脳のCTスキャンに重なり合う、忘れていく大切な記憶の断片。
せつないCMです。

コカ・コーラが昨年打ち出した『Content 2020』。
ユートピア的でステキな世界のようです。
全編英語で解らない部分も多いですが『コンテンツ マーケティング』が何なのか、ちょっとわかった気がします。
(それでもまだ誤解してるかも・・)

でも、ここから登場する「コンテンツ」は、従来のセールスプロモーションのツールやイベントとは違った魅力的なものになるんでしょうか?

「コンテンツ」には、人間の「業(ごう)」のようなものが内在して、はじめて魅力的になる気がしてます(笑)。
(そういうコンテンツは要らないのかな・・)
最近の、これとか見ても、どうしても、そんな感じがしてしまうんです・・・。

いずれにしても、大きな変化のようですね。

『#firstworldproblems』というハッシュタグがあって、贅沢な悩みがツイートされてるそうです。
「携帯電話の充電コードがベッドに届かなくていやだ」
「家が大きすぎて無線ルーターが2つ必要だ」
「洗濯機の中に服を入れたままにしておくとにおってくる」
などなど・・・

そのツイートを引用した、途上国の飲料水確保のための支援を訴えるTVCF。
言葉と映像のギャップが身につまされるコマーシャルです。

気軽に書き込まれたツイートを、コンテクストを変えて引用するというのは、隙をつかれたような感覚を受けて説得力がありますね。

『バカげた死に方』ってタイトル。
ブラックユーモアですが、いいアニメーションです。
歌もかわいいです。

日本語字幕付きはこちら

つい最近、ブレードランナーを見直したので、いろいろデジャヴのようです(笑)

ブレードランナー公開から30年(!)
たとえメッセージは失われても、世界観だけが受け継がれて、その時代ごとのレプリカを産み続けるってスゴいことですね。

なんともいいサウンド。
brotherのイギリスでのCMのようです。

「PRINT 3.0」もいいですが、古いガジェットが愛おしくなってきます(笑)

イギリスのトヨタ86のTVCM。

「仮想」らしさがウマいですが、ドライビング・プレジャーを訴えるには「仮想」ってことにしないと、もうダメなんでしょうか(苦笑)

ずっとまえに、70年代にクルマの広告やカタログの制作をされていたアート・ディレクターの方とお話をしたときに「クルマは走るものだから走ってる姿をカッコ良く撮るべきだ。」というお話を聞きました。CG合成とかなかった時代です。

今、走ってる姿がカッコいいクルマの広告は少なって久しいです。
むずかしい時代ですね。

もちろん冗談です。

この動画もバイラルですが・・・
オモシロくて、ちょっと笑えないです(笑)

ホワイトライオンというオーストラリアの若者を支援する団体のCM。
モザイクのかかった人たちが、自分の犯した過ちを告白して・・・。

登場してるのは、オーストラリアでは有名な人たちなんでしょうか。勇気のあるCMです。
この告白はウェブで受け付けても、そちらは自動でモザイクがかかるようです。

犯した罪などのために社会参加できない若者が「フレッシュスタート」を切ることができるように、雇用で支援しようというメッセージのようです。

『赦す』というのは、あらゆる表現やコミュニケーションにおいて、重大なテーマだなー・・・と考えさせられます。

http://freshstartemployer.org.au/

名言の録音の波形を3Dプリンターで立体化して展示してます。
ラジオ放送のデータベースのためのキャンペーンのようです。

発せられた言葉の結晶という感じ。
キャンペーンとしても素敵なアイデア。