このコミュニケーションの違いはどこから来てるのか?
考えるほど興味深いです。

一方は擬人化したスマホを出来の良さとして提示して、一方は出来の悪さをオモシロく見せてる。これはコミュニケーションとして、まったく違う形態。

ガジェットとユーザーの関係性の違い。
企業のコミュニケーションの取り方の違い。
などなど・・・
底のほうには、日本の「恥」とか「見栄」とかの意識もありそう。
日本のほうが単純で美しくて、少しフェティッシュな感じもする。

シンプルでストレートなわかりやすさが成功する広告の条件だ・・・と言われそうですが、こういう複雑さが日本の広告にも必要かも。

以前紹介した、Levi’sの『STATION TO STASION』のなかのひとつのようです。

こういうの、いいですねー。楽しそうです。
なんか、とてもアメリカな感じ。

一台のクルマの撮影に注ぎ込まれた、数々の創意工夫とテクノロジーが熱いです。

長い間クルマの仕事をされていたデザイナーの大先輩が、「クルマは走るものなんだから、走っている姿をカッコ良く撮らないとダメなんだよ。」とおっしゃってました。まったくその通りです。

むかし、少しだけクルマの撮影に関わる仕事をしたことがありますが、小型ヘリが飛ぶような大掛かりなものはなかったなー(笑)

クルマの撮影はとてもプロフェッショナルな皆さんの仕事で(けっこう危ない)とても勉強になりました。

CANVASというクラウド・ソフトウェア会社のプロモーションだそうです。
おもしろいです。

急性紙感染症候群の人は「20世紀に生きてる・・・」とか言ってるみたい。

カナダのオモチャ屋さんのCMだそうです。

スマホやタブレットのインタラクションって、“オモチャ” と同じ “子供だまし” のようなものなんだ、と言えるかも。

中国向けののウィスキーのCM。

CG制作はThe Mill

くわしくはこちら

という銀行(?)の怖いCM。

フィクションだとしても、ドッキリだとしても、怖すぎ。

そういう狙いだったら、パナソニックの宣伝チームは天才。
製品のコンセプトにも相応しい。
ただ「タッチパネル」みたいな表現は、違う気がする(笑)

90年代にテレビ放送の情報提供仕様がHTMLではなくBMLという独占仕様になったときにはガッカリでしたが、そんな縄張り意識の垣根も時代の流れに押し流されて行くんですね。

『Weiden + Kennedy によるとても短いHondaのTVCM』
で紹介した映像のロングバージョン。

ハイテクで、実直で、力強いメッセージ。
どんな大企業でも、結局は人が手で創ってるんですねー。

モジュールになってる長い映像を、短く切ってCMとしてオンエアして、
ロングバージョンはバズムービーのようにネットで展開するって・・・
頭いい方法かも。

いい映像。
クレバーな広告キャンペーン。

でも、「アントバタイジング」って・・・(苦笑)