0lympic_poster_120yers

デザインの善し悪しはありますが、圧巻です。

戦争の匂いのするものも含めて、デザインの歴史であり、宣伝、印刷の歴史なんでしょうね。

http://colorlib.com/wp/history-of-olympics-poster-design/

まだアナログの制作環境が多かったであろう90年代前半までのほうが、表現が(とくにイラストが)魅力的に思えます。

2001_logic_memory_center

映画の中に登場するタイプフェイスや企業ロゴを丁寧に解説してくれてます。
素晴らしいです。

映画が公開された1968年当時の企業ロゴがどうだったのかも含めて紹介してくれてるので、勉強になります。
いろんなところにIBMが登場してたんですねー。

上の画像はHAL9000の論理記憶中枢のプレート。映画の中で強烈に印象に残ったタイポでした。
使われてるフォントはUniversの何からしいです。

オープニングのタイトルは Gill Sansで「0」に「O」を使っているとか。エンドロールではFuturaで「M」はGill Sansに置き換えられていて、「W」も何かのフォントに換えてあるそうです。

しかも、この記事は「Typeset In The Future」というブログの最初の記事のようです。これからが楽しみ。

Typeset In The Future

kafka_metamorphosis

古いイタリアのフォントをもとにして制作されたようです。

うまい。

デザインしたのは Jamie Keenan さん
http://www.keenandesign.com/

http://www.creativereview.co.uk/cr-blog/2014/january/front-to-back-metamorphosis

「ただそれだけのこと」かもしれないけど、デザインとしてはちょっとおもしろい。
タイポグラフィでデザインされてることに意義があるような気がする。

これからの豪華本とし、こういう方向もあるのかな。

フォントの成り立ちとその役割。
チャタヌーガの街のアイデンティティと、そこにフォントはどう役立つのか。
チャタヌーガの街に相応しいフォントをデザインするためのアプローチ。
フォントを完成させて展開させるための課題。
などなど・・・

勉強になります。おもしろいです。
日本語の字幕があったらうれしいです。

チャタヌーガは米国テネシー州の街です。

このタイポグラフィ、スゴい。
カッティング・シートなんですねー。

多様なタイポグラフィでSonyMusicの歴代有名ミュージシャンや音楽産業の変遷が壁に、まるでエジプトの壁画のようになってます。

手掛けたのはAlex Fowkesさん
http://www.alexfowkes.com/

こうしてリニューアルされてみると、昔のロゴはなんだか70年代っぽい感じがしてきます。

格式とかエレガンスとか、そういう雰囲気は影をひそめて、まるで何かのサービスのロゴのようにも見えますが・・・。
こういうのもフラット・デザインなんでしょうか。

以前のロゴはこんな感じ。

old_academy_logo

こちらに、このロゴの成り立ちが紹介されてるようです。
http://www.oscars.org/imagination/

NYT_book_cover_2013

12点の作品が紹介されてます。
デザイナーの名前も出てるので、いろいろ参考になりそう。

http://www.nytimes.com/slideshow/2013/12/13/books/review/15covers-slides.html

exxon-logo-sketches-loewy

18の案のうち1点に「OK」という印。
なんか歴史的瞬間だったような気もする(笑)
ローウィーは鉛筆描きの76点のラフを提示したそうです。

「エクソン」という名前もローウィの提案。
旧社名「ESSO」から「EXXON」という社名を提案したのは、二重になる綴りで旧社名を想起させて、新しい社名への移行をスムーズにする狙いだったとか。

さすが・・・

jan_tschichold

チヒョルトはスタイルを変えたことで批判も受けたそうですが・・・
「価値ある変わらないスタイル」が、テンプレートやアプリになってすぐにコモディティ化されてゆく時代にあっては、スタイルを変えることや違うスタイルを提示することこそデザイナーのやるべきことのような気もしてきました。

受付で「アシンメトリック・タイポグラフィ」邦訳買ってきたので、じっくり読んでみます。