いい展示だった。たのしかったです。
お盆に見るのに良い感じでした。
そういうふうにキュレーションされていたからかもしれないけど、東南アジアの歴史・文化と現代アートがきちんと繋がって成立してる感じが良かった。
日本のアートはこのように成立してはいないことに、少しガッカリする感じがありました。
そういえば、森美術館との連動企画らしいですが森美術館はまだ見てないです。
アーティストの Lucy Sparrow さんの作品
マンハッタンに期間限定のようですが 8till late という実在のお店を構えて展示したそうです。
ひとつひとつの商品はとても手間が掛かってそう。
コンビニとハンドメイドの取り合わせが21世紀のポップなのかも。
フェルトでできた商品はサイトから購入できるようです。
Lucy Sparrow さんのサイト >>
http://www.sewyoursoul.co.uk
アーティストのMatthias Dörfeltさんの「 Block Bills」という作品。
ビットコインのブロックチェーンのデータからジェネレイティブに生成されたデザインに「Satoshi」のサインが入ってます。紙幣に描かれる肖像は著名な誰かではなく抽象的で匿名的。ビットコインに相応しいです。
ビットコインは、かつてのインターネットのように、現代に生きる人の価値観を大きく変えるかもしれないし、P2Pのようにネガティブなイメージにまみれて人の話題から消えてゆくかもしれません。
テクノロジーの未来と人の価値観を表現してる、いいプロジェクトだと思います。
Matthias Dörfeltさんのサイト >>
http://www.mokafolio.de
Block Bills >>
http://www.mokafolio.de/works/BlockBills
ナレーションはスカーレット・ヨハンソン。
英語でよくわかりませんが、歴代の作品を見るだけでも楽しいです。
日本語字幕欲しいです。
自己演出が上手くて、最近もいろいろ話題になってるようです。
日本で大規模に展覧会やってほしいです。
ニューヨークでの展示。
ヘンゼルとグレーテルは森のなかで迷子にならないように痕跡を残しますが、このインスタレーションで観客は自分が認識されて自分の居場所が痕跡として示される体験をすることになるようです。
建築家の ジャック・ヘルツォーク と ピエール・ド・ムーロン と アイ・ウェイウェイのコラボ。
会場の中で観客は顔認証で識別されて、ドローンや赤外線カメラで撮影されて、観察者と観察対象の両方の視点に立つ体験をするようです。
「だれもが自分が監視下にあることを経験していると思います」 アイ・ウェイウェイ
日本でも展示してほしいです。
関連記事
アイ・ウェイウェイ自身が監禁されていたときの様子を再現したジオラマ作品
http://designers-union.com/blog/archives/2225
市原湖畔美術館はじめて行きましたが、いいところ。
もしも、展示されていた作品を東京・六本木のギャラリーで見たら、これほど普遍性を感じることはなかったかも。
どの作品も Alva Noto 名義の音楽のようで、展示室の音の演出もよかったです。
それにしても、ウェブの仕事しているとパララックスはすでに懐かしい言葉ですね。
モノクロの油彩はとてもストリート・グラフィティの匂いでした。
ギャラリーに来ているお客さんも若くてオシャレでストリートな感じ。
90年代ごろ(?)のラフな感じのドローイング作品が好きでした。
基本的な印象は変わってなくて、今回の大きな油彩もいいです。
タカ・イシイギャラリー では良い作品を見た記憶が多ですが何度か移転していて、自分のなかでは、なにかの幻だったような記憶になってます。
90年代に登場した「新しい具象画」の作家としてリュック・タイマンスとともに好きな作家でした。今回初めて実物見ました。
もっとキラキラしたガーリーな絵なのかと思ってましたが、憧れの対象としての有名人を描いた作品は思ったより小さくて楚々とした佇まいで心地よかったです。
水彩の作品が良かった。
有名人の絵よりも、犬の絵のほうがよかった。
あの絵を部屋に飾りたいという気持ちが理解できて、人気画家なのがよくわかりました。
上手い下手ではなく、それをそのように描くセンスが強靭。
会期中にもう一度行きたいです。
サイ トゥオンブリーの写真の展覧会『サイ・トゥオンブリーの写真-変奏のリリシズム-』
まったく個人的な感想です。
先日見たクラーナハもよかったし、日本橋高島屋での村田朋泰の展示もよかったです。
2017年まず楽しみは、原美術館でのエリザベス ペイトンの展示。
ローラ・オーエンスとかもやればいいのに。
去年、原美術館での展示が忘れられなくて、千葉のDIC川村記念美術館まで見に行ってきました。
写真もいいけど、やっぱりドローイングが良かったです。
ドローイングと写真の関係性はハッキリとは解りませんでしたが、ドローイングも写真のどちらかからも「色」と「形」についての独特な視点とセンスの良さに圧倒される感じでした。
写真は、なぜかリュック・タイマンスの絵が思い出されます。
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