この『マジック ベンチ』の最大のポイントは複数人数が同時に体験するARだということ。
なるほど、それはいままでなかったかも。
かなり奥行きを正しく認識してる感じです。CGキャラの上にかざした手の影がキャラにかかってるみたい。
そのままCGキャラの背景に手が回る。
ベンチにはCGキャラの動きに合わせて振動するアクチュエイターも付いてるようです。
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Magic Bench >>
どこかのホテルでの展示会ではじめてFlashのデモを見たとき、当時すでにあったDirectorと何が違うのか理解できませんでした。
Flashの大流行はウェブにエンターテイメント要素を持ち込んでくれました。いまでも思い出せるくらい楽しいコンテンツもあります。
ただし(自戒を込めて)Flashでの制作は継ぎはぎだらけのヒドいコードやスクリプトになる場合がありました。
Flashが悪く言われるようになった原因には、制作者の技術不足やいい加減さもあったように思います。
Flashはいろいろな点で歪んだものだった気がしますが、それゆえに無理や無茶をやる余地があり創造的な試行錯誤ができました。その状況はいまのウェブよりも自由で創造性があったのかも。
くわしくは…
アドビの「Flash」、今度こそ本当に終了──おかげでウェブはもっと安全で軽くなる | WIRED
MK12とかは好きでした。
http://mk12.com/MKXII/work/
1. AI(機械学習)がなんでも解決すると期待してはいけない。
AIについては、いまのところ誇大広告も多いそうです。
必要とされていないことにAIを利用するのは、ほとんど存在しない問題に対処するための非常に強力なシステムを構築することなります。
まずはニーズがあるかを判断すること。
通常のプロジェクトと同様に調査して、ニーズを掴んで、問題を特定して、その解決方法を考える・・・といったプロセスは必要なようです。
2. AI(機械学習)が役に立つのかを評価する。
ニーズがあると判断した場合でも、そこに機械学習のソリューションが必要ない場合もある。
(どういった課題が機械学習で解決すべきで、どのくらいユーザーの役に立つのかを調べるエクセサイズの説明がありますが、「混同行列」とか難しくて解りませんでした。)
どうやら、改善を重ねながら予測と実際の差異を縮めてゆくようなプロジェクトがAIに向いてるようです。
他にも、プロトタイピング、精度と間違い、ユーザーのメンタルモデル、進化、などについて7つの項目で説明されてます。難しくて理解しきれないですが、ボンヤリとわかった気がしてきます。
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Human-Centered Machine Learning
Googleのプロジェクト People + AI Research Initiative (PAIR) では人とAIの関わり方についての研究に取り組むと発表がありました。
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https://www.blog.google/topics/machine-learning/pair-people-ai-research-initiative/
おもしろい記事。
2015年の記事のようなので今とは少し違う感じもするけど、ビジュアルデザインがトレンドに引っ張られすぎてコモディティ化してるのは、そのとおりと感じています。
古い話をしても仕方ないですが、90年代〜00年代は無茶なビジュアルデザインのコンテンツはたくさんあって、デジタルデザインの進化はそういうところを土壌にしていたように思います。
UIにおいてビジュアルデザインの重要度は低下し続けてる・・・という恐怖感もあります。ユーザー・ファーストで考えるなら、お馴染みのデザイントレンドに、邪魔にならない程度の新鮮味を加える程度が最適解への最短ルートになるでしょう。そこでビジュアルデザインがおもしろい必要はないのかも。
これからAIが利用されるようになったら、なおさらかも。
一方で、夥しい数の似たようなウェブサイトやウェブサービスがある現状で、ビジュアルでアイデンティティを示せなければサイトもウェブサービスも生き残れない気もします。
ビジュアルデザインはUIよりもコンテンツの一部としての役割を持ち得るかも。
いろいろ思うことがありすぎて、うまくまとめられないです。
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【翻訳】ビジュアルデザインはつまらなくなってしまったのか?
元記事 >>
Has visual design fallen flat?
関連記事 >>
情報と適切な関係を持つ心の在り方はこれからの子供の教えておくべき大切なことかも。
しかも、こういうことはウェブコンテンツでこそ取り組むべきことかも。
こういうコンテンツをネット巨人のGoogleが作るのはどうかとも思うけど・・・いいコンテンツ。
ゲームの設問のなかで、gmailアドレスは信用できないってことになってるのも正直。
これにあわせて、インターネットの何が素晴らしいのかもちゃんと教えてあげてほしいです。
Googleの取り組み
『BeInternetAwesome:Helping kids be safe, confident explorers of the online world.』>>
簡潔にして明瞭です。しかも現代的。
デザイナーとアーティストは同じものと見なす一般的な誤解に対しての反論です。
「デザインとは、現状から望ましい状態へと移行するためのプロセスです。これはアートとは何の関係もないことです。」
アートの力は神秘的で推し量ることはできないが、デザインの価値はクライアントの目標で測ることができるとも話しています。
講演のなかでミルトン・グレイサーが、ウェブサイトを創造的なプロジェクトとして取り上げているのは嬉しいことです。
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Graphic Design Icon Milton Glaser Cleverly Explains Why ‘Design Is Not Art’
ワールドワイドな大手広告会社の8万人の従業員の創造性を引き出すAIアシスタント・ツール。
AIと機械学習を利用して、国境を越えて才能を活かすプラットフォーム・・・。
だそうですが・・・・なんだかよくわかりません。
そういうツールがあったら便利でしょうし、実際にできそうな感じもします。でも、AIと機械学習だったら導入直後はカオスなことになるのかも。
どうかわかりませんが、ネタっぽい感じもしてます。
ピュブリシスってこういう自社PRをやる会社だし。
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フランスの広告会社ピュブリシスのCEOが来年のビジョンを語るような退屈な映像こそスキップされるべき
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ピュブリシスの壮大なAIプロジェクトに当惑する広告業界:「マルセル」とは何か?
どれも日本語訳はなさそうですが、おもしろそう。
この夏の課題図書という感じでしょうか。
それぞれの本の内容よりも、どれも、データ、アルゴリズム、UX/UI とそのテクノロジーについての本だということに驚きます。これからのデザイナーの仕事の中核はこういうことになっていくということかも。
『数学の破壊兵器:どのように大きなデータが不平等を高め、民主化を脅かすか』
mass と math の語呂合わせのようです。
ブラックボックスになってるアルゴリズムが社会の不平等を広げていると指摘してるそうです。
『新しい都市の危機:都市が不平等を高め、分離を深め、中流階級が失敗する方法』
「創造階級(クリエイティブ・クラス)」という人たちによる都市計画に疑問を呈する内容のようです。
『Whiplash(鞭打ち):速い未来に生き残る方法』
MITメディアラボの伊藤穰一の著作。テクノロジーとテクノロジーが拓く未来の社会像のお話のようです。
『Play Anything:制限の楽しさ、退屈の使い途、そしてゲームの秘密』
ゲームデザイナーのイアン・ボゴストさんの本。
ゲーミフィケーションのことではなく、UX/UIの観点に役立つような内容のようです。
『データとゴリアテ:あなたのデータを収集しあなたの世界をコントロールする隠された戦い』
著者はプライバシーとセキュリティの専門家。
デザイナーの仕事がディストピアな監視社会の片棒を担ぐようなこともあるのかも。
紹介を読んだだけで、こういうことに理解を深める必要がある気がしてきました。勉強しないと。
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『Want To Understand The Future Of Design? Read These Books』
https://www.fastcodesign.com/90124464/want-to-understand-the-future-of-design-read-these-books
このショートフィルムはキュートな大作だけど、ここ数年の映像制作って軽く早くなってる感じ。
そういうのが良い方向に向かってほしい。
かっこいいプロモーション映像。
ハイテクで快適でスポーツな感じ。
ヨーロッパで展開されたキャンペーンで、カンヌ広告賞を受賞したそうです。
手掛けたのは、デザイン&モーション スタジオの ManvsMachine
http://mvsm.com
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