タイポグラフィとこのアニメーションがいい。
見に行けばよかったかも。ちょっと残念。

とても会期の短い展示だったようです。

君と免疫。展 >>

まったく意味が違うけど、ICC OpenSpace 2017 に展示されてたこちらの作品を思い出しました。

The Latent Future (2017) – Nao Tokui / 徳井直生 >>

2018年2月28日 映像・映画

アメリカでもっとも有名なUX調査会社ニールセン・ノーマン・グループのUXスペシャリスト、ケイティ・シャーウィンさんのアドバイス。

1. Budget(予算)
金がないならデザイントレンドを追うよりも、もっと有効なことにお金を使うほうがいい。
トレンドに沿ったデザインは「いびつ」なものなので、6年後や8年後にはカッコわるくなる。
ということのようです。
どんなUXデザイントレンドもせいぜい5年くらいが寿命のような気もします。デバイスも変わるし。

2. Brand(ブランド)
あなたのブランドは最新のトレンドで革新的なイメージを訴える必要があるか。
銀行とか病院などでは、革新性よりも信頼性が重要になる、ということのようです。
デザイントレンドを追うのが自分たちのブランドにとって相応しいかどうか。

3. Behavior(振る舞い)
そのデザイントレンドはユーザーにとって有益な振る舞いをもたらすか。
タップするボタンが大きくなるデザイントレンドはユーザーにとって有益かも、一方、テキストのコントラストが低くなるデザイントレンドは読みにくくなるだろう、ということのようです。
また、この振る舞いの効果が見極められるまではそのデザイントレンドを取り入れなくていいと言ってるようです。

ニールセン・ノーマン・グループはヤコブ・ニールセンとドナルド・ノーマンが設立した会社なので、デザイントレンドを追うよりもユーザー調査に金を使うか、私たちの本を読めということになるのかも。でも、デザイントレンドを取り入れる判断基準としては正しい気がします。

2018年2月25日 UX / UI

HowPaulRandPresentsTrade-MarkDesign

という雑誌記事が1971年の Graphis magazine誌に掲載されたそうです。
その記事の一部がPDFでフリーで閲覧できるそうです。

PDFファイルはこちら
How Paul Rand Presents Trademark Designs to Clients | Rationale >>

記事を書いた Stanley Mason さんの文章も良さそうです。
ポール・ランドは派手なプレゼンテーションを嫌っていて、ロゴデザイン自体に確信を持ってもらうように努めていたようです。ロゴデザインを提案するにあたり、そのデザインを紹介するためのブックレットを制作したりしていたようです。

元記事はこちら
How Paul Rand presented logos to clients | Logo Desing Love >>

【関連記事】
ポール・ランドのインタビューの言葉を紹介するアニメーション >>

IBMiXのロゴとポール・ランドのロゴ哲学 >>

すでに結果を知っているからこそ、サスペンスの構図ができていておもしろいです。
ドライバーに焦点を当てた当初の企画から逸脱していくストーリーがことの重大さを物語ってる感じ。

失敗する大規模プロジェクトに組織や個人がどのように向き合うのか。
テレビ番組のお約束なサクセスストーリーなんかよりずっと学ぶことが多いかも。

物事を複雑にして、対応が難しくなって、時間がなくなる・・・
どんなプロジェクトにもよくある失敗例かも。

全4話。 Amazon Prime でどうぞ。

【関連記事】
テクノロジー企業としてのマクラーレンのブランディング >>

Miyasaka Neonです。今日は「声帯模写」について描いてみたいと思います。私が生まれるかなり前から声帯模写で有名な江戸家猫八さんという方がいたようです。

江戸家猫八さんとは、動物の鳴きまねを声帯模写する物真似師の名称で、2代目を除いて初代の直系で芸が受け継がれているとのことです。[1*]
初代は慶應4年~昭和7年までご健在だったそう。[2*]

現代でも声を扱った音楽家はいるようです。私が知る限りではハチスノイトさんが気になり、六本木のライブに行きました。声がとても美しく、また種類が多い事を記憶しています。

声や音は不思議です。目をつむると風景や風景画を見ているような気がします。よく言われる、貝殻に耳を傾けると海の音がするという名説も、実際のところは海の音ではなく、自分の血流や、蝸牛の中の液体の音という説があるようですが、
最初に貝を耳に当てた人が、実際に波の音に包まれるような感覚に陥ったのでしょうか。

視えてくるような音楽を作る音楽家がいるのであれば、
聞こえてくるような絵画を創造する画家がいてもおかしくない中、
どちらも共感覚があるのではないかと睨むところです。

[参考情報]
[1]江戸家猫八 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%AE%B6%E7%8C%AB%E5%85%AB
[2]江戸家猫八(初代)wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%AE%B6%E7%8C%AB%E5%85%AB_(%E5%88%9D%E4%BB%A3)

2018年2月16日 アート

中国のアーティスト Cao Shu さんの作品。
絵画スタイルの正しい解釈なのかどうかわかりませんが、よくこんなに描き分けられるものです。

どうして絵画はこれほど多様なのか・・・と考えるのも、またおもしろいところ。

元記事はこちら
One Minute Art History: A Hand-Drawn Animation in Myriad Historical Art Styles >>

2018年2月15日 アート

デジタルな現代に求められる要件に合わせて、細部を徹底的に見直した感じです。
マーク、フォント、カラーも細かく見直しているようです。
オトル・アイヒャー の名作に手を入れるのですから、たいへんな仕事。

鶴のマークは100周年なんですね。知りませんでした。

ブランド資産をちゃんと引き継いで、現代のために必要なことを施したという感じ。
とても美しいですが、全体的にやや痩せた感じがするのは少し残念。

くわしくはこちら
New Logo, Identity, and Livery for Lufthansa done In-house with Martin et Karczinski >>

001_lufthansa_logo

002_lufthansa_logo

003_lufthansa_logo

004_lufthansa_logo

手掛けたのは、ミュンヘンの Martin et Karczinski という会社とルフトハンザ航空の社内デザイナーだそうです。
Martin et Karczinski >>

私たちが日々撮り溜めている画像は、忘れられて消えて行くだけのデータなのかも。
ちょっと90年代的な感じもするけど、デジタルデータのありかたとその価値についてあらためて考えさせられる作品。
映画のブレードランナー2049でも「失われた記録」というテーマがあり、そこには生死とか自我とか転生とかのテーマがあったのを思い出します。

“私たちはデジタルオブジェクトが消え去るのを望んでいませんでした。
それらを保存したい場合は、今日作成したデジタルオブジェクトを今後もレンダリングできるようにする必要があります。” ヴィントサーフ 元Googleの副社長

気になるのは、どうゆう仕組みでセルフィー画像が黒い粒で表示されて、そのあと黒い粒がこぼれ落ちるようになってるのか・・・もしかして、画像の表示はディスプレイで、黒い粒はただ排出されてるだけかな? そうではなさそう。

ワルシャワ国立民族学博物館 で展示されたそうです。

制作したのは『Pangenerator』
http://www.pangenerator.com

ほかの作品もすばらしいです。

元記事はこちら
Watch These Selfies Decay While Pondering Your Mortality

さすが豪華です。お祭り騒ぎのバカバカしさでいっぱい。
なんといってもTideのCMがいいです。

alexaのようなデバイスはアメリカ人の生活に浸透してるようです。
日本でもすぐにそうなるのかも。