クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]_01

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]_02

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]_03

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]_04

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]_05

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]_06

「矛盾してるようだけど、私は音について、それがどう聞こえるかということだけでなく、どう見えるかということにも興味があるんだ。」というインタビューからの一文のとおりの展示。音楽の視覚化ということで、グラフィックデザインとしても参考になる感じでした。
タイポグラフィ、写真、コラージュ、ドローイング、プリンティングの楽しさに溢れていました。

なんとなく80〜90年代くらいのアナログな雰囲気があって懐かしかったです。
「サンプリング」の感覚を身につけたくなります。

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]>>

2022年1月17日 アート

「民藝」というコンセプトを打ち立てて、ローカルにもグローバルにも拡げながらブランディングしていったのがよくわかっておもしろかったです。

当時、オシャレな服を着てやってきて日用の雑器を評論していた民藝の中心的な人たちは、日本のローカルな人からは奇妙な集団として見られていたかもしれませんが、地域経済に寄与するブランドを作り上げたのはスゴいです。

美意識やセンスだけでなくオーガナイズできるって素晴らしいです。
そういうことができるようになりたいです。

柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年 >>

民藝のための婉曲語法。東京国立近代美術館「民藝の100年」展レビュー >>

2021年12月16日 アート

Gilbert&George「階級闘争」

Gilbert&George「ゲートウェイ」

Gilbert&George「闘争家」

Gilbert&George「階級闘争」部分

Gilbert&George「ゲートウェイ」
部分

展示室の入口にあった『ギルバート&ジョージ、2人の若者がいた(1971年4月)』という映像がまた良かったです。
みんな知ってる有名でアイコニックな作品だけど、その意味や背景を理解するヒントとしていい映像でした。

シンプルで圧倒的な3面の展示。

初めて見たのですが、グリッドごとの小さな額装の集合体のようでした。
よく見るとグリッドごとにうまくポイントが配されてます。

Gilbert & George | Espace Louis Vuitton Tokyo >>

2021年12月6日 アート

『Walls and Bridges 世界にふれる、世界を生きる』ジョナス・メカス

『Walls and Bridges 世界にふれる、世界を生きる』増山たづ子

『Walls and Bridges 世界にふれる、世界を生きる』東勝吉

『Walls and Bridges 世界にふれる、世界を生きる』ズビニェク・セカル

東勝吉、増山たづ子、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田、ズビニェク・セカル、ジョナス・メカス の4人の作品の展示。正直なところ、ジョナス・メカス以外は知らない作家でした。

展覧会の紹介文には「生きるよすがとしてのアートの魅力」とあり、4人の生涯と創作活動とモチベーションを背景にして作品を見ることができました。
どういう状況であれ、創作を続けることの豊かさを実感できる、いい展示でした。

作品に拙さがあっても、現在のようにデジタル化された創作環境のなかで過剰に「いい仕上がり」になって均質化する以前の時代の豊かさがあります。

自分の理由を持って、創作を自分のものとして、生活のなかで続けていくのは良いです。

Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる >>

2021年9月27日 アート

資生堂ギャラリー第8次椿会 内藤礼

資生堂ギャラリー第8次椿会 畠山直哉 宮永愛子

資生堂ギャラリー第8次椿会 畠山直哉

資生堂ギャラリー第8次椿会 赤瀬川原平

千葉市美術館の展示で感銘を受けて、銀座に見に行きました。
赤瀬川原平の作品を選んで、そこに並べて展示されているのは象徴的で面白かったです。
銀座らしい展示。

千葉市美術館でもそうでしたが、作品を撮影禁止にしているのも適切な対応な気がしました。
小さくてもクレバーな展示でした。

第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界│SHISEIDO GALLERY >>

【関連情報】
現代アートチーム「目[mé]『非常にはっきりとわからない』展

2021年8月19日 アート

アンドロ・ウェクア

リタ・アッカーマン

リタ・アッカーマン

リタ・アッカーマン

7月末の最終日に見てきました。
リタ・アッカーマンは00年代頃に好きだった画家で、新作にも当時と共通するテーマやモチーフがあって楽しかったです。

作品の実物を見たのは初めてだったんですが、思ったよりも大きなサイズでした。
想像していたよりも重層的な絵で見応えありました。

リタ・アッカーマン&アンドロ・ウェクア:Chapter 4|ファーガス・マカフリー東京 >>

2021年8月16日 アート

3年前にNFTの存在を知ったダミアン・ハーストは、物理的なアートの世界とNFTの世界のギャップを埋めようと考えたそうです。

Currency は「通貨」という意味。物理的な作品やNFTとしての作品だけでなく、作品を買い、持ち、売ることで人々が参加するプロジェクト型のアートになっています。

以下はYouTubeにある解説の抜粋です。

『The Currency』はダミアン・ハーストの1万枚のユニークな物理的アートワークに対応する1万点のNFTのコレクションです。

物理的なアートワークは2016年に手漉きの紙にエナメル塗料を使って手作業で制作されました。各作品には、番号、タイトル、スタンプ、そして裏面にアーティストのサインが入っています。作品の紙には、透かし、マイクロチップ、アーティストの肖像が入ったホログラムなどの真正性を示す機能があります。各作品には2回繰り返される色はありません。そのため、同じ作品の中にあるいくつかの点の色が似ているように見えても、実際には異なる色です。各作品のタイトルは、アーティストのお気に入りの曲の歌詞から機械学習で生成されています。

NFTの配布は2021年7月29日からです。誰も最初に物理的なアートワークを受け取ることはありません。NFTが配布されてから2カ月後、コレクターはNFTを保持するか物理的なアートワークと交換するかの選択を迫られ、2022年7月27日午後3時(日本時間)までの1年間で、NFTと物理的なアートワークのどちらを所有するかを決定します。
その期間中にNFTを交換しなかった場合、物理的なアートワークは破棄されます。その期間中に交換された場合は、NFTが破棄されます。物理的なアートワークは最終的に破棄される前に「焼かれる」アート作品として展示が行われます。

『The Currency』は、お金やアートを通じた価値の概念に挑戦しています。信念の実験として、参加者は皆、自分の価値に対する認識と、それが自分の判断にどのように影響するかに直面します。『The Currency』は、デジタルと物理的な世界の境界線、そしてその両方における私たちの振る舞いをテストします。最終的には、コレクターが自分の持ってる作品『The Currency(通貨)』をどのように使うかを決定します。2022年7月27日までの交換期間まで何もしないことも何かをすることになるのです。

NFTが有名アーティストの自己ブランドの換金装置になるのは少し残念な気もしますが、おもしろいです

2021年7月19日 アート

2020年のナショナル・ポートレート・ギャラリーの「Drawing from Life」展に展示された作品のスケッチだそうです。
いいスケッチ。

David Hockney Shares Early Pieces From His Sketchbook Before They Were Exhibited >>

2021年5月25日 アート

2021年10月3日まで開催してるようです。
初期の作曲やパフォーマンスから、大規模なビデオインスタレーションや世界的な衛星プロジェクトまで、200点以上の作品を展示。
1993年のベネチア・ビエンナーレで受賞した作品「システィーナ礼拝堂」というインスタレーションが展示のクライマックスになってるそうです。

日本でもやってほしい。

SFMOMA stages monumental nam june paik exhibit as a mesmerizing riot of sights + sounds >>

2021年5月14日 アート

千葉正也

千葉正也 個展_02

千葉正也 個展_03

千葉正也 個展_04

会期終了日に見に行きました。
亀が移動する回廊とか、膝掛けけの電気毛布に描かれた監視員の肖像とか・・・
作品数も大量の凝った展示。

「絵画をどう提示するか」という今日的なテーマがあるのかもしれませんが、全体としてはほのぼのとした温かい雰囲気でした。

千葉正也 個展 >>

2021年3月31日 アート