“グラフィックデザイン” は同じ課題の周りをめぐる

illuminating_graphics

リクルートのG8ギャラリーで『光るグラフィック展』見てきました。
う〜ん、なんというか・・・。
「輝く」のではなく「光る」というのが、まさしく正しい言葉に思えました。

「ウェブ」と「紙」、「CMYK」と「RGB」というアングル。
デジタルサイネージのような筐体での展示。
いずれも新規性は感じられなかったです。

個々の作品は目を見張る美しさで(デザイナー自身の手によるとは到底思えないほど)素晴らしいスクリプトで出来てるようでした。
ただし、壁に掛けられてチカチカと安っぽく自発光する “グラフィックデザイン” は惨めにチープに見えました。

有名デザイナーのうっとり眺めるような抽象的な “グラフィックデザイン” も素敵ですが、本来のグラフィックデザインの定義や機能や必要性を時代ごとに示すような展示が増えないと、ますますグラフィックデザインはチープで惨めになってしまいそうな気がしました。

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