2020年のナショナル・ポートレート・ギャラリーの「Drawing from Life」展に展示された作品のスケッチだそうです。
いいスケッチ。
David Hockney Shares Early Pieces From His Sketchbook Before They Were Exhibited >>
「アイデアをケアする」という話が出てきます。解決策ではなく、信じて守って育てるもののようです。
ジョニー・アイヴのデザイン哲学や「アイデア」についての考え方は、崇高と言っていいと思います。
スピーチの抜粋です。
「専門技術は繰り返し行うことで成長しますが、私たちの創造性は、深い関心と注意によって育まれます。私は、アイデアの本質を深く理解しようと努めています。アイデアの本質を理解すると、より多くのアイデアが得られて、アイデアをケアし、守り、発展させて良い仕事ができます。アイデアとは、常に壊れやすいものです。何かを解決できるなら、それはアイデアではなく、出荷準備の整った製品になっています。
私は、どんなに新しいアイデアの場合でも、そのアイデアにまつわる問題に目を向けないよう、並々ならぬ努力をしなければならないことを学びました。これらの問題は既知のものです。数値化できて、理解もできます。しかし、あなたはアイデアそのものに注目しなければなりません。部分的で、暫定的で、証明されていない状態のアイデアです。湧いてくる懐疑心を抑え込んで、問題を解決する方法があると信じなければ、当然ながら自分のアイデアを信じることはできなくなります。
だからこそ、批判や問題点の指摘は、特に建設的なアイデアがない場合にはダメージが大きいのです。忘れてはならないのは、意見はアイデアではないということです。意見はアイデアほど重要ではありません。意見はただの意見です。」
下記リンクの記事からの抜粋です。アイヴのスピーチを適切に補足してると思います。
「アイブの言葉は、”良いデザイン ”の定義がますます主観的になってきている今だからこそ言えるものです。美しさは世界各地で千差万別であり、複雑な問題を抱えた世界では、シンプルであること自体が過剰な「解決主義」である可能性があることを、業界は認識しています。そんな時代だからこそ、自信を持って常識に挑戦し、新しい地平を切り拓くデザイナーが必要なのです。しかし、アイブの言葉にはもうひとつの警告があります。自信と思い上がりの境界線は曖昧であるということです。だからこそ、アイブはデザインプロセスにおける批評の必要性を否定しながらも、すべてのデザイナーに「他の人のアイデアにも耳を傾ける」という重要な実践を勧めているのです。」
How a college sculpture class shaped Jony Ive’s creative vision >>
【関連記事】ケンブリッジ大学のスティーブン・ホーキング フェローシップ賞の受賞式でのジョニー・アイヴの『アイデア』についてのスピーチ >>
ブラウザで「ボールプール」ができます。
PCのカメラで手の位置とポーズを認識して、ブラウザ上のボールを動かします。
ブラウザ上に「手をみせて」が表示されたら、カメラに映るところに手をかざしてみてください。
カメラが捉えた手の位置と手のポーズが赤い線で表示されます。
ブラウザに表示された手を動かしてボールをかき混ぜることができます。
手を「パー」にすると、下向きの重力が発生して、ボールは床に落ちます。
「チョキ」にすると、重力がなくなって、ボールが浮き上がります。
「グー」にすると、グーにした手の位置に引力が発生して、ポールを引きつけます。
p5.js、matter.js、matter-attractor.js、handpose.js を混ぜながら使ってます。
ブラウザのうえのオブジェクトをジェスチャーで動かせるというのが、おもしろいです。
残念ながら、ときどきバグってしまいます。
再読み込みしたりキャッシュをクリアしたりすると正常に動作するかもしれません。
下記のURLでPCのブラウザからお試しください。
2021年10月3日まで開催してるようです。
初期の作曲やパフォーマンスから、大規模なビデオインスタレーションや世界的な衛星プロジェクトまで、200点以上の作品を展示。
1993年のベネチア・ビエンナーレで受賞した作品「システィーナ礼拝堂」というインスタレーションが展示のクライマックスになってるそうです。
日本でもやってほしい。
SFMOMA stages monumental nam june paik exhibit as a mesmerizing riot of sights + sounds >>
1971年からつづく映画広告の賞「Key Art Awards」の50周年を記念して、エンタテインメントマーケティング業界の著名人5名がエンターテインメントマーケティングを変えた50の映画ポスターを選んだそうです。
オーディエンスを惹きつけて売り込むための広告であり、映画を見る人の想像力をかきたて、壁に飾られ、偉大な映画を1枚の画像に凝縮したアートです。
こんな仕事してみたかった。
早くもコロナ後の世界を描いています。
ワクチンが始まって、もう、コロナ後の生活スタイルに目を向ける時期ということのようです。
しかも、コロナ後に訪れる「混乱した時代」を広告として面白く描いています。
ジョーはパンツにワイシャツ姿でヘッドセットを使って会議をしながら冷蔵庫を開けます。
彼は自宅で仕事をしているのか仕事場に住んでいるのかわからなくなって混乱しています。
エマはマークとデートするよりも、マークのプロフィールを見て過ごすのが好きだということに気がついて混乱しています。
ジェイソンは現実の会話に出くわして、ミュートしたりカメラを切ったり、聞いている間にトイレに行ったりすることができずに混乱しています。
ジュリーはオフィスに出勤しますが、パジャマで働きたいと思って混乱しています。
この「混乱の時代」に対処しているさまざまな人々が登場します。
「今は混乱の時代です。バーガーキングのインポッシブル・ワッパーを食べるにはちょうどいいタイミングです。牛肉を使わずに作られたワッパーは、まるで…ワッパーのような味がします。」
戻ってくる日常を祝福するのか、コロナ禍の喪失を悼むのか、企業のメッセージとしてやや扱いにくいと思いますが、そこはバーガーキングのいままでの広告のイメージだということなのでしょう。
今年は一触れることができるのは一部の本だけで、しかも使い捨て手袋をしての閲覧でした。
展示は工夫されていて、鏡を使ってそれぞれの本の見どころを見れるようにしてくれていました。
でもやっぱり、触れることができると、書籍の造りについて深く理解できます。
めずらしい本を眺める、楽しい時間でした。
静謐に組み上げられた欧文もいいですが、中国の書籍のレイアウトや文字組がおもしろかったです。
今年はイラストレーションの表現が減って写真表現が多くなって、社会問題をテーマにした大判で分厚い本が増えた印象でした。
豪華な装飾よりも、簡素でメッセージ性が前面に押し出されたブックデザインになった感じ。
この2つの広告のアプローチの違いがおもしろいです。
オノ・ヨーコによるキャンペーンのビルボードは、あの伝説的な広告のようにシンプルに「I LOVE YOU EARTH」と掲げられました。有名なギャラリーとのコラボで、ロンドン、リバプール、グラスゴー、マンチェスターなど、イギリスの多くの都市に設置されたそうです。
もうひとつは「Mars sucks. -Earth」というメッセージ。
クリエイティブ・エージェンシーのActivistaによるキャンペーンです。
イーロン・マスクが地球の再生よりも火星を重視していることへの失望を表現しているそうです。スポンサーは境保護団体だそうです。
「最悪(sucks)じゃないものは、地球です。でも、私たちが地球の扱い方は率直に言って最悪です。」
’I love you earth’ + ’mars sucks’: two billboards to celebrate earth day 2021 >>
GoogleEarthで、人類が地球に及ぼした影響をタイムラプスで見せてくれます。
世界アースデーに合わせて公開されたようです。
都市のスプロール現象、森林伐採、鉱業や農業の急速な発展がもたらす影響の、わかりやすい視覚化。
A New Timelapse Tool Reveals How Much Humans Have Altered Earth’s Landscape Since 1984 >>
まだあまり理解できてないのですが・・・
コレクションできる、コレクションを自慢できる、コレクションを売買できる、という環境が整うと、NFTのユーザーはアーティストではなくコレクターになっていくようです。
いずれ、ブランディングやマーケティングにも利用されるようになりそうです。
NBA(バスケットボール)のシュートの動画を、NBAカードのようにNFTで売ってるのさすが。
応援する選手の2021シーズンのすべての得点をコレクションしたくなるのでしょうか?
写真やイラストレーションがNFTの市場で取引きされるのはおもしろいかもしれませんが、バブルが弾けて終わるだけのことかも。
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