1.デザインのクオリティ
これがすべてのベースだけど、必要な要素のひとつに過ぎない。
クライアントがデザインだけでそのデザイナーを判断できるほどデザインの見識を持ち合わせないのは無理もないこと。
2.サービス・クオリティ
仕事のやり取りを含めたクオリティのこと。
クライアントにとって「UXの悪いデザイナー」というのは、たしかに良くはないかも(笑)
3.経験年数(?)
(これについては、よくわからなかったのですが・・・)
プロジェクトを失敗させないために、経験豊かな安定したデザイナーを選択するということのようです。
4.ブランド
セルフブランディングで、自身を際立たせることができてるかってことのようです。
やりすぎるデザイナーもいる気がしますが(笑)
5.人づきあい
クライアントも人間なのだから、ちゃんと人間関係を築くことができるかってことのようです。
これはたしかに大切なこと。(デザイナーというより人として)
プロのデザイナーの仕事は、全人格的な仕事のようです。
たしかに・・・素早くソフトを使いこなせるからって、それでプロのデザイナーとはいえないでしょう。
こちらのサイトに他にもいろいろ紹介されてます。
英語のニュアンスがよく理解できないから、わからない箇所も多いです。
http://thenuschool.com
こちらの記事で以前も紹介しましたが、一発撮りのロックなライブ感と最後の開放感がいいです。
全編ドローンでの撮影とか、なるほど。
HondaのUNI-CUBが、よく似合ってます(笑)
21世紀のMade in Japanといった感じ。
プロモーションとしてもいいですね。
1970年頃からの旧国鉄のキャンペーンの展示。
僕自身はこの当時を知る世代ではありませんが、当時のマスメディアの急速な広がりと合わせて想像すると、とても先鋭的な広告キャンペーンだったことが窺えます。
鈴木八朗のアートディレクションによるポスターが見たくて行きましたが、展示全体がおもしろかったです。
この巨大な仕事を個性豊かなメンバーが手掛けているであろう様子も圧巻でした。また、写真や印刷がなんともいい味です。
anan誌とのコラボ(当時はこんな言葉はなかったでしょう)とか、スタンプラリーといった波及効果の組み立て方なども興味深いものがありました。
当時の制作者の方々は、メディアとそのメディアで実施される表現についてとても自覚的であったようです。
その姿勢がアートと広告の境目を超えてみせたように思えます。
「アートと広告表現は違う」ということはよく言われることですが、この展示を見ると「アートと広告の境目はどこか」ということではなく「どうしたらアートと広告表現の境目を超えたことになるか」と考えるほうがクリエイティブなことだと思えてきました。
鈴木八朗のアートディレクションによるポスターや新聞広告は、情感豊かでおおらかで細やかで、素晴らしかったです。
ご参考
http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=525
ジョナサン・アイヴがインタビューで、デザインの盗用についての質問に答えてます。
「中国Xiaomiが“中国のApple”と呼ばれるのは、同社の製品がAppleの製品に似ているからですが、こうした比較をどう思いますか? また、こうしたまねは偉大なデザインへの賞賛だと感じますか?」
「これは特定の会社についてではなく一般的な話だが(笑)。例えばスマートフォンを初めて開発するとき、7~8年は開発に費やすが、それがすぐにコピーされてしまう。そんなとき、“これは賞賛だ”とは感じない。これは窃盗だし、怠慢だと思う。」
「盗用」についての答えよりも、開発に7〜8年かけていることに驚きました。
日本の家電メーカーでも、こういった種類の製品の開発に同程度の期間をかけてるんでしょうか?
「デザインには時間がかかる」ということは、大切にすべきことのようです。
短い時間で仕上げるのがデザイナーのスキルだという風潮が、デザインを取り巻く環境を悪くして、製品やサービスの競争力を削いで、さらに、上記のような「窃盗」を容認させているのかも。
(デザイナーの時間の使い方も問題かもしれないし、デザインの分野に限らない問題かもですが。)
Mayaのプラグインらしいです。
一度転倒したら二度と起き上がらないのは、そういうパラメーターでもあるんでしょうか(笑)
ずっと昔にのMayaに少しだけ触れた者としては、本当に驚きです。
ソフトもハードも、当時とはまるで比べものにならないんですねー。
まだティーザーで、これから本編が公開されるようです。
Audi RS7 piloted driving car(パイロッテド・ドライビング・カー)という自動運転車だそうです。
技術の高さを示す、とてもアグレッシブな例だと思います。
どんな反響があるのか興味あるところです。
くわしい説明はこちら
http://www.sankeibiz.jp/business/news/141015/prl1410150930002-n1.htm
極秘の凄腕チームという感じ(笑)
マーク・ニューソンの姿も見られます。
それにしても、少人数で永く変わらないメンバーであることに驚かされます。
デザインは企業にとって最重要であり、利益の源泉であることは、アップルが(輝かしい成功と、多くの失敗作で・・・)証明してくれました。そのコアがこの22人だということでしょう。
以前、ジョニー・アイヴがインタビューで、自分たちチームはすでに長い年月を変わらないメンバーで仕事をしてきたので、お互いの「クリエイター・エゴ」のようなものはすっかり消えている・・・と言っていたのを思い出しました。
そのときの流行のデザインや、有名デザイナーに大金を使って、人を育てることができない企業には、自社ブランドになり得る “自社のデザイン” を育てることもできないのかも。
くわしくはこちら
http://maclalala2.wordpress.com/2014/10/12/姿を見せたアップルの新しいインダストリアルデ/
ここまでやるのは、スゴいかも。
個人的にはバナー広告は邪魔なノイズだと思ってますが、無駄にリッチに、このくらいやればお見事です(笑)
トルコの広告だそうです。
お馴染みのフレーズ、
“Have a br・・・,
have a ・・・・・・.”
ロンドンでの広告のようです。
説明不要のうまさ。
とても読みやすい本だった。もっと早く読むべきだった。
冷静な視点と良い観察から、丁寧に説明されていて、この本自体が “理解しやすく” 書かれてた。
ちょっと違うかもしれないけど、読みながら思い浮かんだエピソードは・・・
どこかの修道院で、トイレの水洗レバーは足で操作されていていたので、いつも汚れて不潔だった。
ある修道女がトイレを掃除して、そのレバーに自作のレース編みのカバーをつけた事で、皆が足ではなく手で操作するようになって清潔になった・・・という話。
これが本当の話かどうかはともかく、アフォーダンスについて、なんとなく理解できたこととして・・・どうやら、アフォーダンスは制約を働かせるために活用すべきで、それも、善意をもって、ユーザー自身がポジティブな良い方向に導かれるようにデザインに取り入れるのが良さそう・・・ということでした。
はじめて知ったけど、原題はデザインとかじゃないんですねー。
この本が「ユーザー中心主義」「UI/UXデザイン」「ノン・デザイナーズ・デザイン」とかの起点のひとつになったように思うのですが、あらためて、ここから極端な方向に教条的になるのは間違ってる気がした。
この本が曲解されて「ユーザーに媚びるデザイン」が氾濫するのは “認識されにくい” かもしれないけど、かなり大きな問題かも。
あとやっぱり、デザインの「美しさ」の側面ついて、最後までステレオタイプでやや俗っぽい記述になってしまうのは、どうかとも思った。
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