デジタルな現代に求められる要件に合わせて、細部を徹底的に見直した感じです。
マーク、フォント、カラーも細かく見直しているようです。
オトル・アイヒャー の名作に手を入れるのですから、たいへんな仕事。

鶴のマークは100周年なんですね。知りませんでした。

ブランド資産をちゃんと引き継いで、現代のために必要なことを施したという感じ。
とても美しいですが、全体的にやや痩せた感じがするのは少し残念。

くわしくはこちら
New Logo, Identity, and Livery for Lufthansa done In-house with Martin et Karczinski >>

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手掛けたのは、ミュンヘンの Martin et Karczinski という会社とルフトハンザ航空の社内デザイナーだそうです。
Martin et Karczinski >>

私たちが日々撮り溜めている画像は、忘れられて消えて行くだけのデータなのかも。
ちょっと90年代的な感じもするけど、デジタルデータのありかたとその価値についてあらためて考えさせられる作品。
映画のブレードランナー2049でも「失われた記録」というテーマがあり、そこには生死とか自我とか転生とかのテーマがあったのを思い出します。

“私たちはデジタルオブジェクトが消え去るのを望んでいませんでした。
それらを保存したい場合は、今日作成したデジタルオブジェクトを今後もレンダリングできるようにする必要があります。” ヴィントサーフ 元Googleの副社長

気になるのは、どうゆう仕組みでセルフィー画像が黒い粒で表示されて、そのあと黒い粒がこぼれ落ちるようになってるのか・・・もしかして、画像の表示はディスプレイで、黒い粒はただ排出されてるだけかな? そうではなさそう。

ワルシャワ国立民族学博物館 で展示されたそうです。

制作したのは『Pangenerator』
http://www.pangenerator.com

ほかの作品もすばらしいです。

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Watch These Selfies Decay While Pondering Your Mortality

さすが豪華です。お祭り騒ぎのバカバカしさでいっぱい。
なんといってもTideのCMがいいです。

alexaのようなデバイスはアメリカ人の生活に浸透してるようです。
日本でもすぐにそうなるのかも。

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大胆で示唆に富んだコンセプト。

未来ではクルマは所有するのではなく、コミュニティで共有するようになる。
個人で所有するのはハンドルだけ。
そのハンドルはクルマとのインターフェイスであり、ユーザー情報、セッティング情報、などが記録されたデバイスになる・・・ということのようです。

自動運転になった未来でクルマとのインターフェイスのためにハンドルを所有のはバカげてるかも。でもそれはユーザーがクルマをどのように捉えているかによると思います。

クルマを、移動するための「道具」または「身体の延長」として捉えるのか、移動のために対価を払って受ける「サービス」と考えるようになるか、といったところでしょうか。(自動車会社の思い描くのは前者のようです)

『Sayer』は1950年代〜60年代のジャガーのデザイナーMalcolm Sayerに由来してるそうです。
あのジャガーEタイプをデザインした人だそうです。

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“HELLO, MY NAME IS SAYER. I AM THE STEERING WHEEL OF THE FUTURE” >>

world_bookdesign_2016-17

毎年楽しみにしてる展示です。書籍の内容を深く理解して、質感や品格を与えるデザインが無駄なく美しい感じでした。ここ数年の傾向のようですが、華美な装飾や虚仮威しのような造本は少なくなって、書籍の内容に対して的確なブックデザインが評価されてる印象でした。

豪華な本としては、チベットのお経を紹介している本の造本は圧倒的でした。

それぞれの本に添えられている説明を熟読するととても勉強になりそう。
毎年思うのですが、図録をつくってほしいです。せめてウェブでも。

世界のブックデザイン2016-17 feat.21世紀チェコのブックデザイン >>

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世界のブックデザイン2015-16に展示されていた本『Sidewalk Flowers』 >>

世界のブックデザイン2014-15 >>

紙の本の最先端に触れる『世界のブックデザイン2013-14』>>

130年の歴史ある雑誌。印刷の進歩、メディアの進化、とかいろいろ考えさせられます。
ロマンがあります。

あの黄色い枠のアイデンティティがどこから来たのかもよくわかります。

元記事はこちら
Watch: How Much National Geographic’s Covers Evolved Over 130 Years In 2 Minutes >>

見てきました。かっこいいです。
段取りとスケジュールを重んじる仕事ぶりは、いかにもビジネスを成功させそう。
仕事もプライベートも徹底的に丁寧に美しく取り組む姿勢は、まったく真似できる感じがしないです。

デザインについての「産みの苦しみ」よりも「継続することの試練」のようなテーマがあって、ちょっとビジネス寄りな感じもしました。

AttnGAN

「黄色い体で、黒い翼の、短いくちばしの鳥」という文章をもとにしてAIが描いているそうです。
既存の画像を探し出してきて、調整して表示してるのではなく、ゼロから描いてるそうです。
ちょっと信じられないくらいです。

「注意」と「常識」という2つの機械学習プロセスを組み合わせているそうですが、どちらかの要素を削除したり、3つ目の要素を足したりしてほしい。

くわしくはこちら
Microsoft researchers build a bot that draws what you tell it to >>

元記事はこちら
Microsoftがテキストから本物と見間違うレベルの架空のイメージを自動生成する新AI技術「AttnGAN」を開発 >>

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デヴィド・ホックニー&マーティン・ゲイフォード著『絵画の歴史 洞窟壁画からiPadまで』読了 >>

月に一度執筆している、Miyasaka Neonです。

本当に美しいものを作るのは引き算をして作品を作る事という概念、それは孤高とも言えるでしょうか。引き算とは、作品に肉付けしてしまうような面白さ、発想、可愛さなどを極力
マイナスしていく精神力を指しているのですが、数年前の展覧会の情報で、個人的に引き算だと感じた作家に関連するフライヤーを2枚挙げてみようと思います。

(1)中谷宇吉郎さんの雪の研究

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1900年に生まれ1962年に生涯の幕を閉じた物理学者で、
世界で初となる人工雪の制作に成功した研究者。「雪」に精通していた事の一つとして
「雪は天から送られた手紙」という言葉を残しています。石川県に中谷さんの科学館もあり、娘にあたる方は中谷芙二子さん。彼女は霧の芸術家として知られていて
今年の3月4日まで銀座エルメスフォーラムで展示をしているようです。

(2)竹岡雄二さんの台座

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1946年生まれの現代美術家。台座の作品で知られています。
作品を展示する作品の方ではなく、作品を置く事に使うような
台座に焦点をあて、展示しているようです。京都市立芸大、彫刻科を経て
ブレーメン大学教授。

彼らが引き算かどうか、本当の所は分からないけれど、引き算が得意な芸術家とサスティナブルであることに関わりはなくとも、美しさの源泉はストイックな精神力にあるのではと目を光らせています。
こうしたら面白い、ああしたら良いかもしれない、発想という足し算に埋め尽くされる、簡単にできる事とは真逆で、あれもこれも発想通り、理想通りではなかったから、企んだ複雑な邪念、概念、面白さ、可愛さ、肉付けされる要素をなるべく引いて、たった一つ残った、たった1つの風景は、作り手に何かを問いかけいるのではないでしょうか。

追伸
いつも拙い長文を拝読くださり、管理人さん、見てくださっている方に感謝申し上げます。
ありがとうございます。

参考情報
[1]各Wikipedia
[2]中谷宇吉郎、雪の科学館
[3]銀座エルメス
[4]ワコウワークスオブアート

2018年1月17日 アート

assholedesign

笑えるものから、やや悪意のあるものまで、けっこうな数のダメデザインが投稿されてます。
いろいろ見てるとUXが大切だってことがわかります。

いろんな広告によくあるようなUXもだいぶ嫌われてるようです。
このサイトのデザインも良くないですが、そこはredditということで。

ASSHOLEDESIGN >>

元記事はこちら
‘When Assholes Design Things’ Is The Brilliant Subreddit You Need in Your Life >>

2018年1月16日 デザイン