何年か前に制作されたドキュメンタリー映画のようです。
音声がないのが残念。
それでも、制作過程は興味深いです。
とても気に入ってる、2005年のインタビュー映像のリヒターの言葉。
「すべては無意識のうちに生じるので、私にも説明がつかないのです。
自分のしていることは、わからない。わかってはいけない。
全部わかって作る・・そんな創作はナンセンスです。
自分の行為を知り尽くせるでしょうか。
広告会社ならアイデアもその実現方法も全部わかってなければいけないでしょう。
でも私はちがう。私はただ、意識しないで制作するだけなのです。」
「世界にふれる方法(デザイン)」というサブタイトルでしたが、おもしろかったです。
情報が増えて、世界は複雑になって、解ってることを作品にするとすぐに陳腐化して、解らないことを作品にするのはほぼ不可能で・・・というような状況になってるのかなーと考えさせられる展示でした。
解らない世界を探り出そうというアプローチの作品もあれば、解らないまま眺めて情緒的に放り投げる作品もありました。
解らない世界の作品のあいだを彷徨ってる観客を、不思議の国のアリスに喩えるような展示のまとめかたでしたが、作品が扱ってるテーマを考えると、ちょっとどうなんだろう・・・という気がしないでもなかったです。
音声ガイドにウサギ耳をつけるのは、思いとどまったほうがよかったかも(笑)
しかも公園の露店で、1点60ドル。
未発表でサイン入りだそうです。
でも、ほとんど売れ残った(笑)
らしさ発揮してます。
これを買って行った人は、お金持ちになれるのかな?
半額に値切った人もいたようですが(笑)
Livie’sの提供のようです。
よくわからないです。(英語だし・・・)
なぜダグ・エイケンなのか、なぜ列車なのか・・・
どんなゴールなのかもわからない。
でも、なんだか興味をそそられます。
ロシア・アヴァンギャルドのアジプロ列車や、ビートルズのマジカル・ミステリー・ツアーみたいな、でも、まったく違うみたいな。
http://stationtostation.com/
スゴい制作過程(笑)
蠅の脚や身体に塗料が付着して、それが画面に飛び散って・・・
ということでしょうか。
作品が完成したあと、この蠅はどうするんだろ・・・
もちろんフィクションです。
ちょっと難解なアートだけど、おもしろいアイデア。
ロサンゼルスにある5つの銀行を襲う計画をデザインして、資金調達して、ビジュアルやオブジェとして展示するアートのようです。
見に行きたいし、グッズが欲しい。
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