ドイツ老舗のBECK’Sの缶ビール。
フォーマルなイメージのシルエットにカジュアルなイメージのプルタブが不釣り合いでカッコイイです。

お酒のマーケティングでは、どこで誰と飲むお酒なのかを明確にすることが大切だtと聞いたことがあります。
お店で飲むのか、自宅で飲むのか、パーティで飲むのか、友人と飲むのか、一人で飲むのか、同僚と飲むのか・・・。

缶のデザインを変えてビールの立ち位置を変えようというのはいいアイデアかも。

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革命的進化!?フルートグラス型のビール缶「LeBECK’S: the legendary beer-can from Beck’s」 >>

2018年6月17日 デザイン

NSA_posters

機密管理についての啓蒙ポスターですが、おもしろいです。

「セキュリティに休日はない」
「セキュリティはみんなの責任だ」
「あなたの捨てたゴミも、だれかの宝になる」
などなど、機密漏洩の防止を執拗に徹底的に呼びかけてます。

でも、どこかユーモアがある感じ。
グラフィックもその時代らしい味わいです。
「signed, sealed, secured.」ってコピーもありましたが、当時のスティービー・ワンダーの曲からとってるのかな。

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National Security Agency (NSA) security/motivational posters from the 1950s and 1960s >>

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The NSA’s newly declassified propaganda posters are wild >>

会場にほとんどお客がいませんでした。

会場の入り口付近に上のインタビュー動画の日本語字幕付きが展示されていました。
このインタビューのなかでヴィム・クロウェルは、 グラフィックデザインの役割は視覚的な「規律」をもたらすことで、それは人々の生活に役立つことであり、贅沢ではなく必要なことだ・・・・といったようなことを語ってました。この考え方は、現代の企業サイトやウェブコンテンツをデザインをする人たちによく当てはまるでしょう。

彼が共同創業したトータルデザインが60年代〜70年代に取り組んだことは、21世紀のいまでも重要性は減じていないと思っています。

展示はとても見応えあって楽しかったですが、ヴィム・クロウェルの業績を「グリッド」でまとめるのは、ちょっとどうかな・・・という気もしました。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー『ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて』 >>

「One Ogilvy」ということで、社名も短くシンプルになったようです。
ロゴはクラシックな感じで好印象。
gi、il、vy のリガチャは「結びつける」ということのメタファーになってるようです。

ogilvy_logo

広告の父と呼ばれる創業者のデイヴィッド・オグルヴィについて >>

手掛けたブランディング会社はこちら
COLLINS >>

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New Logo and Identity for Ogilvy by COLLINS >>

ポーランドとドイツのアーティスト、カリーナ・スミグラ・ボビンスキーさんの『ADA』という作品。
心地よさそうです。

居合わせた人たちの体験をともなう作品だけど、まったくのアナログで成り立ってるのがいいです。
色がないのも好み。

日本でも展示すればいいのに。

KARINA SMIGLA-BOBINSKI >>

RED_Hydrogen_One

ゴーグル無しでVRを見る機能があるそうです。
また、このスマホはREDのハイエンドカメラのモジュラーシステムの一部として機能するようです。
これが本当ならスゴい製品ですが、一般向けに大量に売れるようなことはなさそう。

ことしの夏に発売予定で予約は終了していて価格は15万円くらいのようです。

どんなものか、ちょっと楽しみです。

【関連記事】iPhoneXでヘッドセットなしの3Dビューを実現するデモ >>

RED HYDROGEN >>

2018年6月4日 デバイス

bill_gold

カサブランカ、時計仕掛けのオレンジ、スティング、エクソシスト、ダーティハリー・・・
あの有名な映画ポスターをデザインしたグラフィックデザイナーだそうです。
97歳だったそうです。

それはきっと幸せな仕事だったことと思います。

Iconic film poster designer and illustrator Bill Gold has died aged 97 >>

Bill Gold >>

demi_deconstruction_01

demi_deconstruction_02

ファッション史にも洋服のパターンメイキングにも詳しくありませんが、とてもおもしろい展示でした。
18世紀〜現在までの消防服、軍服、ジャケットなどを分解して解説して再制作して展示していました。

フランス革命から、世界大戦、現代 まで続く洋服のパターンの変遷を丁寧に解説してくれています。
再現された服を実際に試着できるのはおもしろい体験で、なるほど、着てみれば違いがわかるものです。

再現された18世紀や19世紀のジャケットは、労働着らしく腕を動かしやすくて、キュートなシルエットでとても気に入りました。

展示されていた服の型紙は購入することもできるようです。

半・分解展 >>

ニューヨーク育ちのミルトン・グレイサーが自らの生い立ちとニューヨークへの愛着、誰もが知るあのロゴの誕生について語っています。

あのロゴはタクシーの中で考えついたようです。

英語なのでちゃんと理解できてないかもですが・・・
「だれもが『ニューヨークを愛してる』『ここが故郷だ』『私はここに残る』と言いたい気持ちだったんだ。」と話していて、それがこのロゴが成功した理由だったようです。

とてもいい話をしているようで、日本語字幕がほしいです。

slanted31_tokyo

SLANTEDでは世界の各都市で長期取材して、グラフィックやビジュアル分野のクリエイティブを紹介した本を出版しているようです。

2017年に東京でかなり大勢のデザイナーに取材したようです。
英語なので読むのは難しそうですが、読み応えありそう。

他の都市の本もおもしろそうなので、日本語になってくれたらありがたいです。

Slanted Magazine #31 – Tokyo / Spring / Summer 2018 >>

ビデオインタビューもあるようです >>

SLANTED >>

2018年5月20日