バルセロナとロンドンを拠点とする広告制作会社CANADAでは、過去に制作した映像を再編集したそうです。外出できない日常の退屈を肯定的に創造的に捉えるメッセージになってます。
「退屈は時々起こるもので、何も悪いことではありません。退屈しても罪悪感や不安を感じず、そこから生まれるポジティブなことを楽しむことの方が大切です。」
「退屈は間違いなく過小評価されています。それは反省と創造性の種になるので、私たちはそれを保護する必要があります。」
いま、映像やグラフィックの広告制作は仕事が止まっていて、CANADAのような世界的な制作会社でも新しい仕事がなく「何も作っていない状態」だそうです。
コロナ後の世界で、いままでと同じような広告を作っていることができない時代になるのかも。
無料公開中の『Rams』がとてもおもしろかったので、アートとデザインの映画を予告編でオススメしてくれる記事をご紹介。
古いものも多いですが、この機会に見返す価値はありそう。
オススメ映画の記事は下記のリンクからどうぞ
19 Art and Design Movies to Watch in Quarantine >>
個人的には、マルジェラの新しいドキュメンタリー映画も見たいです。
映画製作者のGary Hustwitさんが、世界的なコロナ危機に際して、ドキュメンタリー映画を無料で公開してくれています。
4/7〜4/14はディーター・ラムズのドキュメンタリー映画『Rams』です。
感謝です。週末にじっくり見たいです。
https://www.ohyouprettythings.com/free
売ってるTシャツも欲しくなります。
サイトのドメインもカッコイイです。
ジェフ・クーンズのプレゼンテーション能力の高さは異常。
まだ思いついただけの段階の作品のイメージを、しゃべりだけであそこまで魅力的に伝えられる能力には、ぜひともあやかりたいです。
まだ制作されていない作品が高額で売買されるというのも納得です。
現代アートの市場で実践されているマーケティングやブランディングは、広告、WEB、販促 などのコマーシャルな世界のそれよりもはるかに複雑で洗練されてる気がしました。
現代アート作品は不動産や株式や仮想通貨と同様に投機の対象になっていて、アートとしての意味や価値とその価格との間には必ずしも明確な関係性はないようです。(不動産や株式や仮想通貨も、その意味や価値とその価格にも必ずしも関係があるわけではないかも。)
この映画に登場するアーティスト、ギャラリスト、コレクターの多くが、それぞれの価値観と方法でアートを愛していることがわかります。ただの投機熱だけでないアートに関わる生き様を見ることもできる映画でした。
お騒がせアーティストとしてのヨーゼフ・ボイスの姿を見ることができるドキュメンタリー映画。
内省的な作品イメージとは違って、映画のなかのボイスはユーモアと社交性とバイタリティに溢れています。映画にも少しだけ登場するウォーホルと同様にメディアと大衆を深く理解していたこともうかがえます。
有名なフェルトと脂肪の素材から「傷」というテーマはわかりやすくて納得できる感じでした。戦争によるPTSDもあったのかも。
昔好きだった「コヨーテ -私はアメリカが好き、アメリカも私が好き」の映像が見れたのもよかったです。
ボイスによる「芸術」の定義について考えさせられる、いいドキュメンタリー映画でした。
アップルの『ニュートン』は覚えてますが、GENERAL MAGIC 社のことは知りませんでした。
この映画はぜひ見たいです。
現代のスマホに繋がるコンセプトがちゃんと揃っていたように思えます。
GENERAL MAGIC はパソコンにおけるパロアルト研究所のようだったのかも。
いまもどこかにこういう会社があって、今日も秘密裡に20年後の未来の基礎を創ってるのでしょうか。
タイポグラフィとこのアニメーションがいい。
見に行けばよかったかも。ちょっと残念。
とても会期の短い展示だったようです。
まったく意味が違うけど、ICC OpenSpace 2017 に展示されてたこちらの作品を思い出しました。
いいCM。クオリティはさすがプロ。そこにあるメッセージもいい感じ。
こういうパーソナルなメッセージの映像をキチンと作り込んでリリースできる時代なんだな・・・とあらためて感心します。
Director Shoots Fantastic Commercial To Sell His Girlfriend’s 1996 Honda Accord >>
テリトリー スタジオ は「エクス・マキナ」「オデッセイ(The Martian)」「プロメテウス」などのSF映画でガジェットやUIをデザインしているクリエイティブ・スタジオ。「ブレードランナー2049」のビジュアル・イメージを作り上げるプロセスが紹介されています。
SF映画の制作の初期段階で、少人数で時間を掛けてイメージを固めてゆく創造的なプロセスは、他の分野のデザインでも見習って導入すべきかも。
「ブレードランナー2049」はまだ見てないですが、この90年代的なビジュアルイメージはちょっといいかも。でもやっぱり、オリジナル ブレードランナー のような画期的な未来像は描けてないかも。
このショートフィルムはキュートな大作だけど、ここ数年の映像制作って軽く早くなってる感じ。
そういうのが良い方向に向かってほしい。
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