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イギリスに本拠地を置く医学研究支援団体ウェルカム・トラストが毎年やっているイメージ・アワード。
画像の対象は医学に限らず、写真もCGも絵もありのようです。
それでも、何かの研究成果や発見に関するビジュアル・イメージであることには限定されているようです。

ちょっと見るとなんだかわからないけど、その説明を読むと興味深い。そういう「視覚体験」としておもしろいです。

すごく拡大して表示できるのもいいです。

Wellcome Image Awards 2017 | Winners’ gallery >>

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どれもうっとりするグラフィック。
じっくり眺めたい。

なぜか、鳥や羽根のモチーフが多いな。

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AIGA(アメリカのデザイナー協会)によるデザイナーの国勢調査だそうです。お国柄もありますが、興味深いです。

73%が白人、アジア人8%、ヒスパニック7%、アフリカ系3% だそうです。
全人口の構成からすると偏りがあるそうです。

全体の80%のデザイナーが仕事がハッピーだと回答しているそうです。
建築家は71%、インテリアデザイナーでは89%が仕事に満足していて、
共同経営の立場にあるデザイナーや5人程度の小規模な組織で働くデザイナーのほうが満足度が高いそうです。

目的意識を持てること、自主性を発揮できること、影響力を持てること、でデザイナーの満足度は上がるそうです。

デザイナーが業界の未来を語るときの用語として「デジタル」が最多で「インタラクティブ」「イノベイティブ」「ヒューマン」などの用語が続いてるそうです。「データ」「教育」などの用語もこれから重要になるらしいです。

アメリカでデザインの仕事をしていた経験のある知人から「アメリカではデザイナーに敬意を払ってくれるが、それに比べると日本ではデザイナーが不当な扱いを受けることが多い。」といった話を聞いた事がありますが、この調査からもそういう感じがします。

日本でも同様の調査して公開されるべきかも。

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Logobook

形態の意味するところを考慮した分類がいいです。

このアーカイブはブランディング・デザインの世界的コミュニティである Svizra によって収集されていて、将来的には企業とデザイナーのアイデンティティ・デザインの発展に貢献するデータベースにしようという取り組みだそうです。

間違っても、ここからコピペしてちょっとアレンジして・・・と考えてはいけないということです。

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truth_is_hard

真実は堅牢。
真実は隠されている。
真実は追求されるべき。
真実は聞き取りにくい。
真実は簡潔。
真実は明白ではない。
真実は必要だ。


アカデミー賞に合わせてオンエアされたCMだそうです。
アカデミー賞の授賞式はいろいろミスっていたようですが(笑)
海外のジャーナリズムが時折見せるこういう気骨のあるメッセージは良いです。

トランプ大統領がツイッターで貶しているようです。

「自分のアートのためにリスクを取れ。
クライアントに話すのも恐ろしいアイデアがある。
彼らは拒否する。当然だ。
それでも自分の内なる声を聞いて、その理論を構築するんだ。」

すごく力強いメッセージ(笑)

この映像は予告版で、本編は15のレッスンがあって90ドルでエントリーできるようです。
この春からスタートするらしいです。

2017年2月27日 デザイナー

ニューヨークタイムズの創刊は1851年9月18日。
最初は小さな文字ばかりの紙面でしたが、1900年代には写真が登場して、1997年にカラー写真が登場したそうです。(カラー写真はもっと早く登場していたと思ってました。)

データアーティストの Josh Begley さんの作品です。

長い間の印刷技術の進歩とともにイメージとしての画像が溢れて、時代とともにメディアが成長していることがゾッとするほど感じられます。

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Josh Begleyさんの他の作品はこちら >>
どれも素晴らしいです。
優れたインフォグラフィックでもあります。
アメリカとメキシコの国境の作品とか、いいです。

2017年2月23日 映像・映画

本物のツイートにTVCMで答える形式になってるようです。
映像の登場人物は俳優さんで、ツイートの顔写真は俳優さんに変更されているようです。

iPhoneやiPadとPCはユーザーと製品の関係性がまったく違うと思ってます。
PCに比べてiPhoneやiPadはユーザーを消費または享受する者としていて、
その関係性の違いがネットと人の関わり方の変化をもたらしている気がしています。
もしかしたら、PCと比較することがおかしなことかも。

こんな記事もありました。
「ネットでコンテンツの消費はするが、発信はほとんどしない日本の子どもたち」Newsweek記事 >>
iPhoneやiPadは確かに便利ですがこういう子供たちを増やしてるのかも。

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「使いやすさ」は機能の拡張なのか・・・とか、そういうことを考えさせられる食器。
アムステルダムの Jouw というデザイン会社によるデザイナーとアーティストのコラボ作品。

フィリップ・スタルクの有名なレモン搾り器も、食卓で会話を始めるための「欠片(ピース)」としてデザインされている・・・という話があった気がします。

ユーザーインターフェイスは、そのくらい拡大解釈ができるようです。

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こちらで購入できるようです。
jouw >>

2017年2月20日 UX / UI

イラつくローディングもこのくらいたのしければ、いいUXということでしょうか。
私たちがデジタルで費やす無駄な時へのオマージュだそうです。

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おおいに無駄だけど、こういう感覚がインターネットだったなと思い出します。
この動画とはちょっと趣旨が違うけど・・・
UIをオリジナルで作るのは良いことだと思ってます。
自動生成してくれるサービスで作ったキレイなGIFを使っても、ユーザーに喜ばれることはないでしょう。

2017年2月18日 UX / UI