タップに関わる箇所は丸くその操作を意図して、マジシャンのカードが動くような感じ。
フラットデザインで禁じられた(?)ドロップシャドウは空間認識を効果的に手助けしてる。
アンドロイドのデザインを手掛けたMatias Duarteによると「泉にインクを垂らすような」色の変化だそうです。
なるほど、うまいです。
これから切り開かれるウェアラブルとかアプセサリーとか分野のUIのベースモデルになっていくんでしょうか。
Android Wearについての記事はこちら。
Googleのスマートウォッチ向けOS『Android Wear』とその腕時計『Moto 360』
この記事にも書いた「OK、グーグル」って音声コマンドで起動するような恥ずかしい仕様が本気だったことに一番驚いた(笑)
「スタック」「ページ」「リプライ」という3つのメンタルモデル(というのかな?)はタイムラインをもつウェブサービスのように使う事ができそうな、よく考えられたデザインに思えます。
それもいいんですが、個人的には、腕時計から提供されるインターフェイスは、もっと操作要素のないアンビエントなデザインであってほしいです。
アンビエントなUIに、グーグルが蓄積してきた膨大なデータで、ユーザーにどんなコンテクストを構築してどんなサービスや環境を提供してくれるのか、どんな未来なのか、興味深いです。
難解さもユリシーズ的な感じ。
タブレットとかアプリとか電子書籍なんかで、またさらに読書体験は変わっていくのでしょう。
どういう読書体験が待ってるのかが楽しみになるような書籍や本やアプリとかが、たくさん登場するといいです。
Ariel Malka さんの作品
http://ariel.chronotext.org
ずっと前に都市伝説のように聞いた話で、ディズニーのアニメーション・スタジオには極秘で門外不出の「レッド・ファイル」という赤い表紙のファイル形式のチュートリアルがあって、これをひと通り学習するとディズニー・クオリティのアニメーション技術が身につく・・・なんて聞いた事がありました。(本当かどうかは、解らないです。)
そのレッド・ファイルの基礎編には、砂袋が動くアニメーションで喜怒哀楽を表現する・・・というのがあったとか。
自分たちの作品のクオリティの源泉を的確に捉えて、それがちゃんと教育カリキュラムとして受け継がれて、ブランドとして発展させてるのが、もしホントなら・・・ディズニー恐るべしです(笑)
日本の大企業は、コレができなくなって凋落を余儀なくされてるでしょ。
でも、この「12の基本原則」アプリのUIやトランジションに使うというのは(素敵なことのように思えるけど)ちょっと、やめておいたほうがいいような気がします(苦笑)
くわしくはこちら
http://wired.jp/2014/05/14/12-principles-of-animation/
原因はジョナサン・アイヴともめたからだとの噂(笑)
「Slide to Unlock」もこのヒューマン・インターフェイス担当部長 Greg Christie のデザインだとか。この人とこの人のチームがどこに移るのかも注目です。
ところで・・・・
これだけの成功を遂げたUIデザインですらも変えていく必要がある、とジョナサン・アイヴは考えているんでしょうか。
これからのウェアラブルとか車載とかiWatchとか・・・・デジタルデバイスのUIはもっとずっと多様に広がっていくということなんでしょうか。
もしそうなら、スゴいかも。
コンセプトモデルのようですが、操作している仕草が美しいです。
人の手を拡張するデバイスってアイデアは素晴らしいです。
慣れが必要でしょうけど、慣れれば見ないで操作するのも簡単かも。
指輪からの何かフィードバック(振動とか)があったら、さらに良いかも。
人の手ほど優れた道具はないですね。
だれでもすぐに直感的に理解できるUIだけではなく、最初は慣れが必要でも習熟すれば身体の一部のようになるUIこそ価値があるかも。
よく考えれば、楽器だってキーボードだって、たいていの道具はどれもそう。
ウエアラブルとかアプセサリーとかには、こういう考えかたのUIデザインが相応しいかも。
なるほど、タッチパネル操作で、指の本数で機能(エアコンとかオーディオとか)が指定されて、上下で操作するようです。指の間隔の違いにも対応してるみたい。
こちらで実際に試せるのでiPadの方はどうぞ。
http://matthaeuskrenn.com/new-car-ui/prototype/
カッコいいです。
このプロトタイプではUIの造形が「円」になっていますが、このプロトタイプでは「回す」操作は割り当てられていないようでした。
指で操作するUIに「円」が登場すると「回す」という操作が類推されると思うのですが・・・どうでしょう?
あと「いまどういう設定になってるのか」は、どやって判るんだろ?
いいデザインだと思います。何よりも目の付けどころがいいです。
でも、個人的には暗くて揺れる車内では、物理的なスイッチがいいです。
なかなか良さそうなUIです。
それにしても、「紙」っていうメタファーをスマホで追体験するのは、なんだかB級ファンタジー映画の未来予想のような感じです。(笑)
どこかFlipboardに似てますが、後出しジャンケンでPaperのほうが洗練されてそう。
操作感も楽しそうですが、タイムラインの文脈の中にうまく広告を入れていくことができそう。しかも的確に最適化されて。
もしできたら、スゴいかも。
インテリアデザインの全体像は、あくまでスポーツカーとしての古典的な印象。
ドライバーが理解に手間取るナビ画面を視線移動の少ない場所に最大にして表示。
それでもスピードメーターとタコメーターは針表示(笑)。
シフト下のダイアルで操作するらしいですが、ハンドルのグリップ周辺で操作できても良いかも。
エアコンは吹き出し口のダイアルで調節できるらしい。
コントロールとフィードバックを近い箇所に配置する、いいマッピング。
ルックスは古典的でもインターフェイスはモダンに工夫されてる。
ドイツ車らしく合理的で質実剛健な感じが好印象。
デザインを考える良いお手本かも。
Android OS がクルマに搭載されるからって、インパネをスマホのホーム画面のようにしようとするメーカーがあったら、恥ずかしいから思いとどまった方がいいでしょう(笑)
すばらしいUIだけど、意外に大掛かり(笑)。惜しいね。
擬似的な3D空間のメタファーによるインターフェイスではなく、ホントの3D空間のインターフェイスをデスクトップに実現してるのは、スゴいことかも。
マイノリティ・リポートのように身体全体を使ったジェスチャーではなく、手の動きで操作するのは現実的な感じ。ゴーグルをかけて、視覚全体をバーチャル空間にして操作するような強引さもないし。
もしかしたら・・・
手の動きに対してのリアクションが素早く的確だったら、モニターが半透明である必要はないんじゃないか?
自分の手が実際に見えなくても、操作にすぐ慣れるような気もする。自転車に乗れるようになる感じ。
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