いいイラストで、展示も充実してました。
ドイツを拠点に活動するアーティスト/イラストレーターだそうです。
職人的ドローイング、いろいろな技法と素材を駆使しているところも、いいです。
どこか80年代っぽくて、オシャレな若い女の子に人気だとか。
なるほどです。
くわしくはこちら
http://gasbook.net/in/?p=5363
カルガリーで開催された、アート&デザインのイベントに関連したインタビューのようです。
このイベントンの今年のテーマは「ストーリー・テリング」というようなテーマだったそうです。
サグマイスターは、コミュニケーションやブランディング、広告、エンターテイメントなどに関わる人たちが自分たちを「ストーリー・テラー」として再定義するトレンドに「そんなのデタラメ(bullshit)だ!」と言ってるようです。
エキセントリックに訴えかけていますが、英語であることと、「ストーリー・テラー」ということがどういう概念で語られているのかが、イマイチ解釈しきれません(苦笑)
でも、言いたい事はなんか理解できます。
以下、部分的な意訳です・・・。
「ローラーコースターのデザイナーが、自分自身をストーリー・テラーだと言っていた。そんなのはデタラメだ。あなたはローラーコースター・デザイナーであり、それはあなたが取り組む素晴らしい仕事で、あなたをもっとパワフルにするはずだ。宇宙船で飛んでいってキャラを倒すとか、そんなくだらないことがあなたの語るべきストーリーなのか?」
「物語を創っている小説家や映画監督にしても、ストーリー・テラーとは呼ばれない。」
「突然、何かの理由で、ストーリー・テラーでもない人たちが、みんなでストーリー・テラーになりたがってる。」
「デザインの分野に限って言えば、そんなのはデタラメな付け足しだ。 今は誰もがストーリー・テラーなんだ。」
この数年流行ってるマーケティングとかブランディングとかの影響のような気がしますね。
「ジャーナリズム」というくくりで見ると、ちょっと興味深かったので、はしごしてきました。
同時開催だったし。
フィオナ・タンの映像は(ちょっと眠くなりましたが)優しい視線で、事実を丹念に描き出した向こう側に物語でアートを成立させていたと思います。
一方、世界報道写真展は、凄惨な現場を過剰にドラマチックに描こうとする風潮が増えているように感じました。ネットで人目を引く画像にするためにこういう風潮があるんでしょうか?
なんだか解りませんが、なにか、恐ろしい感じがしました。
「モノのインターネット」の先には、こういう未来があるってことでしょうか。
元フロッグデザインの人によるコンセプトだそうです。いいですねー。
でも、個人的にはこのプロジェクションのUIがどうしても好きになれないです(苦笑)
動画の中では、子供が付箋紙にスイッチを描いて使うのが、一番しっくりくるんです。
どんな仕事においても、他人の仕事に敬意を払えないような人間は(どんなに偉い立場でも)ビジネスマンとして失格でしょうね。
自分がそんな事してないか、自戒を込めて・・・。
『まぐれでもいい写真が撮れたね。』
『あとからPhotoshopで調整してくれるんでしょ?』
『どうして背景はこんなにボケてるんだ?』
『2、3枚撮ってくれたら、それでいいから。』
『君の事を宣伝してあげるから、タダで撮ってよ。』
元記事はこちら
http://www.zerouno.org/portfolio/what-not-to-say-to-a-photographer/
同じように・・・
『グラフィックデザイナーに向かって言ってはいけないこと。』
はこちらだそうです。
http://www.zerouno.org/portfolio/what-not-to-say-to-a-graphic-designer/
最低収入、平均収入、最高収入が出てるのが残酷でいいです(苦笑)。
できるものなら、海外で仕事したくなります。
日本は紹介されてませんが、日本の環境はかなり異常かも。
20年ほど昔、まだ慣れていないEメールでサンフランシスコのCGデザイン会社のデザイナーに年収を訊いたら、あまりに高額で驚いたものです(笑)
「より需要の見込まれるデザインをする」というのは昔からモットーとしてきまして、そのために必要なスキルは独学でも学ぶべきと思ってきましたが、どの場所でどういうデザインをするのかっていうのも大切なことかもですねー。
元記事はこちら
http://www.fastcodesign.com/3033716/the-best-and-worst-paying-jobs-in-design
あとで聞いてみよう。
日本語訳がほしい。
日本語フォントをつくる過程を、わかりやすく紹介してくれるいい記事だと思います。
フォントも今どきな感じで使いやすそう。
ずっと前にネヴィル・ブロディがシンポジウムで「日本語のフォントをデザインするなんて無理だ(笑)」と話していたのを思い出しました。
しかも中日韓。この膨大な仕事に敬服です。
『「源ノ角ゴシック」を実現させたアドビ西塚氏の勘と感覚』
http://ascii.jp/elem/000/000/917/917366/
いいアイデア(笑)
退屈な保険のカタログをおもしろく、しかもソーシャルでリアルで身近に感じさせる。
カタログって、工夫のしようがない仕事のように思ってしまうけど、そんなことないのかも。
この仕事を手掛けた人たちを尊敬します。
数えきれないほどの有名ロゴを手掛けてきた、御歳82歳の現役。
彼が仕事をはじめた1950年代では、グラフィックデザインという仕事をビジネスとして説明する事すら困難だったとか。
家族と一緒にデザインの仕事をするワークスタイル。
仕事以外に自分の創造性を刺激し続ける取り組みを継続すること。
なによりも、楽観的に仕事を楽しむ姿勢。
勉強になります。
元記事はこちら
http://www.fastcodesign.com/3033483/7-questions-for-logo-design-legend-ivan-chermayeff
Chermayeff & Geismar & Haviv
http://www.cgstudionyc.com
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