ここまでやるのは、スゴいかも。

個人的にはバナー広告は邪魔なノイズだと思ってますが、無駄にリッチに、このくらいやればお見事です(笑)

トルコの広告だそうです。

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お馴染みのフレーズ、
“Have a br・・・,
have a ・・・・・・.”

ロンドンでの広告のようです。
説明不要のうまさ。

1941年の最初のテレビCMが1000円。
2002年のテレビCMは約80億円。

そしてインターネットが登場して、すべて変わったようです。
最初のYahoo!のバナー広告は、たぶん無料だったはず。

ここまでやってこそですねー。

歴史と人の温かさを感じさせるプロモーション。

アルツハイマーの初期症状では、過去の出来事は鮮明に思い出せるけど、現在起きている事が記憶できなくなります。

この病気についての理解促進と早期発見のためのキャンペーンとして、アルツハイマー患者に新聞の一面を編集してもらって掲載したそうです。

なんとも痛々しいキャンペーンですが、大きな反響と効果があったようです。

いいアイデア(笑)
退屈な保険のカタログをおもしろく、しかもソーシャルでリアルで身近に感じさせる。

カタログって、工夫のしようがない仕事のように思ってしまうけど、そんなことないのかも。
この仕事を手掛けた人たちを尊敬します。

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Volkswagenのドイツでの広告のようです。
「この2つを同時に見ることができますか?」というメッセージ。

サイズ、(おそらくバス停の)プリント広告というメディア選択、深刻なテーマに対しての軽妙な表現、説得力・・・・クレバーで力強いです。

くわしくはこちら
http://www.adeevee.com/2014/07/volkswagen-impossible-view-media-outdoor/

GLAはベンツのラインアップのなかで若者向けのエントリーモデルだから、マリオってことなら・・・その企画はちょっと(笑)・・・しかも映像表現を「実写版」でやろうってのは無茶に思えたかも。

できあがったCMが軽快なサウンドでユーモアがあって、重厚なブランドイメージを演出してるのはスゴいことに思えます。

ウェブサイトも映像もカッコイイです。
アカデミー賞の自画撮りといい、サムスンはプロモーション上手いですねー。

皮革、パスタ、自転車、服 など、イタリアらしさいっぱいです。
いずれも、その分野の有名な職人(マエストロ)だそうです。

もちろん、ビデオとかのチュートリアルだけで職人の技が身に付くことはないでしょうが、若者の失業と職人の後継者不足をつなぐ、すばらしい取り組みに思えます。反響も大きいようです。

エンツォ・マーリの「プロジェクトとパッション」という本でも紹介されていたイタリア工房のモノづくりの理想と、こういったサムスンの取り組みが一緒になってるのを見てると、日本の企業が掲げる「モノづくり」というフレーズが、すっかり周回遅れになってる感じもしてきます。

『Maestros Academy』ウェブサイトはこちら
http://www.maestrosacademy.it

日本語の詳しい紹介はこちら
http://adgang.jp/2014/06/64090.html

2分程度かと思ったら40分もある、ライカTのプロモーション映像。
アルミニウムの削り出しボディを手作業で磨き上げる工程。
凄まじく退屈な映像です(笑)

この退屈さこそがクオリティなんですね。
すばらしいです。

シンプルで、美しいカメラです。
http://www.yomiuri.co.jp/it/report/20140429-OYT8T50050.html?from=ytop_ylist