色の違う砂糖の粒が混ざりあっていく。しかも一粒づつが形になってるみたい。
こういう質感の表現が人の心を掴むアニメーションの核になっていて、その表現技術に惜しみなく時間と手間とお金を掛けているようで、ティズニーってスゴい。
あの映画の雪のCGデモはこちら
いかにもウェス・アンダーソンな静謐でシンボリックな映像が感じでクリスマスにいいです。
ギラギラキラキラのクドいクリスマスビジュアルはそろそろ終わりかも。
最初にネタバレさせてから本編が始まるのが、このバンドらしい感じ。
そうでないとこの映像とパフォーマンスは「ポップ」や「ロック」ではなくなる気がする。
4.2秒で撮影が終わったといっても、撮影前に綿密なプランとテストを繰り返して、編集にも長い時間が掛かってそう。
メイキングはこちら
人が編集したバージョンと人工知能が編集したバージョンの違いは興味深いです。
『Morgan』は人工知能をテーマにした映画だそうで、プロモーションとしては相応しいでしょう。
人工知能が編集したバージョン
人が編集したバージョンがこちら
人工知能が編集したバージョンの後半を見ても、どういうロジックでこの予告編が編集されたのかいまひとつわからないので日本語字幕ほしいです。
IBMのWatsonとかコグニティブとかは素晴らしいプロジェクトだと思ってるので、こういうプロモーションとかしなくてもいいような気もします。
1995年のトイ・ストーリーのレンダリング環境についてのBenedict Evans さんのツイート。
「1995年のピクサーのレンダーファームの処理能力はiPhoneの半分程度だった。」
当時のたぶん世界最大のレンダリング環境ですら今日のiPhoneの半分程度の処理能力ということのようです。すごい進歩。
トイ・ストーリーの3Dのすべてのデータを合計したファイルサイズが9テラバイト(だったかな?)という記事を読んで、初めて「テラバイト」という単位を知りました(笑)
ところで、今日はティム・バーナーズ=リーによってWWWが一般に無償公開されて25周年だそうです。
当時、公開前のトイ・ストーリーの制作段階の動画ファイルがインターネット上に公開されていました。
当時の「モデム」で繋いだインターネットで、丸1日かけてその動画ファイルをダウンロードした記憶があります。
やっとダウンロードした小さな動画ファイルを見て、その制作のクオリティの高さに衝撃を受けました。
独自の手法をとことんまで磨き上げて完成させていることに、これは絶対に敵わないと思い知らされました。
これぞ『ブレードランナー』といった世界観を重厚に受け継いでいるようで楽しみです。
前作『ブレードランナー』のシド・ミードのスケッチ集が無料公開されてます。
乗り物やアイテムの「リアルな」デザインが素晴らしいです。
メカや服や内装の緻密なデザインが『ブレードランナー』の世界観が支えられていました。
これがショボいデザインだったら、どんな映画になっていたか想像してみるといいかも。
ミュージシャン父娘の心暖まる短編ロード・ムービーに仕上がってます。
監督はアカデミー短編アニメ賞を受賞しているパトリック・オズボーン。
360度VRをクルマのなかに限定した演出がいいです。
Android Cardboard向けに360度VRの映像作品をつくるプロジェクト『Google Spotlight Stories』が制作した短編映画。
映画演出の手法として、あえて空間を限定することで観客に没入感をもたらすというのがあった気がします。
古くは『十二人の怒れる男』とか、戦争映画だと『Uボート』とか。他にも閉じ込められた状況のサスペンス映画など。
そういうのが、VR向けのストーリーテリングになるのかも。
こんなにうっとうしい未来がホントにやってくるかも(笑)
映像も映像のなかに登場するデザインも、とてもチャーミング。
素晴らしいです。
90年代にもこんな未来像を見たような気もしますが、クルマの自動運転のようにホントに実現されそうで怖い(笑)
制作したのは、ロンドンで活躍するデザイナーであり映像作家のKeiichi Matsudaさん。
もうなんでもできる感じ(笑)
2Dではなく3Dの撮影データを保存しながら、40K(!)で毎秒300フレーム撮影。
データ量は毎秒400GB(!!)で、ローカルとクラウドへ保存するとか・・・。
くわしくはこちら
https://lytro.com/cinema
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