Lonneke Gordijn と Ralph Nauta によって2007年に設立されて、最新テクノロジーを駆使した詩的なイメージのインスタレーション、彫刻、映像を発表しているそうです。
この『CODED NATURE』という展示、なかなか素晴らしいようです。
人、自然、テクノロジー、現実と仮想 などのテーマを、工芸的な手業と素材とテクノロジーで作品にしているようです。
会場全体にプロジェクターで投影するような展示ではなく、こういう展示を日本でも見たいです。
レム・コールハースが自身の生い立ちから語ってます。
おもしろいインタビュー。
ハードワークな実務家の印象とユートピアっぽい世捨て人の印象が同居してる感じ。
いくつか気になった箇所を・・・
「この10~15年で、地方は都市よりはるかに急速かつ急激に変わってきた。そういう変質に伴う画期的な意味合いは、まったく浪費されている。盲点になっている理由は、建築家の注意の90%が都市計画とそれに関連した事項に向けられるからだ。」
「建築の観点から取り組む価値が果たしてあるだろうか? 自動化されたサーバー ファームや出荷センターや製造工場には、どんな外観がふさわしいのか? ロボットが作業する場所に窓は必要か? 使いやすさを考慮する必要があるか? テクノロジーは光速で進歩しつつある反面、建築家の創意はまったくと言っていいほど進化していない。」
全部読んでみたら「ファスト風土」と言われるような一部の地方都市の状況についても、どう思うのか聞いてみたくなりました。
メディア・アーティスト Refik Anadol さんの作品
ARで「データ・スカルプチャ」っていいコンセプト。
どうやってるのかよく解りませんが、なんかスゴいです。実物見てみたい。
被験者に特定の思い出を思い出してもらって、そのときの脳波を計測したデータからビジュアライズしているようです。
解説があるのですが、難しいことが英語で書いてあるのでよく解らないです。
日本でも展示してほしい。
くわしくはこちら
Behance >>
最終日に行きましたが会場は大混雑でした。
微妙な動きから感じる「人らしさ」をパラメータで変化させるのはおもしろいのですが(混雑していたせいもあるのですが)どこか見世物小屋っぽい感じがしました。学天則 を思い出しました。
木片をCGデータにしてAIで歩かせる学習をさせて実物の木片に歩かせる(?)作品が調整中だったのは少し残念。この作品は他の作品と少し違うようにも思えました。
「不完全ながら人っぽいもの」を見て楽しむ感覚について考えさせられるものがありました。
こういう感覚がUIとかに示唆を与えるのかな。
それから、初めて行ったけど東大のキャンパスっていいところ。
ドイツ老舗のBECK’Sの缶ビール。
フォーマルなイメージのシルエットにカジュアルなイメージのプルタブが不釣り合いでカッコイイです。
お酒のマーケティングでは、どこで誰と飲むお酒なのかを明確にすることが大切だtと聞いたことがあります。
お店で飲むのか、自宅で飲むのか、パーティで飲むのか、友人と飲むのか、一人で飲むのか、同僚と飲むのか・・・。
缶のデザインを変えてビールの立ち位置を変えようというのはいいアイデアかも。
元記事はこちら
革命的進化!?フルートグラス型のビール缶「LeBECK’S: the legendary beer-can from Beck’s」 >>
機密管理についての啓蒙ポスターですが、おもしろいです。
「セキュリティに休日はない」
「セキュリティはみんなの責任だ」
「あなたの捨てたゴミも、だれかの宝になる」
などなど、機密漏洩の防止を執拗に徹底的に呼びかけてます。
でも、どこかユーモアがある感じ。
グラフィックもその時代らしい味わいです。
「signed, sealed, secured.」ってコピーもありましたが、当時のスティービー・ワンダーの曲からとってるのかな。
PDFファイルはこちら(重い)
National Security Agency (NSA) security/motivational posters from the 1950s and 1960s >>
元記事はこちら
The NSA’s newly declassified propaganda posters are wild >>
会場にほとんどお客がいませんでした。
会場の入り口付近に上のインタビュー動画の日本語字幕付きが展示されていました。
このインタビューのなかでヴィム・クロウェルは、 グラフィックデザインの役割は視覚的な「規律」をもたらすことで、それは人々の生活に役立つことであり、贅沢ではなく必要なことだ・・・・といったようなことを語ってました。この考え方は、現代の企業サイトやウェブコンテンツをデザインをする人たちによく当てはまるでしょう。
彼が共同創業したトータルデザインが60年代〜70年代に取り組んだことは、21世紀のいまでも重要性は減じていないと思っています。
展示はとても見応えあって楽しかったですが、ヴィム・クロウェルの業績を「グリッド」でまとめるのは、ちょっとどうかな・・・という気もしました。
「One Ogilvy」ということで、社名も短くシンプルになったようです。
ロゴはクラシックな感じで好印象。
gi、il、vy のリガチャは「結びつける」ということのメタファーになってるようです。
広告の父と呼ばれる創業者のデイヴィッド・オグルヴィについて >>
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ポーランドとドイツのアーティスト、カリーナ・スミグラ・ボビンスキーさんの『ADA』という作品。
心地よさそうです。
居合わせた人たちの体験をともなう作品だけど、まったくのアナログで成り立ってるのがいいです。
色がないのも好み。
日本でも展示すればいいのに。
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