奇妙な印象を与えて、映画本編のイントロとすることは大きなチャレンジだったようです。
自身の創造性を頼りにして、まったく新しい分野の表現を拓いたプロセスからは、ソール・バスの映画タイトルへの情熱が伝わってきます。
インタビュー記事はこちら
https://medium.com/art-science/saul-bass-on-his-approach-to-designing-movie-title-sequences-47fd537c457b#.3bw0tdxhz
イギリスのグラフィックアートで活躍するアーティストやデザイナーのインタビューで構成されているようです。
クラウドファンディングで資金を集めて完成されたらしいです。
プリントもデジタルもグッズもあって、そういうジャンルをどう越えて往くのかがおもしろそう。
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