以前からあるアイデンティティをアップデートしたようです。
リニューアルを協同で手掛けた会社はブロディ・アソシエイツをはじめいずれも超一流だそうです。
ブランディング会社 Siegel+Gale が米国・英国でアンケートを実施して3000件の回答をまとめたレポートをpdfでダウンロードできます。
英語なのでよく解りませんが、最近のロゴデザインのトレンドと、そのデザインがどう受け取られて、どのくらい記憶に残るのかなどが紹介されてるようです。
Siegel+Galeの手掛けたアイデンティティもいいです。
くわしくはこちら
http://www.siegelgale.com/what-attributes-make-a-logo-memorable/
カーネル・サンダースの顔はややスリムになってフラットになった感じ。
大きな変化は赤白のストライプをグラフィックエレメントにしたことのようです。
陽気なアメリカン・クラッシックの印象。
全体的に昔のオリジナルを踏襲してオーセンティックに仕上げたリニューアルのようです。
くわしくはこちら
New Identity and Packaging for KFC by Grand Army >>
手掛けたのは
http://grand-army.com
スゴいのは、説明抜きでそれがなんのブランドロゴなのかを誰もが認識できるってこと。
ブランディングって、そういうことなんでしょう。
デンマークのクリエイティブ・デジタル・エージェンシー INETDESIGN が制作したそうです。
http://www.inetdesign.dk
説明してる内容は、正直で誠実なアプローチのようです。
以前のGoogleは先進的だけどちょっと垢抜けないイメージがありましたが、ここ数年でとても良いデザインを開発できるようになったと思います。
Google内のデザイナーは素晴らしい努力をしたことでしょう。
新しいロゴは複雑なエレメントがなくなって、ファイルサイズも小さくなって、よりアクセシブルになったそうです。
ロゴと一緒に開発されたサンセリフ書体は「プロダクト・サンズ」というらしいです。
そういえば、Googleのロゴは去年も少しだけリニューアルしてました。
http://designers-union.com/blog/archives/3675
新しいロゴについて、くわしくはこちら
https://design.google.com/articles/evolving-the-google-identity/
現在までに82のブランドのアイデンティティ・スタイルガイドが一覧になってます。
いくつかはすでに削除されてしまっているようですが、有名な企業が多いです。
これは勉強になりそう。
上の写真は70年代のNASAのスタイルガイドだそうです。
くわしくはこちら
http://www.logodesignlove.com/brand-identity-style-guides
というテーマで子供にインタビュー。
不可解で困惑してるようですが、奇妙でネガティブな物語が見えてるようです(笑)
モデルが痩せてるせいなのか、お腹が空いてるとか怪我してるっていうのが多いようです。
最近、そういう事例が多くなってるようで、こういうのもフラットデザインの流れでしょうか。
地域限定のようですが、コカコーラのパッケージとか、マルボロのパッケージなど、結構思い切った感じがあります。
追加的改善を繰り返すのではなく、根本的なアイデンティティを見直して、時代に沿わせようとする試みは立派だと思います。
http://www.packagingoftheworld.com/2015/03/coca-cola-unveils-its-new-strategy-in.html
誰も気に留めないかもしれませんが、新しくなったそうです。
似たような製品が他になくて、こういう製品に「ジップロック」以外の呼称が思いつかないから気に留めないのでしょう。スゴいことです。
ロゴの変更も控えめ。
柔らかなロゴになりましたが、古いロゴのほうがガッチリ閉めて保存できそうな感じもします(笑)
映画「ロード・オブ・ウォー」で、
「真の大量破壊兵器は核兵器ではなく、AK-47だ。」
という台詞がありました。
このリブランディングを手掛けた会社はモスクワの「Apostle Center for Strategic Communications」という会社だそうで、約4500万円が支払われ、さらにアジアや南米向けを含む10億円規模の販促計画があるそうです。
元記事は「あなただったら、この仕事やりますか?」と結んでいます。
元記事はこちら
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