石鹸のなかに入ってるオモチャが欲しいために、子供たちは石鹸で手や顔を洗うようになって、感染症を大きく減らすことに成功したそうです。

南アフリカにおけるYoung & RubicamによるWHOのキャンペーンだそうです。

目的も、手法も、成果も素晴らしいです。デザインも素敵です。

つくったのは『dro5a』だそうです。

キャンペーン・サイトはこちら。これもおもしろいです。
http://www.ifwemadeit.com/

普通のCMとしては、個人的に好きなのはこちら

AXEの広告のバカバカしい演出もこうなると感動的(笑)

スーパーボウルの他のCMはこちら
http://www.fastcocreate.com/3025535/super-bowl-xlviii/see-all-the-spots-from-super-bowl-xlviii

なかなか良さそうなUIです。

それにしても、「紙」っていうメタファーをスマホで追体験するのは、なんだかB級ファンタジー映画の未来予想のような感じです。(笑)

どこかFlipboardに似てますが、後出しジャンケンでPaperのほうが洗練されてそう。

操作感も楽しそうですが、タイムラインの文脈の中にうまく広告を入れていくことができそう。しかも的確に最適化されて。

もしできたら、スゴいかも。

kafka_metamorphosis

古いイタリアのフォントをもとにして制作されたようです。

うまい。

デザインしたのは Jamie Keenan さん
http://www.keenandesign.com/

http://www.creativereview.co.uk/cr-blog/2014/january/front-to-back-metamorphosis

SquarespaceLogo

これがロゴデザインなのかは疑問ですが・・・
こういうサービスを見るたびに、デザインの意味とか考えさせられて、なんだか虚しい気分になります(苦笑)

こういうサービスをどう思うのか、デザイナーのご意見を伺いたいです。

この『Squarespace』という会社(?)はウェブのデザイン・テンプレートからホスティング、Eコマース、サイト管理のiPhoneアプリなどなど、わりと安く提供してるようです。

このサービスは批判も受けてるようです。

『Squarespace』http://www.squarespace.com/

いまいち解らなかったビットコインについて・・・

まずはビットコインの仕組みについての解りやすいスライド。
なるほど、P2PとSSLの組み合わせのようなものかな。

そして、最初のウェブブラウザを作ったマーク・アンドリーセンによる記事
『なぜビットコインは重要か』

“[想像してみよう] ビザンチン帝国の将軍たちが軍隊を引き連れて敵地を歩き回る。コミュニケーション手段はメッセンジャーしか無いが、将軍たちは互いに納得のいく戦略を1つ決めないといけない。しかし、そのうちの何人かはもしかしたら彼らを混乱させようとしている裏切り者なのかもしれない。問題は、味方の将軍たちがちゃんと合意に至れるようなアルゴリズムを見つけだすことだ。”

“ビットコインは、インターネットのユーザーが、固有のデジタル財産を他の人に転送することを、初めて可能にした。そしてその取引は安心安全で、誰もがそれが行われたことを確認でき、その正当性を誰も疑うことが出来ない。このブレークスルーの重要性は、どれだけ誇張しても言い過ぎることはないだろう。”

“ビットコインは、デジタルな無記名証券である。お金や資産を事前の信託なしに互いに交換できる方法なのである。最もシンプルな場合、数字の列がメールやSMSで送られるだけなのだ。送信者は受信者を知る必要も信頼する必要もない。逆もしかりだ。更に、チャージバックもできない。この点が正に現金のようである。もし現金や資産があれば、それで支払うことができるが、持っていなければできない。これは新しい。デジタルの世界でこのようなものは存在しなかった。”

まだ解らない事が多いですが・・・・
インターネットらしいオープンでユートピアなアイデアに思えます。ビットコインで大金持ちになってやろうという山師も大勢でてきそう(笑)
もしかしたら、社会を変えるアイデアなのかも。

2014年1月27日 アイデア

21_21_20140126

展示が細切れすぎるものの、展示されている作品はとても魅力的でした。
過去に21_21 DESIGN SIGHT で行われた展示のダイジェスト。

ただ・・・
この展示の延長線上に日本のデザインミュージアムの姿が浮かび上がってくるかといえば(個人的には)そうでもなかった。

素敵なデザインが個人の心に訴えかける感性とか魅力について伝えるよりも、デザインと社会を結びつけて豊かにするような、そういう語彙や文脈を紡ぎだしてほしい気がしてきました。

2014年1月26日 デザイン

スマホでできるようにすることは、このくらいの事がちょうどいいです。
家電やテレビのコントロールとか、個人情報の管理とかしなくていいです(笑)

友達と自転車を共有するっていうのは、それほど使う事ない機能かもだけど、そのオープンなところがピースフルな感じでいいんです。

http://bitlock.co/

今年になってから、スマホやタブレットの隆盛とWebの閉鎖性やPCの衰退についての記事を目にするようになりました。
どうやら、Webの世界は大きく変わり始めたようです。

そんななかで、この講演はWebの本質がオープンであることを思い出させてくれます。

くわしく書くには、まだ考えがまとまっていないのですが・・・
スマホやタブレットとアプリによる環境は、Webのオープン性にリミットを設けることで、Web情報の「消費者」を作り出したように思われます。

インターネットは有史以来の大発明のひとつだと信じています。
Webが善意で支えられてオープンな仕組みであることは、このうえなくエレガントで美しいことです。
これからもそうであり続けるためにも、Webやインターネットはヒマ人のものであり続けてほしいです(笑)

2014年1月23日 アイデア

15年前のサーチエンジンでなく、今のテクノロジー、今の背景のなかのサーチエンジンなんだとか。今年の注目のアプリかもしれません。

ソーシャルに常時接続しているデバイスを子供でも持ってるなんて世界は、たしかに15年前にはなかったですね。

そんな世界の新しい「検索」は「人に訊く」って解決策になってるみたいです。

なるほど、15年前からインターネットが目指していた「セマンティック」とは違うアプローチのような気がします。

それにしても、共同創業者が2人で歩きながら話してプランを練ってゆくのは、なんかいいですねー。

くわしくはこちら
http://blog.jelly.co/post/72563498393/introducing-jelly

2014年1月20日 アイデア