ゴージャスというのは、こういうことなんですねー。
コレクションの展示と、職人の工房を再現した展示の2部構成。
丁寧に説明してくれる職人さんが、スゴいです。大変そうでした。
展示を見てると『ラグジュアリーは卓越した手仕事が支えている』という輝くテーマと、『卓越した手仕事はラグジュアリーな領域でしか存続できない』という現実がせめぎあってる感じがしてきました。
あまり関係ないけど・・・
展示を見ながら思い出したのが、先日NHKで放送してた「アイスマン」の番組。
5000年前の氷の中から発見されたミイラは毛皮を纏っていて、その毛皮は2種類の色の違う毛皮を繋ぎ合わせたストライプだったとか。
この技術の根源は5000年前にあったってことなのかな?
イタリアのドメスティック・バイオレンスの現実を訴えるショーウィンドウ。
痛々しくて見るのが辛い感じですが、女性の身体に関わるファッション業界として良い取り組みに思えます。
なんかスゴいことに・・・。
3Dプリンターのほかに、レーザー焼結とかも使ってるとか、テクノロジー満載の服。
3Dプリンターは、想像以上に生活を変えてゆく気がします。
Iris van Herpen
http://www.irisvanherpen.com/
ファッションに詳しくはないのですが、おもしろい映画でした。
自分の知識が浅いため登場する有名人がわからないのが残念でした。
興味深いのは、彼女は「コンセプト」という言葉を使わないところ。
そのかわり「ストーリー」という言葉を使っています。
彼女が設定する「ストーリー」に基づいて、写真が撮影されて、紙面が構成されて、レイアウトされていったようです。
クリエイティブの鉄火場・修羅場といった感じ。すごいものです。
映画を見終えると、彼女は最後まで戦い抜いた人なんだなーと感じます。
昔のAppleのCM「Think Different.」のクレイジーな人々の一人として登場しても、まったく違和感ないくらいのひと。
ピースフルでかわいくて微笑ましいアイデア。
少し前の記事ですが・・・
ファッション業界で ”ルック(流行)”と距離を置いて、 オープンで、自立して、自身の仕事に取り組んでいく姿勢はいいですね。服もカッコいいです。
デザイナーとして、誠実な活動のような気がします。
インタビューはこちら
http://fashionjp.net/highfashiononline/interview/stephanschneider.html
Google Glass を女性らしく華やかなファッションショーに登場させるのは、いいPRかも。
知的でグラマラスで、カッコ良く見えてきます(笑)
ショーの最後にはGoogleのサーゲイ・ブリンも登場したそうです。
ショー全体を動画は以下のURLで。
http://www.dvf.com/runway/spring-2013/spring-2013,default,sc.html?video=1
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