歴史あるエレメントを現代的にするのは、なかなか難しいデザインですね。
一目見た印象はそれほど変わらないですが、うまくデザインされてます。
エレメントを整理・省略して、色数を減らして、タイポグラフィにはセリフがあるようです。
フラットデザインにしないで金属質のロゴにしたのも正解に思えます。
関連記事
『ルノーのロゴがリニューアル』
http://designers-union.com/blog/archives/4584
元記事はこちら
http://www.underconsideration.com/brandnew/archives/new_logo_for_alfa_romeo.php
たぶん、こういう制作プロセスを体験した最後の世代ですが、あえて今、こういうプロセスでやってみたい気がします(笑)
Photoshop登場25周年の記念キャンペーンだそうです。
動画にある制作プロセスからデジタル化された制作プロセスへの移行がどれだけ大きな転換だったかを想像すると、Photoshopがどれほど凄いソフトだったのか解るということなのでしょう。
Photoshop以降の世代の人にはどうでもいいことかもしれませんが・・・
PhotoshopもIllustratorもこういったアナログな制作プロセスのメタファーを、うまくUIに取り込んでいました。
インターネットがまだなかった当時でもアナログの制作プロセスを知っていれば、このメタファーを手がかりにして試行錯誤しながら、まったく未知のツールと制作プロセスを理解することができたわけです。
トーベ・ヤンソンの昔のコミックにある手描き文字をベースにしてるらしいです。
日本のテレビアニメのムーミンとは印象が違いますが、ちょっと素朴で力強くていい感じ。
facebookのサイトにはこのロゴが見当たらないことが驚きです。
コーポレートロゴという位置づけならば、ロゴの変更に気付く必要もないということでしょう。
以前のロゴは2005年の制作。
新しくなったロゴは垢抜けたけどキャラクターが薄くなったようです。
いままでよりもユニバーサルになった感じ。
それがこの10年のSNSの一般化ということでしょうか。
鮮やかなテクニックです。
こういうフィジカルな技術がネットのうえで注目されることが興味深いです。
その創造性のオーディエンスはどこにいるのか・・・
そういうことにネットが利用されるのは、とても素晴らしいことな気がします。
カラッと乾いて明るくてモダンな感じ。
ダイヤモンドマークは押し出しが強くなって、黄色も明るくなったようです。
でも、アプリケーション展開のいくつかは蛇足かも(苦笑)
ルノーのデザイン部門が手掛けたようです。
下記のリンクのコメント欄では、ロゴの「U」のアンダーシュートがないから浮いて見えるとか・・・
いろいろ批判されてるようです。おもしろいです。
意外にチャーミングな印象のフォント。
リサーチとか、フォントにするためのまとめかたとか、真摯に取り組んでる感じ。
KICKSTARTERで出資を募ってるようです。
https://www.kickstarter.com/projects/1822548650/albert-einstein-font
ちょっと罪深いのもありますが、おもしろいです。(笑)
「すべてオートトレースです。」
「実は色盲です。」
「あのドレスはホワイトとゴールドです。」
「ヘルベチカでタトゥーを入れたことがあります。」
「本当はフラットデザインが嫌いです。」
「そのイメージはGoogleから引用しました。」
「ほとんど文字詰めはしたことがありません。」
「ペンツールをどうやって使うのか解りません。」
「Macを持ってません。」
「90年代にコミックサンズを使ったことがあります。」
「いつもフォント名を大声で言います。(友人は嫌がってます。)」
「印刷に誤字がありましたが、クライアントには内緒にしています。」
「またロゴにヘルベチカを使ってしまいました。」
「FedExのロゴのどこに矢印があるのか、いまだに解りません。」
「ときどき、無性にFlashが恋しくなります。」
くわしくはこちら
https://creativemarket.com/blog/2015/04/14/confessions-of-a-guilty-designer-15-bold-admissions
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