Miyasaka Neonです。今日は「声帯模写」について描いてみたいと思います。私が生まれるかなり前から声帯模写で有名な江戸家猫八さんという方がいたようです。
江戸家猫八さんとは、動物の鳴きまねを声帯模写する物真似師の名称で、2代目を除いて初代の直系で芸が受け継がれているとのことです。[1*]
初代は慶應4年~昭和7年までご健在だったそう。[2*]
現代でも声を扱った音楽家はいるようです。私が知る限りではハチスノイトさんが気になり、六本木のライブに行きました。声がとても美しく、また種類が多い事を記憶しています。
声や音は不思議です。目をつむると風景や風景画を見ているような気がします。よく言われる、貝殻に耳を傾けると海の音がするという名説も、実際のところは海の音ではなく、自分の血流や、蝸牛の中の液体の音という説があるようですが、
最初に貝を耳に当てた人が、実際に波の音に包まれるような感覚に陥ったのでしょうか。
視えてくるような音楽を作る音楽家がいるのであれば、
聞こえてくるような絵画を創造する画家がいてもおかしくない中、
どちらも共感覚があるのではないかと睨むところです。
[参考情報]
[1]江戸家猫八 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%AE%B6%E7%8C%AB%E5%85%AB
[2]江戸家猫八(初代)wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%AE%B6%E7%8C%AB%E5%85%AB_(%E5%88%9D%E4%BB%A3)
中国のアーティスト Cao Shu さんの作品。
絵画スタイルの正しい解釈なのかどうかわかりませんが、よくこんなに描き分けられるものです。
どうして絵画はこれほど多様なのか・・・と考えるのも、またおもしろいところ。
元記事はこちら
One Minute Art History: A Hand-Drawn Animation in Myriad Historical Art Styles >>
デジタルな現代に求められる要件に合わせて、細部を徹底的に見直した感じです。
マーク、フォント、カラーも細かく見直しているようです。
オトル・アイヒャー の名作に手を入れるのですから、たいへんな仕事。
鶴のマークは100周年なんですね。知りませんでした。
ブランド資産をちゃんと引き継いで、現代のために必要なことを施したという感じ。
とても美しいですが、全体的にやや痩せた感じがするのは少し残念。
くわしくはこちら
New Logo, Identity, and Livery for Lufthansa done In-house with Martin et Karczinski >>
手掛けたのは、ミュンヘンの Martin et Karczinski という会社とルフトハンザ航空の社内デザイナーだそうです。
Martin et Karczinski >>
私たちが日々撮り溜めている画像は、忘れられて消えて行くだけのデータなのかも。
ちょっと90年代的な感じもするけど、デジタルデータのありかたとその価値についてあらためて考えさせられる作品。
映画のブレードランナー2049でも「失われた記録」というテーマがあり、そこには生死とか自我とか転生とかのテーマがあったのを思い出します。
“私たちはデジタルオブジェクトが消え去るのを望んでいませんでした。
それらを保存したい場合は、今日作成したデジタルオブジェクトを今後もレンダリングできるようにする必要があります。” ヴィントサーフ 元Googleの副社長
気になるのは、どうゆう仕組みでセルフィー画像が黒い粒で表示されて、そのあと黒い粒がこぼれ落ちるようになってるのか・・・もしかして、画像の表示はディスプレイで、黒い粒はただ排出されてるだけかな? そうではなさそう。
ワルシャワ国立民族学博物館 で展示されたそうです。
制作したのは『Pangenerator』
http://www.pangenerator.com
ほかの作品もすばらしいです。
元記事はこちら
Watch These Selfies Decay While Pondering Your Mortality
さすが豪華です。お祭り騒ぎのバカバカしさでいっぱい。
なんといってもTideのCMがいいです。
alexaのようなデバイスはアメリカ人の生活に浸透してるようです。
日本でもすぐにそうなるのかも。
大胆で示唆に富んだコンセプト。
未来ではクルマは所有するのではなく、コミュニティで共有するようになる。
個人で所有するのはハンドルだけ。
そのハンドルはクルマとのインターフェイスであり、ユーザー情報、セッティング情報、などが記録されたデバイスになる・・・ということのようです。
自動運転になった未来でクルマとのインターフェイスのためにハンドルを所有のはバカげてるかも。でもそれはユーザーがクルマをどのように捉えているかによると思います。
クルマを、移動するための「道具」または「身体の延長」として捉えるのか、移動のために対価を払って受ける「サービス」と考えるようになるか、といったところでしょうか。(自動車会社の思い描くのは前者のようです)
『Sayer』は1950年代〜60年代のジャガーのデザイナーMalcolm Sayerに由来してるそうです。
あのジャガーEタイプをデザインした人だそうです。
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“HELLO, MY NAME IS SAYER. I AM THE STEERING WHEEL OF THE FUTURE” >>
毎年楽しみにしてる展示です。書籍の内容を深く理解して、質感や品格を与えるデザインが無駄なく美しい感じでした。ここ数年の傾向のようですが、華美な装飾や虚仮威しのような造本は少なくなって、書籍の内容に対して的確なブックデザインが評価されてる印象でした。
豪華な本としては、チベットのお経を紹介している本の造本は圧倒的でした。
それぞれの本に添えられている説明を熟読するととても勉強になりそう。
毎年思うのですが、図録をつくってほしいです。せめてウェブでも。
世界のブックデザイン2016-17 feat.21世紀チェコのブックデザイン >>
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130年の歴史ある雑誌。印刷の進歩、メディアの進化、とかいろいろ考えさせられます。
ロマンがあります。
あの黄色い枠のアイデンティティがどこから来たのかもよくわかります。
元記事はこちら
Watch: How Much National Geographic’s Covers Evolved Over 130 Years In 2 Minutes >>
見てきました。かっこいいです。
段取りとスケジュールを重んじる仕事ぶりは、いかにもビジネスを成功させそう。
仕事もプライベートも徹底的に丁寧に美しく取り組む姿勢は、まったく真似できる感じがしないです。
デザインについての「産みの苦しみ」よりも「継続することの試練」のようなテーマがあって、ちょっとビジネス寄りな感じもしました。
「黄色い体で、黒い翼の、短いくちばしの鳥」という文章をもとにしてAIが描いているそうです。
既存の画像を探し出してきて、調整して表示してるのではなく、ゼロから描いてるそうです。
ちょっと信じられないくらいです。
「注意」と「常識」という2つの機械学習プロセスを組み合わせているそうですが、どちらかの要素を削除したり、3つ目の要素を足したりしてほしい。
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Microsoft researchers build a bot that draws what you tell it to >>
元記事はこちら
Microsoftがテキストから本物と見間違うレベルの架空のイメージを自動生成する新AI技術「AttnGAN」を開発 >>
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