コンピューティングはこれまで10〜15年周期で時代が変わって来たそうです。
これまでの時代を、パソコン時代、インターネット時代、モバイル時代として、それぞれの時代には、創成期と発展期があるそうです。
現在はモバイル時代の発展期であり、次の時代の創成期を迎えようとしています。
下の記事はこれからの10〜15年の未来の展望だそうです。
ハードウェアは小さくて、安価で、ネットワークに常時接続になる。
ハードウェアはでいくつものセンサーを備えて、高性能なものになるそうです。
AI(人工知能)がソフトウェアを飛躍的に洗練されたものしていくベースになる。
しかも、AIはオープンソースになって、プログラマに多大な恩恵をもたらしそうです。
それらがもたらす新しいコンピューティングのプラットフォームは、自動車、ドローン、IoT、ウェアラブル、VR、ARになるようです。
おもしろい記事です。
それぞれの時代を少しでも知っていると、余計に楽しめます。
個人的には、現在のスマホに代表されるモバイル時代は、それまでの時代が持っていた「オープン性」を失いつつあるように感じます。インターネット時代の全世界的で急速は発展はこの「オープン性」によってもたらされたと思っています。ですが、スマホは、デバイスとして閉鎖的に思えます。
この閉鎖性ゆえに、今後のコンピューティングは成長が鈍化していくように思っています。
スマホは、これまでのコンピューティングとは違う成長を続けているのかもしれません。
これからの未来は、これまでのコンピューティングの延長線上ではなく、複数の方向に伸びてゆくかも。
それほど未来な感じがしないですが、ちょっとおもしろそうです。
「曲げる」と「ページをめくる」が親和性が高いのは解るけど、もっとちがうことができそうな気もします。
そろそろ、「スクリーンを指でなぞる」以外のインターフェイスが出て来てもいい頃かも。
ある画像を「コンテンツ」として、別のある画像「スタイル」として新たな画像を生成するアルゴリズム。
写真アプリなどはこういったアルゴリズムが利用されてるんでしょうか。
興味深いですが、難しくて、解説を読んでもあまり理解できませんでした(苦笑)
絵画とかビジュアル作品としては、何かが大きく抜け落ちてるような気もします。
その抜け落ちてる部分は、このアルゴリズムの使い方によって埋められるか、もしかしたら、その抜け落ちてる部分もアルゴリズムで生成されるときが来るのかも。
クルマのインテリアやエクステリアで見かける金属製のロゴのバッヂ、“クローム・レター”というそうです。
クローム・レターには独特の魅力的な世界があります。
フランスのタイプ・ファウンダリー『Production Type』 がデザインした、ルノーのクローム・レターのための書体。
ルノーのすべての車種に共通で使われるようです。個人的には、クローム・レターは画一的にせず、それぞれ個性的であるべきと思いますが。
クローム・レターには、普通の書体デザインとは違った配慮があるようです。
美しく映り込むこと。
最小限の接着剤で固定できるように、書体のウェイトを考慮すること。
事故が起きたときに危なくないこと。
ルノーのタイプフェイスといえば、リニューアルする前のコーポレート書体のこちらが好みです。
これまでもツイート解析をビジュアル化して表現する作品は見たことありますが、これはそれらとは違って、最近マーケティングで注目されてる『自然言語理解』という分野のアプローチのようです。
手掛けてるのは、イタリアのデジタル・アート・スタジオ fuse 。
5000以上の語彙のデータベースを活用して、1秒間に30のツイートからそこに込められた感情を読み取って、解析して、悲しみ、喜び、怒り、恐れ、などをビジュアル化するそうです。(むずかしそう)
そのときのトレンドワード、トピック、ハッシュタグなどの解析結果が屋外のインスタレーションとして展示されるようです。
実物見てみたいです。
日本でも展示してほしいです。
わかりやすいインフォグラフィック。
うまいです。
それぞれの意味を深く理解するなら、キーワードをGoogleで調べるといいかもです。
クルマのパーキングアシストのようにもとの位置へ収まる、お行儀のいいオフィスチェア。
自動車メーカーが原点であるものづくりのイメージを取り戻すプロモーションでしょうか。
ちょっとだけ「会議室で考えたアイデア」って感じもしますが(笑)、おもしろいです。
IoTの時代ということで、こういう実在する“モノ”や“出来事”があるプロモーションは流行りそうな気がします。
ネットを通して、ユーザーが共有できる“体験”を提供できたら、いいプロモーションになるかも。
かつてのグラフィックデザイナーがウェブデザイナーになってこれからはUXデザイナーに・・・というように時代によってデザインに求められる能力とその仕事は変わっていくようです。
デザイナーを取り巻く環境とデザイナーに求めらる要件が変わっていくことに正しく対応できれば、デザインの進歩や進化を促進し、デザインの領域を拡張していくことになるでしょう。
ただし、学校で4年間かけて学んだことを、仕事として5年間続けることさえ困難な時代なのかもしれません。
以下は、近い将来こういうデザイナーが登場して、こういう能力を発揮するようになる・・・という予想だそうです。
■拡張現実デザイナー
VR技術のデザイナーで、エンターテインメント、教育、医療などの現場で最適な臨場感と体験を提供するようです。
■アバタープログラマー
有名人をデジタルで表現するデザイナーのようです。
映像、ゲームなどに提供されて、AIとも連携して相応しいキャラクターをデザインするようです。
■チーフ・デザイン・オフィサー
ビジネス戦略上のデザイン全般の最適化をする仕事だそうです。
最終的なアウトプットのデザインではなく、全体に関わる根幹的なデザイン。
■チーフ・ドローン・エクスペリエンス・デザイナー
Amazonのドローン宅配のような自動化されるサービスのUXをデザインするようです。
■指揮者
個々のモノやサービスがもたらす複雑さからユーザーに望まれる最適な選択を提供できるようなデザインのようです。
そのために、オーケストラの指揮者のように個々の楽器の演奏者をひとつにまとめて創造的な仕事をするような能力が大切になるそうです。
■サイバネティック・ディレクター
アートディレクターと連携して、パーソナライズされたメディアサービスにおけるブランドイメージの構築を担うようです。プログラミングされたビジュアルデザインを展開・運用するイメージのようですが・・・難しくてよくわからないです・・・。
■コンシェルジュサービス・ディレクター
小売業において、ビッグデータを活用して富裕層顧客向けのサービスをデザインするようです。
(これは、デザインと呼べるのかな?)
■モノのインタラクションデザイナー
スクリーンでなく、生活空間のなかに実在するものでインタラクションを実現するデザイン。
(これは興味深いデザインの分野になりそう。)
ほかにもたくさん紹介されてます。
くわしくはこちら
どうやら、未来のデザイナーは、ユーザーに愛される具体的なものを作るために細部までゆきとどいたデザインをするのではなく、ユーザーに最適なUXを提供するために概念や状況をプログラム的にデザインしていくことになるようです。
そのデザイナーたちは創造的にテクノロジーに精通して、ビジネス全体を統合的に判断できるジェネラリストであり、多様な相手とうまくコラボレーションできるようです。
ちょっと望み過ぎな感じもしますが、どうなんでしょう?
ずっと昔に文化庁メディア芸術祭を見たときにガッカリだった記憶があって、それ以来ずっと行ってなかったけど久しぶりに行ったら、とても盛況。
入場者は若い人が多めだけど、年代の幅は広かった。
アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガ というカテゴリーがあるように、入場者を楽しませるための作品が多かった。
昔に比べて展示されてる作品の完成度は高くなっていて、エンターテイメントになってた。
ただし、作品の根幹にあるアイデアは昔とあまり変わっていない気もした。
デジタルツールの発達でできるようになったことが上手に展示されてるけど、デジタルツールの発達でメディアや社会がどう変わって、ひとの認知がどう変わったのかとかなどは・・・まぁ、いいか。
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