Bloomberg_Billionaires

ランキング、プロット、地図、時間軸・・・などなど、よくできてます。
なによりも、ほとんど全員の似顔絵を描いたのが素晴らしいです!

インタラクティブなインフォグラフィックって(つくるの大変だけど)わかりやすくできて、複雑な物事の理解を助けるための、良い方法だと思う。

そういえば・・・
日本人はファーストリテイリングの柳井さんだけのようです。

『Bloomberg Billionaires』

なるほど。あの曲は、この色だ。うまい。

pantonrollCHICARTISTICsite11

pantonrollCHICARTISTICsite31

pantonrollCHICARTISTICsite4

つくったのは『CHIC & ARTISTIC』
http://chic-artistic.com/#pantonroll/

Crowdsmashing

デザイン批判をするときの視点とか、新しいデザインが受け入れられてゆくプロセスとか・・・そういうことのヒントになるかも。

「スポーツ観戦のようなグラフィックデザイン批評の弊害」で紹介した、Michael Bierutが紹介していた別の記事が興味深かったので、なんとか日本語にしてみました。

文字通りだと「袋叩き」ということで、アメリカの人はだいぶ保守的なんだなー、とも思えますが、よく読むと違う側面が見えてくる感じです。日本の「炎上」とも少し違うようで・・・。

<以下は意訳です・・・(正しくないかも)>

人々に嫌われてカリフォルニア大学の新しいロゴは撤回されました。でも悲しむことではありません。
デザインされたU字型にCのロゴは、ユニコーンのウンコを擦りつけた大きなストラップレスドレスのように見えました。しかしながら、これを大きな騒動にした「憤慨(outrage)」は注目に値するものでした。

『クラウドソーシング』がクラウドで何かを作ることなら、ここには『クラウドスマッシング』とも言える現象が現れています。
2010年のGapロゴ、2012年のオリンピックロゴ、SYFYのブランドアイデンティティ・・・。これらのロゴやリブランディングの何かが暴徒を憤慨させました。

憤慨はどうして起きるのか?「ひとは変化を嫌うから・・・」というのがよくある答えです。しかしAaron Badyの最近のカリフォルニア大学ロゴ騒動についてのエッセイによれば「このような軽蔑的な批判は私たちの悪い癖なだけでなく、私たちは変化を恐れてわけのわからない反応をしている。」だそうです。
よくあることですが、新しいもの(もっと小さなタブレットPC、もっと大きなスクリーンのiPhone、バットマンの新作映画、江南スタイルとか・・・)が好きな人でさえ、変化に対してはそういう反応をします。

人々が嫌うのは、変更の目的が説明されないまま変更を強制されることです。

ここで、ブランドをシンボルとか広告キャンペーンでなく、ロゴに目がついた小さなホムンクルスとして考えてみましょう。彼らは私たちの肩の上にいて、私たちの耳に一日中ささやきます。「おなか空いてるでしょ。サブウェィのフットロングが充たしてくれますよ。」「Macが遅でしょ。新しいMacを買うとハッピーですよ。」なんてストーリーを話します。
これらのストーリーでは、あなたが主人公で、ブランドはあなたをサポートするキャラクターです。

人々はこういうストーリーを変えられて台無しにされるのを嫌います。
今後も続くことを期待していて、その期待していた連続性が裏切られると(ディランがエレキに転向したり、いいTVドラマのシーズン2とか・・・)外的な差し障りよりも、内面に不安と怒りを感じます。
それが些細なことであったとしても、ずっとわだかまります。

Logo outrage(ロゴについての憤慨)は、ブランド・ストーリーがダサくなった瞬間におこります。(たとえば、ルーカスがオリジナルのスターウォーズに3DCGを導入したときのように)それは記憶を台無しにして、未来を台無しにすることになるからです。(未来の計画には過去の記憶が必要ですから。)もう一度スターウォーズを見ても最初の楽しさは損なわれています。学校にユニコーンのウンコがついてたら、カリフォルニア大学サンタクルーズ校同窓会に出席するのも同じように楽しさが損なわれます。
これは、色やカタチが変わったからではなく、期待していた連続性が奪われたからです。「もう怒った! グラデーションなんか金輪際いらん!!」と叫びたくなるのも当然です。

こういう「バートルビーイズム」(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/バートルビー)は最近のことです。私の父がテレビでスペリーとバローズがユニシスを作るために合併したのを見たとき。「なんてこった」「最悪だ!」と言いました。なぜ彼がオフィスオートメーションの合併にそのように立腹したかわかりません。彼は英語の先生で、私はまだ12歳でした。
いまではインターネットのおかげで、同じ意見を持つ人達をみつけて一人でイライラすることはありません。「これ嫌いな人いる?」と質問すると、即答が返ってきて、ダサいブランディングで人生をメチャメチャにされると感じてる仲間をお互いに見つけて、懐かしのロゴを悼むのです。

元記事はこちら
http://nymag.com/news/intelligencer/logo-rebranding-2012-12/

elavator_button

UI/UX がクラウドソーシングのようなもので出来上がることもあるのかな・・・。

オモシロいのが、デザインについて寄せられる意見。
また、その意見に対してのデザインを提示した側の反応。

ツイッターでの議論
https://twitter.com/search?q=エレベーターの開閉ボタン&src=typd

間違えやすい「エレベーターの開閉ボタン」をデザイナーたちがリデザインしてみた
http://matome.naver.jp/odai/2135925440564258701

発端のツイートをされた方のブログ
http://fladdict.net/blog/

また、こういう取り組みをされた方も
http://www.geocities.jp/shuuchan56/kaiheibutton.html

billboard_redesgn

美しく、機能的だけど、ウェブサイトのレイアウトのような感じ・・・

いろんなメディアに展開する上で、アイデンティティやフォントやレイアウトイメージを統一するみたい。

紙媒体の上でもデジタル化したときのことを考えてデザインしたりするんだな。

http://new.pentagram.com/2013/01/new-work-billboard/

sweden_7eleven_cafe

1970年代のデザインみたい。
かわいいけど。

デザインした会社はBVD

GD_Criticism_Spectator

なかなか過激な話。
いまのグラフィックデザインを取り巻く環境や、デザイン批評などについてペンタグラム Michael Bierut が語ってるようです。

失敗した企業ロゴとして・・・
トロピカーナのパッケージ、カリフォルニア大学のロゴ、UPS、Gap、2012オリンピック
などを挙げてます。

そのなかで、いくつか心惹かれる言葉を・・・

Designers tend to overvalue differentiation and originality.
デザイナーは「違い」と「オリジナリティ」を過大評価する傾向がある。

Most people don’t want to stand out. They want to fit in.
(デザイナーと違って)たいていの人は、目立ちたくない。慣れ親しみたいのだ。

The basic starting point of Graphic Design Criticism as a Spectator Sport is ”I could have done better.”
スポーツ観戦のようなデザイン批評のはじまりは「私ならもっと上手くできた」というところです。

Yet I dreamed of a day when regular people like my dad would be aware of graphic design, of typefaces, logos, packaging, when these things would be discussed as seriously as movies or books.
私は夢みます。私の父のような普通の人が、グラフィックデザイン、タイプフェイス、ロゴ、パッケージ などを映画や書籍と同じように真剣に議論されるものだと気づく日が来ることを。

あと、参考に・・・
2009年のトロピカーナのパッケージ変更について

英語でよくわからない部分もありますが、とても重要なことを語ってるようです。
ぜひとも、ちゃんとした日本語訳がほしいです。

くわしくは、こちら

seodudes_ad

ニュージーランドのSEO会社だそうです。

複雑でさっぱりわからないSEOを、ここまでシンプルに伝えるのは素晴らしいです(笑)

ギターへの愛に溢れたインフォグラフィック。

こちらで、500部限定で印刷販売してるようです。

visual_compendium_of_guiters_1

helmut_schmid_man_made

昨年、ギャラリーにヘルムート・シュミットの展示を見に行ったら、ご本人がいらっしゃいました。
作品から受ける厳格で寡黙な印象とはちがって、サービス精神のありそうな、楽しい話を聞かせてくれそうな方でした。

見に行きたいので、メモとして

『朗文堂NEWS』
http://www.robundo.com/robundo/blog/