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広告界の重鎮ジョージ・ロイスは、MoMAに収蔵されるようなエスクワイア誌の表紙やMTV初期のキャンペーン「I want my MTV」を手掛けた人。その彼が今日のブランディングや広告業界の若手にアドバイスしてくれているようです。

翻訳が間違ってるかもしれませんが、いくつか引用・・・

「私はデザインを見せるようなことは決してしてこなかった。私は単純明快なアイデアを見せたんだ。」
「私はデザインについて話したりしない。アイデアの話をしたんだ。」
「私は優れたアイデアを生み出したりしない。プロダクトとマーケットと競合を理解すればそこにアイデアがある。それを実行すればいいんだ。」

「今日の代理店の若い才能ある人たちに、上司から離れて話を聞けば、どれほど惨めな仕事をしているかを泣いて訴えるだろう。」

「私は若手には広告業界で誰もがやっているようなことはしないように教えようとしています。・・・自分の本能に従ってアイデアを考えれば、ビジネスを救い、新しいブランドを生み出すことができるでしょう。」

「若い人たちがパソコンで何かをしているので「何をしているんだ?」と聞くと「調べています。」と答えます。それではダメです。自分自身と働いてください。あなた自身の才能で大きなアイデアを思いついてください。自分の脳を使ってください。」

「広告業界ではデザイナーを含めた大きなグループで仕事を進めますが、これがあまり機能しません。わたしはこれを「グループ酔い」と呼んでいます。まず、あなたは自分の才能を持たなくてはなりません。」

惰性と慣習のグループ・ワークよりも個々の才能や創造性を活かすべきだと話しているようです。
まったく古いタイプの広告マンとも言えるでしょうが、これからの未来ではまた大切なことなのかも。
この春から広告業界のデザイナーになった人の励ましになれば。

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Ad Legend George Lois: Magazine Covers Are “Trash Today” >>

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2018年5月17日 デザイナー

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BE BEST は子供たちの社会的、感情的、身体的健康ためのキャンペーンだそうです。

キャンペーンの理念は素晴らしくても、ロゴデザインとしてはヒドいものと言わざるを得ないでしょう。
子供コトバで子供が描いたようにデザインしたのだとしても「可愛らしさ」や「自由奔放さ」は見てとれないです。

なにかアドバイスする人とか、いなかったんでしょうか。

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New Logo for BE BEST by Melania Trump >>

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まったく誤解かもしれませんが、タイポグラフィの起源のようなものを見た気がしました。
文字を石に刻むときに端が余計に欠けないようにする工夫からセリフなどの要素が誕生したと何かで読んだ気がしますが、本当にそうかもと思えました。

イスラム文化ということもあるのでしょうが、交易が盛んだったのにローマの影響以外では「写実」というものが発達しなかったようなのが興味深いです。西洋美術の「キアロスクーロ」がない感じ。

乾いた砂漠の日差しの下ではすべてがハイコントラストなのでしょうか。

東京国立博物館|アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝 >>

2018年5月10日 アート

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価格はほとんど3億円以上。
しかも同じアーティストの作品が多数。

リチャード・プリンス
アンドレアス・グルスキー
シンディ・シャーマン
の3人で15点中12点。なんかすごい。

トーマス・ルフ も入っていていい気がするけど、ちょっと違うのかな。

The 15 Most Expensive Photographs Ever Sold >>

関連記事
アンドレアス・グルスキー展 >>

2018年5月8日 写真

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ほのぼのとしたディストピアという感じで、どこか90年代的な印象でした。

最近のfacebookで起きていることや、Googleの寡占状態などはもっと速く大量で不可視なディストピアなのかもしれない気もしましたが、アートとしてのこの展示は楽しかったです。

メディアアートのようなテクノロジーに熟達したアーティストによる作品ではテクノロジーを積極的に受け入れて賛美する傾向があるのかも。文脈にもよりますが、テクノロジーを批判する作品があることは健全な気もしました。

ビットコインとブロックチェーンのもたらす社会変革についての作品は、10年後にもう一度見たらどんな印象になってるか楽しみです。

水戸芸術館|美術|ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて >>

2018年5月6日 アート

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あまりよく知らなかったけど、おもしろかったです。

博物学的な観察で、小さな花を城館の壁に大きく描くというのは、20世紀初頭では画期的なテーマだったかも。
城館の大食堂を覆う壁画を依頼したドムシー男爵はいいセンス。

謎めいてファンタジックで心地よく、ちょっとサイケデリックな印象。
なぜかサイ・トゥオンブリーを思い出す感じ。

ルドンー秘密の花園|三菱一号館美術館(東京・丸の内) >>

2018年5月2日 アート

Google Trend のデータをもとにしたインタラクティブなインフォグラフィック。
日別に地球の各都市に現在進行形でマップし続けているようです。

2017年秋頃のハリウッドのプロデューサーが糾弾されたのをきかっけに盛り上がったようです。
各都市ごとにトピックがあって、地域差もあるようです。

いずれにせよ、こんなサイトを作れるようになりたいです。

Me Too Rising >>

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Watch How #MeToo Caught Fire Around The World, In Real Time >>

ロゴが変わったわけではなさそうですが、ブランドメッセージのルックスに一貫性をもたらすためにタイポグラフィ、カラー、レイアウトについてのガイドラインを定めたようです。

運用が難しそうな気もしますが、グラフィックデザインの勉強になりそう。

手掛けたのは EIGA >>

元記事はこちら
Brand New | New Logo and Identity for Adidas by EIGA >>

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毎年いいイラストが揃ってます。

学生部門
書籍部門
ブックカバー部門
エディトリアル部門
があるようです。

受賞作はこちら、
V&A Illustration Awards >>
https://www.vam.ac.uk/info/va-illustration-awards

こちらではエントリー作も紹介されてるようです。
V&A Illustration Awards 2018 >>
https://www.vam.ac.uk/b/villa-2018

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ウィリアム・クラインの展示は思ったよりも少なくて、若手写真家の作品が多い展示でした。
別の時代のさまざまな視点からの都市をテーマとした作品。

作品はおもしろかったのですが、正直な印象として「都市」をテーマとした展示はどこか虚しい感じもしました。
インターネット後の世界で都市のテーマは簡単ではない気もしますが、デザインの分野ではここ数年は都市がテーマになることも多いようで、何か変わってきてるのかも。

「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」

2018年4月17日 写真